Pink and Say
by Patricia Polacco
紹介者 Roadrunner さん
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The Rag and Bone Shop
by Robert Cormier
紹介者 Roadrunner さん
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アメリカ南北戦争では多くの少年が兵士として戦地に送り出されたのですが、15歳の白人の北軍兵セイもそんな一人。ある日セイは戦場で負傷し、草原に横たわりながらあとは死ぬのを待つだけのように見えました。そこへ通りかかったのが自分の北軍部隊から迷子になった黒人の少年兵ピンク。ピンクはセイを自分の家へ連れて行き、セイはピンクの母親モー・モー・ベイに介抱してもらいます。ピンクは文字が読めるという特技をセイに披露し、一方セイは「自分にも誇れる事がある」と、リンカンと握手した手を差し出します。やがてセイは少しずつ回復しますが彼は恐ろしい戦場には戻りたくありません。しかし、奴隷制度をsicknessと呼ぶピンクは“It’s my fight. … This war has to be won or this sickness that has taken this land will never stop.”と自由を勝ち取る使命に燃えます。ピンクには言えない秘密があるセイはそれをモー・モー・ベイに打ち明け「死にたくない」と泣くと、モー・モー・ベイはしっかり抱きしめてくれます。ところがその翌日、3人は敵軍に見つかってしまいます・・・。
セイは著者パトリシア・ポラコの先祖であり、これは代々語り継がれてきた実話を本にしたものです。シンプルなストーリーではありますが、奴隷制度、愛と勇気、戦争の悲劇などについて子供にも大人にもパワフルなメッセージを届ける本です。挿絵も、素朴でありながら心を打ち、涙をさそいます。

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| 2000年に亡くなったコーミアの最後の作品(遺作)で、去年出版されたものです。主人公のジェイスンは大人しい12歳の少年。夏休みが始まったばかりのある日、近所に住む7歳の少女アリシアの死体が見つかり、アリシアが行方不明になる少し前まで彼女と遊んでいたジェイスンは殺人容疑者として警察署に連れてこられます。対するはどんな容疑者でも必ず白状させる実績を持つ凄腕の尋問者トレントです。
この小説の中心をなすのは尋問シーンにおける緊張感溢れるマインド・ゲームです。ベテラン尋問者のトレントが容赦なく仕掛けてくる心理作戦や、トレントとジェイスンがお互いの微妙な目つきや声色の変化を観察しあって次々と考えをめぐらす様子などが無駄の無い文章で鮮明に描かれています。また、トレントと話すうちに一体何が現実なのか混乱してくるジェイスンの精神状態や、自らの職業が自分という人間や対人関係に及ぼしてきた影響について疑問を抱くトレントの心の内なども刻々と伝わってきます。
コーミアらしく、人間の邪悪な面(特に大人の世界の醜い部分)とそれに伴うイノセンスの喪失が浮き彫りにされた本です。暗く虚しいストーリーですので、どなたにでもお薦めできるわけではありません。ゾッとするエンディングもいかにもコーミアらしいです。この結末には賛否両論あることでしょうが、どちらにしても読者を深く考えさせる本であり、読後も登場人物の事がしばらく頭を離れないと思います。欲を言えば最後の方で少し急ぎすぎた感があったのでその辺をもうちょっと丁寧に書いて欲しかった気もしますが、ページ数やヤングアダルト対象という事を考慮すれば非常に読み応えのある、濃い内容のストーリーでした。(本の表紙には12歳以上向きと書いてあり、Amazon.comでは9〜12才向きとなっていますが、このインテンスな内容からすると10代後半から大人が適当だと思われます。)
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Holes
by Louis Sachar
紹介者 Sachi さん
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Roswell High
by Melinda Metz
紹介者 Sachi さん
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前回投稿し損ねてしまったので、早速この本をご紹介したいと思います。この本は、まさしくわたしの「洋書を読むきっかけになった本」です。
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左から読んでも右から読んでも「Stanley Yelnats」。これはYelnats家に代々受け継がれてきた名前だ。ついでに悪運というおまけまでついてくる。この物語は、4代目のStanley少年が主人公である。
当然彼も、no-good-dirty-rotten-pig-stealing great-great-grandfatherのおかげで、先天的な悪運に悩まされていた。なぜか、有名な野球選手のスニーカーを盗んだ罪でCamp Green Lakeへ入れられることになったのだ。キャンプでは、直径5フィート、深さ5フィートの穴を毎日毎日掘らなければならない。人格形成に役立つというのだが、どうやらWardenには他に目的があるらしい。ある事件をきっかけに、なんとかキャンプから脱走したStanleyは、真実を求めBig Thumbを目指す。
この作品は、ニューベリー賞など数多くの賞を受賞し,たくさんの人に読まれてきた児童文学である。そして、わたしが初めてしっかり読めたペーパーバックという、記念すべき本にもなった。英語は比較的平易で、内容も奥が深くて先が気になる絶妙な構成なので、PB初心者にはだんぜんお勧め。主人公Stanleyが章を追うごとにみるみる成長していく様子が楽しみで、どんな結末を迎えるのかハラハラしながら読んでいるうち、いつのまにか読了してしまった。この本は、ひとくせもふたくせもある「愛と友情の物語」である。
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| この本は、今わたし自身がハマって読んでいる本です。
NHKドラマ「ロズウェル 星の恋人たち」の原作で、全10巻。UFOが落ちたことで有名なロズウェル地方に住む高校生のお話です。
主人公のMaxに妹のIsabel、そして親友のMichaelの3人が、そのUFOのクラッシュで地球に降り立ったエイリアンたちです。
彼らを取り巻く人間たちとの友情と恋、そして彼らの命を狙うプロジェクトからの逃避行にハラハラドキドキさせられっぱなし。どの巻もおもしろくてあっという間に読んじゃいます。
キャラクター設定もしっかりしていて、ドラマを見ると彼らが動きしゃべっているので2度おいしい。今イチオシのヤングアダルト作品です。1冊は170ページ前後で長くありませんが、10冊あるので読み応えもばっちり。なので、初心者にも気軽に挑戦していただけると思いますし、普段から洋書を読む人たちにも充分楽しんでいただけると確信しています。まずは1巻から、いかがですか?

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Dr. Seuss の本
by Seuss
紹介者 Roadrunner さん
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Old Yeller
by Fred Gipson
紹介者 Roadrunner さん
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この作家はTheodor Seuss Geiselが本名ですが一般にはDr. Seussの名前で知られており、1991年に亡くなるまで40冊以上の児童書を書きました。「The Cat in the Hat」「Green Eggs and Ham」「Oh, the Places You'll Go!」「One Fish Two Fish Red Fish Blue Fish」「There's a Wocket in My Pocket!」「How the Grinch Stole Christmas」などが有名ですが、その他も絶品ばかり。アメリカでは幼少時代にDr. Suessを読まなかった人は居ない、と言っても過言ではないでしょう。私もマザーグースは個人的にはどうも好きになれないのですが、Dr. Seussは大好き! ナンセンスな“スース語”を含む言葉遊びが産む絶妙なリズム感と響きはもう快感でたまりません。例えば・・・
“I can't blab such blibber blubber.”
“What good to a nook is a hook cook book?”
“Schlopp! Schlopp! Beautiful Schlopp! Beautiful Schlopp with a cherry on top!”
・・・という具合です。想像力豊かで突飛なアイディアや挿絵も楽しいですし、スース哲学とも言えるようなものも見え隠れします。子供達だけに読ませておくなんて勿体ない!
Dr. Seussの著書は英語を勉強していらっしゃる方達にも大いにお薦めします。英語の語感を感じ取るのにピッタリの本だと思います。ぜひ音読してください。英語が持つリズムや韻を存分楽しめます。ビデオ化されているものも何作かあり、そちらもお薦めです。

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| 開拓時代(1860年代)のテキサスを舞台に、少年と犬の友情を描いた感動の物語です。
父親がキャトルドライブに行っている間、14歳の少年トラヴィスは母親と弟アーリスと3人で暮らしていました。そこへ迷い込んできた黄色い雑種犬。大喜びのアーリスとは反対に初めはその犬(オールド・イェラー)を嫌っていたトラヴィスですが、ある日イェラーがアーリスの命を救って以来、いたずらではあるけど勇敢で忠節なイェラーに対して愛情がわいてきます。その後、様々な体験を共にしてトラヴィスとオールド・イェラーの間の友情は日々深まっていきますが、そんなところへとんでもない事件が起こります。
これはギプソンの1956年の作品で、数々の賞を受賞し、ディズニー映画にもなった不朽の名作です。犬好きなら涙無しには読めない小説でしょう。当時のテキサスの雰囲気や開拓時代のアメリカでの過酷な生活の様子もよく伝わってきます。少年から大人の世界へと踏み出しつつあるトラヴィスが直面する様々なチャレンジもこの本の主要部となっており、coming of age小説としても良く書かれていると思います。
また、私は未読ですがWhere the Red Fern Grows(by Wilson Rawls)とShiloh (by Phyllis Reynolds Naylor)も少年と犬の間の友情を描いたストーリーのクラシックだと言われています。
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