JiJiさんとおっしゃる方から魅力的な作品の紹介をいただきました。
ナンパして出会った楽しい二人
知人の紹介、クラススメート、会社の人、お見合い等で相手を探すのが正統的交際方法ならば、街で見知らぬ人に声をかけておつき合いを始めるのは邪道と言えるかも知れません。成功率は低くてとんでもない相手を選ぶ危険性も高いのですが、人間とは天の邪鬼なもので、安全よりスリルに引かれる時もあるのです。
ペーパーバックを探すのにも同じことが言えるのではないでしょうか。何の先入観もなしに、何か面白いペーパーバックはないか図書館の書架を眺めていました。このナンパで出会ったのが次の二冊で、すばらしい相手でした。
Laura Kriska の The Accidental Office Lady
本田技研アメリカで現地採用されたアメリカ娘が東京本社に勤務することになり希望に胸膨らして、自分の能力を大いに発揮しようと勇躍来日したのですが。そこにみたのは、驚き、落胆、涙、笑い、怒りの数々のカルチャーショック。殊に、お茶汲み、制服着用、古株女性の冷たい仕打ちに対する抵抗感は我々日本人の想像をこえたものです。
しかしこの陽気なアメリカ娘は天性の明るさでこれらの障害を乗り越え無事帰国することとなります。最後に冷たい仕打ちを受けた古株女性との涙の和解は感動的でほろりとします。
それにしても、中小企業にしか勤めたことがない私には、役員室を廃止し、常に先進的経営をしている、グローバル企業天下の本田技研にして国際化がこの程度なのかとビックリしました。これからグローバルな活躍をされる若い人にぜひ読んで貰いたいと思います。
Roald Dahl の Tales of the Unexpected
私はこの作家を全く知りませんでしたが、かなり皆に知られた有名作家のようです。短編は意外性もあり実に面白いのですが、それよりも、こんなに易しい単語と文章でこれほど人を引きつける物語を展開できるその能力に感心しました。もし日本の中学の英語の教科書に彼の短編が採用されていたならば、学生はもっと英語を好きになり、違和感なくペーパーバックを楽しむことができるのではないかとおもいます。
図書館にあるDahlの本はすべて読みました。戦争ものではと危惧していた Going Solo も滋味ある素晴らしい作品でした。
自己紹介
65才、男、毎日日曜日の困窮年金生活者、パソコン歴0年(娘の借用)。 趣味ゴロ寝、ペーパーバック。経済状態低下に伴い、新本、古本、百円均一古本と変わり、現在は全く購入せず、もっぱら図書館利用。今後とも宜しくお願い致します。
コードネーム JiJi
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