Rain Fall  by Barry Eisler



Rain Fall

  • ジョン・レインは殺し屋である。巧みに「自然な死」に見せて殺すのである。仕事は必ず独りで行う。ターゲットは大物と決まっている。女は殺さない。彼には母であるアメリカ人の血と、父の日本人の血が流れている。しかし、彼の真の居場所はどちらにもない。彼の「仕事場」は東京だ。混んだ地下鉄の中でもいとも簡単に仕事をやってのける。悪党だが、仕事は誠実に冷徹に確実に行う殺し屋だった。殺した男の娘に出会うまでは…。

    知る人ぞ知る、バリー・アイスラーの「ジョン・レイン・シリーズ」第1作を読んだ。N.S.さんの書評をすでにいただいている。東京を舞台にした本作は翻訳も出ていて日本でもファンがいるようだが、知名度はそれほどでもないようだ。アメリカ人が描く東京が舞台という興味も手伝い、また英語も難しくないので読みやすい方である。読んでいる最中はこれは次の作品も読みたくなるだろうと、注文もしたほどだった。しかし、読み終えてしまうと、プロの殺し屋を主人公にしたという設定にいまひとつ入り込めず次の作品にはまだ手が出せずにいる。読了は2か月前の6月。感想を書くタイミングを逸してしまっていた。その後、洋書はまったく読んでいない。

(2007年8月1日記)
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