BIGLOBE文化祭出展特別企画

洋書を読むきっかけとなった
思い出の1冊・ライブラリ

このライブラリはの特設掲示板に紹介いただいた思い出の1冊についての記事を転載保存したものです。
作品タイトルをアルファベット順に並べています。

表紙をクリックするとAmazon.comへ、Skysoftをクリックすればそちらへ行けます。



ご紹介いただいた方のお名前(アルファベット順)

AGOさん  ブルーベリーさん  Dononさん  Framboさん  ごろんちょさん  JazMysさん  加藤さん
関西人HIROKOさん  mark*さん(1)  mark*さん(2)  mika  ミニバーレルさん  宮尾 賢さん
メグミさん  中川さん  中村有希さん  ぱんださん  パンプキンフェイスさん(1)  パンプキンフェイスさん(2)
ピッパさん  ぷらむさん  りっぺさん  りょうこさん  西東さん  shuさん  smileyさん  Sweet Candyさん
Takaさん  T.Kさん  宇野百合枝さん  ヤナギハラさん  楊童さん



Donon
さん
79 Park Avenue
by Harold Robbins

はじめまして。
知り合いからこのサイトを教わり、以後時おり「Visit」していましたが、その中に思い出の一冊のページがあり、皆さんがいろいろ投稿されているのを読み、自分でも投稿したくなり、ペンならぬキーボードをたたきました。

当時(197X)私はマンハッタンに研修のため滞在していました。米語を満足に聞き取れず、毎日ホテルに帰ってから TV を付けっぱなしにして、聞き取りの訓練をしていました。その時に見たのが、TV ミニシリーズの「79 Park Avenue」です。Lesley Ann Waren が主演していました。おそらく出版後評判になり、TV化されたのでしょう。さっそく本屋で買い求め、TVが終わった後何日かかけて、TV のイメージを重ね合わせながら読み終えました。
それまでは、Harold Robbins がどう言うタイプ(そういう区分があるとして)の作家かも知らなかったのですが、この本を読んで、いっぺんに語彙が増え、その後の読書に非常に(?)役立ちました。またこのことから、ペーパーバックを読むなら、現地のベストセラーが良いことを感じました。ベストセラーは、多くの人の興味をひく内容で、読みやすいことが保証されているのですから。
バーガーキングで「ワッパ」が注文できなかったこと、歳末のマンハッタンの情景とあわせて、内容はともかく思い出の一冊です。

Amazon(US)によると、この本はもう Out of print になっています。コメントが2つあり、★★★★★ になっています。


中川
さん
Angela's Ashes
by Frank McCourt


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5年位前やさしいからと友達に薦められて初めて読んだのがSidney SheldonのBloodlineでした。思っていたよりすらすら読めて面白かったのでDanielle SteelやJohn Grishamなど次々読みました。全部で20冊くらい読んだ頃、本屋さんで見つけて表紙に引かれて読んだのがFrank McCourtのAngela's Ashesでした。いままでに読んだ50冊くらいの本の中で私にとって断然忘れられない1冊になっています。


ピッパ
さん
Born Free
by Joy Adamson

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私はお気楽の方々の様にどんどん読みすすんでいくタイプとは、少し違うように思いましたが、初めて読んだ洋書ということで、記念に書き記したいとおもいます。

読む英語を教えてくれた一冊です。 "BORN FREE"(fontana)

小学校4年の時に、アメリカ語とのしょうげき的な出会いをして以来私は、ずっとその音ばかり追い求めてきました。しかし中学、高校に入ってからも、私の求めていた音にはめぐりあうこともできず、学校英語にも興味が持てず、英語は聞くもので読むものではない、などと勝手におもいこんでいました。

その頃大変人気のあったディズニ−のテレビ番組がありました。私と同じ世代の方々は、みなご記憶にあるとおもいます。今の様にアニメ中心ではなく、普段あまり知られていない動物の生態、キツネ、オオカミ、クモやサソリまで、子ども達にわかりやすく、ドキュメンタリータッチで番組が構成されていましたので、動物好きの私は、すぐさま夢中になり、毎週家族揃ってテレビの前で興奮してみたものでした。

ある日いつもの様に本屋さんへ行ったときのこと、そこで一冊の本を発見します。表紙に見覚えのある大きなメスライオンの顔、中にはたくさんの写真も載っていました。

"BORN FREE" この物語がディズニーの作品であるかどうかは、はっきり記憶してませんが、少なくともディズ二ーの番組に出会わなければ、この本は私の目に止まらなかったと思います。そこからはじめて私の読む英語がスタートしました。


smiley
さん
The Catcher in the Rye
by J.D.Salinger

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この本は、いまだに本棚にある。銀色のペンギン・クラシックで、いま奥付を見ると1975年の版。最初のセンテンスから、lousy だの crap だのが出てきて、教科書の英語とはずいぶん違うなぁ、と思った記憶がありますな。あちこちに、マーカーがついていて懐かしい。おお、そうか、そうか、こんな単語も知らんと、一所懸命読んでたのか、エライ、エライ。(笑)


ブルーベリーさん
The Dark Is Rising
by Susan Cooper

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洋書を読むきっかけとなったサイトは、紛れも無く、こちらのサイトですが、何を読もうかという段階で頭に浮かんだのがこちらの本、『The Dark Is Rising』susan cooperでした。

小学生?頃、外国の児童書(主にファンタジー)をわくわくしながら読んでいたものですが、「はてしない物語」「ナルニア」「指輪物語」という通過点の中で、本書も私にとっては思い出の本です。当時、評論社から出版され、闇の戦いシリーズとして「光の六つの印」(「DarkIsRising」)、「みどりの妖婆」「灰色の王」「樹上の銀」を読んだ後、同じ著者の他の作品が読みたかったのですが、図書館で検索してもらっても無く、くやしい思いをした記憶があります。

洋書を読むなら、この作家の他の作品も是非読みたいなーという思いとともに、ネットで検索し、なつかしいこの本を見つけた時には感動しました。

ペーパーバックで、シリーズ5冊のボックスセットとして購入したものの、一番読みたいものは後回しにする癖で、startrekものや、RainbowSixをなんとこさ、その他、何冊かを経て、今年の夏休みにようやく読みました。洋書で読むことができて嬉しかった。

舞台はイギリス、頃はクリスマス、11歳の誕生日を控えたWillが主人公。雪の降りしきる冷たいイメージが漂っていますが、ファンタジーがお好きな方にはお薦めだと思います。同じシリーズのSimon,jane,Barneyの元気な3兄弟がメインの「OverSea,UnderStone」や「Greenwitch」も気に入っています。


西東
さん
David Copperfield
by Charles Dickens

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ま〜くさんと宇野さんの投稿を読んでみて、文芸路線?でもいいのかなと思いましたので、私も投稿してみます。

英文科とは縁遠い商業系大学に入学、英語部に入ったのですが、先輩たちの英語力に圧倒され、嫉妬し、共通一次(時代を感じます)で英語の点数が悪かった自分もちょっとは英語を読めるようになりたいと思いました。

とはいえ、何を読んだらいいのかわからず、研究社の『英文科マニュアル』とかいう本(今は絶版です)に推薦書として紹介されていたディケンズを読もうと思い立ちました。「大衆小説だから、英語の苦手な人でも大丈夫」とか、今から思えば無責任なことが書いてあったと記憶しています。

当時はネット通販などなく、むろん「お気楽」のような情報源も少なかったので、雑誌でその存在を知った、神保町の北沢書店に手紙を書いてペンギン版を注文しました。(地方の大学生からのPB一冊の注文でも丁寧に受け付けてくれたーー商売だといえばそれまでですがーー北沢書店にはちょっと思い入れがあるので、ネット通販全盛の現在ではありますが、なんとかつぶれず残って欲しいものです。)

さて、一週間ほどで届いたペンギン版の現物をみると、これはすでにこちらでも紹介されているGone with the windやMoby Dickに負けず劣らずの分厚さ、これはダメだと思いましたが、とりあえず10頁読んでみよう、ダメなら机のお守りか文鎮にしようと決心、おそるおそる読み始めたのですが、さすがは全盛期のイギリス大衆小説、難しい単語や表現は全部無視したんですが、それでもストーリーはよく分かり、最後まで読めてしまいました。本当に面白かったです。読み終えるのが惜しかったです。ストーリーの(魔)力をそのとき実感しました。(大学の英語の授業ではこの(魔)力を実感することはできませんでした。難しい知的な細切れのテキストばかりだったからでしょう。)

ただ、結局はデヴィットの立身出世物語なので、若い女性は読んでもあまり面白くないかもしれませんね。


ぱんださん
The Easter Cat
by Meindert De Jong

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洋書を読むきっかけとなった本は、小学生向けの「びりっかすの子猫」でした。もう昔のことで著者名や出版社は覚えていないのですが、一生懸命がんばっている子猫がとても可愛らしくていじらしくて、「シートン動物記」「ビアンキ動物記」を読み漁るきっかけとなったのでした。
ああ、懐かしい!小学生の頃の思い出でした。

そうそう、タイトルはまさしくそれでした。ただ、はるか昔のせいか装丁が違うような…。ごめんなさい。単語は端っこを拾いながら、楽しんでいました。リズムがあって楽しかったりしますよね。
あとはずっと読まなかったのですが、大学に入ってからは、ベン・ハーを読みました。


ミニバーレル
さん
Eight Million Ways to Die
by Lawrence Block

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英語をモノにするにはポルノが一番という説を信じて、PBのポルノグラフィを読んでいたのですが、読後の達成感がまるでなく、何か違うなぁと感じていました。そんな時、書店でやたら目につくPBを発見しました。それが、この作品のJOVE版でした。作中の凶器であるmachete(なた)が表紙にデザインされており、その刀身の銀紙部分がチカチカしていたのです。おりしも週刊文春の年間ミステリーベスト10にもランクされており、何気なく買ってしまいました。

通常300頁程度読むのに10日〜2週間かかるのですが、これは6日で読み終えました。魅力的な主人公、巧みなプロット、謎の殺人鬼、見事な結末とほぼ完璧の出来で、読後にカタルシスさえ感じました。この後、マット・スカダーシリーズを追っかけていくことになります。スカダーファンは有名人にも多く、作家の沢木耕太郎や宮部みゆきもそうだったように思います。やはり日本人はネクラなキャラクターが好みなのでしょうか。

また、ジェフ・ブリジッス主演で映画化もされていますが、原作が完全に換骨奪胎されており鑑賞に値しない出来です。


楊童
さん
Executioner
by Don Pendleton

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洋書読み始めた頃、翻訳でドン・ペンドルトンの「死刑執行人マック・ボラン」というシリーズが創元社から文庫で出てて、かなりはまっていました。

完全エンタメ志向の楊童ですから、とてつもなく下らないやつ・・・。

ベトナム帰還兵のマック・ボランは家族をマフィアに殺され、復讐に立ち上がります。全米中のマフィアを殲滅していくのですが、毎作、いったい何人殺すんだろう・・・というくらい殺伐とした物語、ある時はマフィアに潜入し、またあるときは外側から・・・、マフィアと警察、両方から追われるマック・ボランは潜入捜査官の・・・名前なんか憶えているわけもない・・・、翻訳で10冊くらい読んだところで、翻訳のペースが遅いんで洋書を探してみたら、もうシリーズ40作くらいになってた・・・。それで洋書を読むことにしたんですが、
もともと、アメリカのお馬鹿向けの作品ですので、170〜180Pくらいで、会話も多くてページがスカスカ・・・、あっという間に読んじまう・・・。男性版ハーレクインみたいなものですね。

これにはまって、ほんとに100冊以上本棚に並んでたこともある。今のうちに引越したころ、さすがにやめたんですがね。さっき、アマゾンで探したら、なんとまあ、まだやってるんだ。もちろん、チーム作業なんでしょうけど、毎月1冊のペースで9月に"Excutioner 262"がでるんだって・・・。

アメリカ人もけっこうしつこいやつがいる・・・。アメリカ版水戸黄門だな、これは・・・。さすがに、新しいの読んでみようという気にはならなかった。


AGO
さん
The Firm
by John Grisham

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少し記憶があいまいです。あまりにも当たり前すぎて恥ずかしいですがやはりグリシャムのThe FirmとコーンウエルのPostmortemがはまり込みのきっかけです。それ以前にもPBは読みもしないのにいろいろ買って置いておいたりしたのですが、この二つは一気に読まされて同じ作者の作品を追いかける原動力になりました。

しかしグリシャムはペリカン文書ぐらいまでは面白かったのにどうもTime to kill以降は読めなくなって(本が分厚くなっていくのと仕事も忙しくなったのもある)しまいました。The Firmは予想通り映画化されましたがまずまずの出来でがっかりせずに済みました。

洋書じゃないのですが高校か大学時代(年がわかるな)に新潮文庫で出ている「シャドー81」を読んであまりの素晴らしさに打ちのめされたのが本当のきっかけとも思います。ご存知の方はお教えいただきたいのですがルシアン ネイハムと言うヒトは本当にこれ一作だけなのでしょうか?


Sweet Candy
さん
The Gift
by Danielle Steel

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私が洋書にはまり始めたきっかけとなった本は、「ダニエル・スティール」の“The Gift”からです。はじめは翻訳されたものから読みましたが、どうしても原作を読んでみたくなって。原作を読んでいるほうが、なぜだかもっと情景が浮かんできました。

ちなみに今読んでいるのは「Tuesdays with Morrie」です。これも、なかなかおもしろいですよ。


宇野百合枝
さん
Gone with the Wind
by Margaret Mitchell

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“思い出の一冊”をどこまで溯るかと考えたとき、ある意味では月並みだがやはりこの作品にたどりつく(だろう)。純粋に自分の興味本位で洋書を求めた――、それはこの本が初めてだった気がするからだ。

きっかけは単純だ。映画『風と共に去りぬ』が原書ではどう表現されているのか、ただそれだけだった。だが実際に本書を手にしてみると、あまりの分厚さにすぐには読む気になれず、シェルダンなどのお手軽系を読んでいた。

しばらくして第二子を妊娠。一人目を出産したときの経験から自分は臨月まで絶対安静を余儀なくされる体質であることがわかっていたので、どうしても“長期入院に耐えうるだけの本”が欲しかった。そこで選んだのが本書だ。なんといってもただベッドに横になって過ごさねばならない時間が五ヶ月以上もあるのだ。いくら分厚いといっても読めるだろう……。

読みはじめてみると映画とのシチュエーションの違いや黒人英語に戸惑ったりと、苦労しながらも原書の持つ面白さを初めて体験できたと思える一冊だった。

その後、無事に息子を出産。読書とはまったく無縁の生活が訪れる。だがしばらくして育児が落ち着くと、好きだったミステリ系の邦訳を読んでいた。やがて手にしたのがチャンドラーの”Farewell, My Lovely”。チャンドラーの英語は格調高いと聞いていたので、これを読むに当たっては相当身構えていた覚えがある。

でもそんな中、当時のわたしにはこんな自負もあった。「あの大作を読めたんだ。これだって読めるさ」。大筋でしか読めていなかったと思う。それでも、今のわたしの読書につながる一冊として、本書を“思い出の一冊”に挙げたい。



ごろんちょ
さん
Harry Potter and the Sorcerer's Stone
by J.K.Rowling

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こちらに書き込みが出来るほど本を読んでいないので、躊躇していたのですが、思い切って書いてみます(^^ゞ

イソップ物語の薄いブックレットのような本(?)から始まって、挫折した本なら数限りなくあるのですが、思い出となると、やはり最近になって読んだHARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONEが一番印象深いです。

それまでにも、シドニー・シェルダンは何冊か読んだことがあるのですが、とにかく「読んだだけ」という感じで、読後に何も残らず、こんなの読書じゃな〜い!という不満だけが残る結果となっていました。

それ以来、燻る思いがありながらも、洋書からは遠ざかっていましたが、よしっ、もう一度挑戦!という機会を与えてくれたのがこの本でした。で、評判通り引き込まれるようにして読みました。なんだ洋書だって面白いじゃないか、と認識を新たにし現在に至ってます。

基本的にはベストセラー系は苦手なので、この作品以降は文芸っぽい作品を選ぶことが多くなっていますが、それでも、ハリポタで弾みがついたからこそ、その他の本も何とか読めるようになったのではないかと思っています。そういう意味では「心に残る1冊」ではないかもしれませんが「きっかけとなった1冊」であることは間違いありません。


中村有希
さん
Hollywood Wives
by Jackie Collins

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シェルダン、キング以外で もうひとり、わたしが夢中になって当時出版されていたぶんをすべて買い集めた作家がいます。

Jackie Collinsです。ロマンス作家のカテゴリにもはいってるようですが、初めて読んだHollywood Wivesは、いまでいうサイコサスペンスに近かったと思います。かなりぶあついですが、英語は簡単なので、がんがん読めます。「将来、これを訳したいなー」と思ってたのに、講談社から訳が出てしまって、ちょっとショックでした。

ジャッキー・コリンズのほかのおすすめ作品は、"Chances""Lucky"などのサンタンジェロ家シリーズです。(もう1冊くらい新しく出てたような気もします。未読ですが)どれもこれも500ページくらいありますが、さくさく読めるので、初心者のかたが「こんなに分厚い本を読めた!」と自信をつけるのにいいと思います。


JazMys
さん
Hotel
by Arthur Hailey

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ミステリーを英語で読もうと思い立って初めのころ読んでいたのはアガサクリスティー、ガードナーのペリーメーソンもの、ハドリーチェイスのハードボイルド、アリステア・マクリーンやジャック・ヒギンズの冒険小説など200ページ前後で、どちらかと言えば筋立てがまっすぐなものばかりでした。

アーサーヘイリーの小説を初めて読んだのはFinal Diagnosisで、とても面白かったのですがまだ普通の冒険小説のような気持ちで読んでいました。 1978年の初めに読んだ次の小説がHotelでしたが、いろいろな登場人物にカメラがアップで密着し、それぞれの過去、背景を持って、自分の持ち場でいろんな事件に遭遇し、最後に全員のエピソードが収斂して大団円を迎えるという書き方に、ミステリーでも冒険小説でもないのに大興奮したのを憶えています。 読む本のジャンルが広がったきっかけになった本でした。 手元にあるのは1969年に出たBantam Booksの25版で定価は$1.50。ウーン、ペーパーバックも高くなったものですね。 それを私は古本屋で200円で手に入れているのでした。


パンプキンフェイス
さん
Hotel Du Lac
by Anita Brookner

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思い出の一冊、思い出の一冊……。 なんだろうなあ。 初めての一冊は思い出せません。

Jeames Boldwin の Another Country とか、Jim Hendrix の伝記に挑戦しては数ページでギブ・アップしていたような。日本語で子供の頃読んで好きだった、Arthur Ransome のSwallows and Amazons と手に入れたのはいいけど、分厚さと活字の小ささにめげてなかなか読み切れなかったこともありました。

趣味としての洋書に扉を開いてくれたのは Anita Brookner のHotel du Luc と、Thackeray の Vanity Fair でした。

Hotel du Luc は、10年以上も前に、ケンブリッジ英検のコースに通っていた時の課題本でした。 英国のブッカー賞を受賞した作品で、四十に手が届こうかという独身女性の心の内と、ある事情で彼女が逃げ出したスイス湖畔の小さなホテルでの出来事を淡々と描いたものです。 クラスメートの中には、「これといった事件があるわけでなく、退屈」 「行動を起こさないヒロインにイライラした」という人もいました。 私自身、そういう気持ちと、涙がにじむような共感とが混在した妙な作品でしたが、とにかく英語の小説を読んでいて、「ああ、なんてきれいな文章だろう」という気持ちが持てた初めての作品ということで印象に残っています。



加藤
さん
The Human Comedy
by William Saroyan

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高校時代に友人から 'これおもしろいよ' と何の気なしに手渡されたのが William Saroyan の The Human Comedy.コメディなんて趣味じゃねーよと思いながらも,読みはじめたらこれが素晴らしくいい話.辞書もなしに2・3日で読み終えたように記憶しています.

それまでにも何冊かは 'とりあえず最後まで行った' 本はあったのですが,ほんとうに英語で読んだなと感じたのはこの作品が最初でした.第一次大戦下のアメリカの田舎町での少年の日常を,あどけない弟のエピソードをアクセントとして交えて描いた作品で,題名から受ける印象とはほど遠い heart-warming なもの.どうも大人になってからこの作品を語るとノスタルジックになってしまい,少々気恥ずかしいところはあるのですが,混じりっ気のないストレートないい話を読んでみたいという人にはお奨めです.
(もう少しビターなほうがお好みという人には,同じ作者の My Name is Aram の方が合うかもしれませんけれど.)

ということで,最初の一歩を踏み出すのに迷っている人は是非この本にトライしてみてください.私のようなすれっからしの人も,初心に戻ったつもりでいかがですか?読み終わっての感動は保証します.


りょうこ
さん
I Know Why the Caged Bird Sings
by Maya Angelou

Skyfoftへ
思い出の1冊がどうしてもこれって思い出せないというか、しぼれないのでなかなか投稿できませんでした。何分記憶力が。。。

小学生の頃から英語にかぶれていた私は地元で一番大きな本屋さんに英語の本があると聞きこづかいはたいて最初に買ったのはピーターラビット、パディントン、そしてプーさんでした。なんで「絵」付きの本ばかりかというとその手の本しかそこにはなかったのです。当時は読む力はほとんどなかったのでながめて喜んでました。出会いというのはこれらの本でしょうか。

PBというか「絵」のない本でもおもしろいと感じたのは高校の授業で当時映画になっていた「Pretty in Pink」を読んだころかもしれません。先生が海外暮らしの多い人だったのでアメリカの文化とかまじえて当時にしては内容のある英語の授業でした。

大学でアメリカに行った年が1992年。ちょうどクリントンが1期目の選挙に出ていた年です。当選した翌年1月の就任式で同じアーカンソー出身で詩人のMaya Angelouが詩を朗読したのに感動して彼女の自伝をまとめて読みました。詩人でもあるのでオーディオブックの方は自ら朗読していてこれまたすごくよかったです。私の持ってる本の中で一番人に貸し出した回数が多いのも彼女の自伝の最初の4冊です。5人以上に貸した記憶があります。その中には気に入って他の友達に「また貸し」した人も。私は本が汚れるとか全く気にしないタイプなのでぼろぼろで帰ってくるのは逆に喜ばしかったりします。

好きな作家はたくさんいますが、この1冊で人生が変わったと思えるというよりは、たくさんいろんな本を読んだおかげで今の自分があると思ってます。その分財布は寒いし居住スペースは脅かされていますが。

思いついたことを長々と書いてみました。


メグミ
さん
A Kiss Before Dying
by Ira Levin

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思い出の洋書と言えば、初めて読み切ったA Kiss Before Dyingです。ちょうど日本で映画が封切りされる前に慌てて読み切りました。原書と映画の終わりが違っていたので、読み間違えだと思って慌てて書店へ駆け込んで、日本語訳で確認をしたのを憶えています。

この本は読みやすいです。ちょっとうろ憶えですが、たしか主人公は大学生だったと思います。アメリカの大学の生活とか主人公の2重人格性が出ていて面白かったです。彼はお金持ちの美人の彼女がいて幸せそうに見えたのですが、本当は違った。原書の方が映画より面白いです。ちなみにこれはスリラーです。

この本を最初に選んだ切っ掛けは、ただ単に映画に出ているマット・ディロンが好きで、たまたま原書の表紙に彼の写真が出ていたこと、そして、原書を読んだあとに映画を観たかったからです。


mika
The Loved One
by Evelyn Waugh

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お気楽に読もうって思わせてくれた作家はSidney Sheldonで、T.Kさんとshuさんのご紹介と同じ作品、The Other Side of Midnightです。それでこのコーナーで書くものはないかも…。

ん、ちょっと待てよ、洋書を読む原点は…と思い出したら、やっぱり大学かなあ。英文科卒じゃないのだけど、卒論は英文学。その作家とは、何を隠そう、英国の作家イーヴリン・ウォー様
(1903-1966)なのです。私のついた先生はD.H.ロレンスの研究者だったんだけど、ある演習でテキストとして使ったのが、この作品The Loved Oneでした。不思議な作品だった。

舞台はイギリスではなくて、ロサンゼルス。とある霊園。ハリウッドの人間を当てこんだ一大葬儀産業。その薄気味悪さと滑稽さが同居した、ウォーお得意の、皮肉がたっぷり効いたお話。当時決して気楽に読めたわけではないし、どれだけそのブラックなユーモアを理解できたかはなはだ疑問。でもこれがきっかけでウォーの作品を読むことに。卒論にしたのは、翻訳があまりなさそうだから、日本では研究がほとんどされてなくて、そうであれば評価が甘くなるのでは…。というのが正直な理由。オリベッティのタイプライターを買ってバチバチと慣れない手つきで一応卒論はできたのだった…。決してお気楽に読めたわけではなかったが、う〜ん、なつかしいなあ。

他に、私が読んだのは、
"Scoop" (1938), "A Handful of Dust" (1934)," Black Mischief'"(1932) ぐらいだったかな。そして、今、webで調べたら、Brideshead Revisited' (1945)「ブライズヘッドふたたび」はNHKラジオの「原書で読む世界の名作」で取り上げられるとか…。

Edmund Wilson(実はよく知らない) をして「バーナード・ショー以後の英国において唯一かつ第一級の天才喜劇作家。」と言わしめたウォーをもう一度読んでみてもいいかなと思った次第。 最近すべての作品が装丁新たに出版されたらしい。どの作品の表紙もなかなか良い。


関西人HIROKO
さん
Love Story
by Erich Segal

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さて、わたしの「思い出の1冊」はどの本だろうと考えつつ、本棚を眺めると、出てきました。Erich Segalの“LOVE STORY”(CORONET BOOKS)。アリ・マッグローとライアン・オニール主演の映画の原作で大ベストセラーです。このPBを買ったのは、127ページと薄い本なので、わたしでも読めそうだなと思ったからでしょう。金持ちのボンボン息子と貧しいが聡明で魅力的な女子学生の恋愛を通して、実はアメリカが階級社会であることもわかります。いまではあまり読まれていないかもしれない本ですが、やはり、思い出に残る1冊です。ほかにもJacquline Susannの“ONCE IS NOT ENOUGH”なんて本も本棚から出てきて、懐かしいです。映画の原作とベストセラーは昔も今もPB入門の王道ではないでしょうか。


ヤナギハラさん
Memories of Midnight
by Sidney Sheldon

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1974年出版の The other Side of Midnight が前編とするならば、1990年に出た後編Memories of Midnight を挙げます。前作とは全く独立したものだとバックカバ-にありますが、話は関連しています。

ギリシャの船舶王Constantin Demirisは、記憶喪失のCathrineを修道院に入れ、一生そこから出さぬようにと去るところで前作は終わります。" 後編 "は、その修道院から始まります。

あらすじは書かない方がいいでしょう。英語本を読みはじめたばかりで、前編のことは知らず " 後編 "を先に読んでしまった。

映画もそうですが、後編なるもの期待外れがあります。これは違います。彼の作品、主人公への暖かい眼差し、思いやりを常に感じます。

23本の映画脚本と4本のテレビシリ-ズを書いており(バックカバ-より)イ-スタ-パレ-ド、アニ-よ銃を取れ、彼女は二丁拳銃の三本見ましたが、彼の脚本だと知ったのはごく最近。*西部劇コメデイ "彼女は二丁拳銃" アン バクスタ-、ダン デイリ-主演 面白いですよ。


mark*
さん
Moby Dick
by Herman Melville,

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何年も前,大好きなこの本のペ−ジを開いてみました。 まったく歯が立ちませんでした。 それがPBを読むようになったきっかけです。 何年かPBで修行して,再度挑戦するつもりです。

それより前の時期に読んでいた中で印象に残っているのは,老人と海,これは本当に潮の匂いを感じました。 それから加藤さんが既に書かれている My Name is Aram です。 お気楽の特集にしていただいた「くまのプ−さん」も。


mark*
さん
The Old Man and the Sea
by Ernest Hemingway

Skyfoftへ
何冊でもいいル−ルになったので,もう一冊。

高校生か,もう少し後に読んだのかも知れない。単純で力強いスト−リ−と潮の匂いに圧倒されました。(その時の記憶で書いてるので,内容には間違いがあるかもしれません。)

ツキに見放されて,もう長い間魚のとれない老人。 かつて漁を教えた少年が時々来て助けてくれる。 でも,少年も家族からツキのない老人を手伝うと自分までツキが無くなるぞと言われる。 老人は,もう余り食べ物なんか余り要らないんだと言って肝油(浜で共同管理になっていて自由に使える)を飲んだりして過ごしている。

漁は,針のついた糸を流し手で引き上げる原始的なものだ。 ついに魚がかかる。 必死にたぐり上げるが獲物は大物らしい。 長年酷使した指が動かなくなる。 獲物との格闘は一昼夜に及ぶ。 ついに力尽きたカジキマグロが朝日の中で,ラベンダ−色の体をきらめかす。 勝った。 はずだった。 老人が小さなボ−トにカジキマグロをくくりつけて浜に帰るまでに,カジキマグロは鮫に食われてしまい,殆ど骨だけしか残らなかった。

Hemingway はいい。 もちろん短編もすてき。 ニック・アダムスの出てくる短編が好きです。

Big Two-Hearted River
ひとりキャンプを張ってマスを釣る楽しさを描き,自然の奥へと入ってゆかなければならなかった彼の心の傷については「まったく書かない」作品。 食べるシ−ンがとにかく美味しそう。 豆入りスパゲティ,ソバ粉のパンケ−キ,タマネギのサンドイッチ。

The Battler
ベ−コンエッグ・サンドイッチを食べるところが好き。 パンチ・ドランカ−になってしまった拳闘家と世話をする黒人の話。

The Killers
永遠のハ−ドボイルドの原点。 殺し屋と軽食堂の兄ちゃんのやり取りが,すべて会話だけで書かれている,その絶妙なリズム。 殺し屋と組織を裏切って逃げ切れず,殺されるのを待っている男。

ふと思ったけど,これいう短編なんか自分に朗読してみるの楽しいかもしれない。


T.K
さん
The Other Side of Midnight
by Sidney Sheldon

Skyfoftへ
それまで何冊かペーパーバックを読もうとして挫折していました。これは、初めて最後まで読了できた思い出の一冊です。

TOEICに付属したスピーキングテスト(LPI)の際、面接官から「お母様の容貌を説明してください。」といわれはたと困りました。それまでそんな英語に接したことは全くなかったからです。目が大きい、皺はこんな具合だ、髪型はこうで、輪郭は卵で白髪交じりでとか英語でどういうのか全く分かりません。こういう日常生活の表現を知るには小説を読んでみるしかないと思いました。

さっそく帰路2冊のPBを買いました。Stephen Kingの 「The Shining 」と Sidney Sheldonの 「The Other Side of Midnight」です。まずキングから読み始めましたがやはり読めないんですね。1ページ44行でびっしり書かれていて単語も難しく結局30ページで挫折しました。あおりをくらってシェルダンの方は全く開いてもみずに本棚に置きっぱなしになりました。

数ヶ月後、このHPに出会い「お気楽に読む」という読み方のあることを知り、再びシェルダンを引っ張り出しました。今度は読めました。驚くほどすらすら進むではありませんか。とうとう10日ぐらいで読了してしまいました。これは嬉しかったですね。

これを手始めにグリシャム、スティールなど他の作家もどんどん読んでいけました。私の英語力が急に上がる訳はありません。ということは元々私の英語力で読めるPBがこの世には沢山あったんですね。不覚にもそういう本の存在を知りませんでした。

そして3年が経ちその間に「Fear of Flying」「Snow Falling on Cedars」や「Memoirs of a Geisha」のような文学に近いようなものも読めるようになりました。ミステリー、サスペンスなどでお気楽読みの速読を身につけると、昔ならとっくに挫折していたものも読めるようになりました。

人物の容貌描写から始まったPB読みですが、それを越えて今では私の大きな楽しみとなりました。今後、歴史、評論、ドキュメンタリーなどの分野にもレパートリーを広げていきたいと思います。この世界に入るきっかけを作ってくれた、当HPに感謝いたします。


shu
さん
The Other Side of Midnight
by Sidney Sheldon

Skyfoftへ
TKさんと同じですが、洋書を読むきっかけになった本です。

受験の時にはA.ハックスレイやらS.モームやらの難解な文章(今読み直したら少しは理解できるのだろうか)にいじめられ、会社に入ってからは英語での日々のコレポンに苦しめられていた小生にとって、洋書を読むなどどいう試みは頭に浮かぶことすらありませんでした。

そうこうしている内に北欧の田舎に駐在。元来本好きではあったので、本を読みたい気持ちは募る一方。ただ、その国の言葉は皆目理解できず。日本の本が欲しければ、高い金を払って日本から取り寄せるか、首都までわざわざ出かけるしかない。

で、悶々としていた頃、街の本屋の一隅に英語本があるのを発見。手にとって取りあえず買ったのがシェルダンでした(ゲームの達人を邦訳で読んで面白かったのでこの人のものなら取りあえず飽きないだろうと思った)。

最初のThe Naked Faceは、読むのにとても時間がかかった上、筋もあまり良く分らなかった。くじけず(というより、他に何か読むものが取りあえず必要だった)2冊目に読んだ
のが"Midnight"。気付いて見れば、寝る時間を惜しんで読んでいる自分がいました。
それから10年。「シェルダン?やんごとなき女性が復讐を重ねて金持ちになるいつものパターンだろ?」などと嘯く昨今でしたが、TKさんの投稿を読んで、昔を振り返ってしばし反省。

小生に洋書の面白さを教えてくれたシェルダン氏に深謝。


ぷらむ
さん
The Partner
by John Grisham

Skyfoftへ
最初に読んだ洋書は、Robert Cormierの「Fade」という本。
これは、アメリカ留学中に英語の勉強の一環として読書を取り入れようと思って買いました。レベルを落としてヤング・アダルト向けの本を買ったのですが、それでも文字を追うのに精一杯で、とても楽しめるというものではありませんでした。

それ以降、2ヶ月かかって1冊くらいのペースで読んでいたのですが、開眼したというか、洋書の世界にはまったのが、4冊目に読んだ John Grisham「The Partner」です。
とても面白くて、正月休みだったこともあって470ページを一週間で読み切りました。英語で読むに自信がつき、同時に楽しくなってきた思い出の1冊です。


りっぺ
さん
The Phantom of the Opera
by Gaston Leroux

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洋書・・・かなぁ?

多分違うでしょう(笑)。

私ミュージカルが好きで、2年前、「オペラ座の怪人」の英語版の薄手の本を買って読んだんです。訳も単語の上に付いているんですけどね。で、その後ロンドン公演のCD買ったら、本と同じセリフが歌の中に入っていて、「キャーvv」だった、と(笑)。

それから何となく英語がキライじゃなくなってきたりっぺでした。
めでたし、めでたし!!(自己満足)


Frambo
さん
Sophie's World
by Jostein Gaarder

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SOPHIE'S WORLD:
A NOVEL ABOUT THE HISTORY OF PHILOSOPHY
by JOSTEIN GAARDER

もう7〜8年前になるのですが、10年ぶりにPBを読む気にさせてくれた本がこの[SOPHIE'S WORLD]でした。それまで1,2冊読んだPBもあるのですが、僕の認める「最初の一冊」はこれなんです。

もともとハードカバーでNHK出版から出されたのを読んで大感動したのです。自分のすんでいる世界がいかに「奇跡」に満ち溢れているか、そして自分の存在自身が宇宙の神秘の一つの証であり、僕らはそれに慣れっこになってしまって、見えなくなってるだけってことに気づかされて、ガーンと頭を殴られたような、知覚的・認識的ショックを受けたのです。

論理的な内容なので、英語で読んだらもっと理解が深まるし、わかりやすいのではないかと手にとって読み始めました。

当初は、まとまった英文を読むことに苦労しましたが、論理的に書かれている文章はどんな言語であってもわかりやすいというのは真実らしく、翻訳ですでに読んでいたこともあって、3週間ほどで読み終えました。

やっぱり、同じような感動を覚え、内容への理解も深まって、これだけでも意味があったのですが、何より、1冊のPBを読破できたことが大きな自信になりました。

とても感動した作品をPBで読み直してみることが「最初のきっかけ」としては一番ふさわしいのではないか、というのが僕の思いです。


パンプキンフェイス
さん
Vanity Fair
by William Makepeace Thackeray

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Thackeray の Vanity Fair は、「英文学」も面白いじゃん、と思わせてくれた一冊。 もともと思い違いで読み始めた作品です^^;。 一冊一ポンドという格安文庫が出始めた頃、その安さに狂喜してやたらめったら買い込みましたが、そのうちの一冊です。 かなりの長編ですが、出だしが、ナポレオン時代の話である、とあったのと活字が大きくて読みやすそうだったのでなんとなく読み始めてしまったら面白かったというもの。 サッカレイはこれ一冊ですが、これがきっかけとなってオースチンを読む楽しみも発見した、ありがたい一冊です^^。

エンターテイメント系では P.D.James ですね。これも実は英語学校の先生の「お勧め」だったんですが、最初の一冊を苦労して読み終えたらすっかり「とりこ」になりました。寡作な作家なので出版されている本は共著の一冊を除いてすべて読みました。高齢なので果たして「次」があるのかがいまの心配です。


Taka
さん
A Walk to Remember
by Nicholas Sparks
A Walk to Remember
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この本は、かなりいいです。これは、僕が、はじめて読破した本でもあります。この本は、僕が、バーンズ・アンド・ノーブル(アメリカの大手の本屋さん)で見つけたものです。僕は、メッセージ・イン・ア・ボトルの映画を見て、この作者が書いたものだと知って以来、ずっと待っていました。この本で、僕は感動して、後半のほうで、涙が出てきました。この本は、さまざまな人に、読んでもらいたいです。 あえて、内容は語りません。


宮尾 賢
さん
Wilders Walk Away
by Herbert Brean

Herbert Breanといっても現在この名前を記憶している人は少ないでしょう。探偵小説界の大御所だった江戸川乱歩が戦後のアメリカが生んだ最初の本格派というふれこみで紹介したのこの作家の処女作"Wilders Walk Away"。高校2年でミステリーの面白さがやっと解りかけた私はこのペーパーバックの古本を渋谷道玄坂上の古本屋で見つけ大枚¥40(1950年の高校生には)を投じて購入した。進駐軍の兵士の読み古しだったろう。
数日かかって読み上げたが、如何にも乱歩好みの不可能趣味の作品だった。ウイルダー家の人々が何人も跡形もなく蒸発するというのが中心となる謎。各章の冒頭にシャーロックホームズからの短い文章が引用されていたのが印象に残っている。

爾来50年、今でも、あの頃夢中になって乱読したペーパーバックの幾つかを時々懐かしく思い出します。



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