q:\charactr\gif\part1\ch453.gif 長谷川さんの洋書の楽しみ方について
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 「なんとなく手にしたペーパーバックを読み始めてから十数年。レイモンド=チャンドラー(マーロウ・シリーズ)やジャック=ヒギンズ、レン=デイトン、マイケル=クライトン、ジョン=ル=カレ等など、全部で400冊くらいは持っていると思います。」とおっしゃるペーパーバックの達人からのご投稿です。


洋書の買い方について、私なりのお話します。

 はじめの頃は、書店のコーナーで気に入った本を選んでいました。次にペンギン社等の出版社にパンフレットを送ってもらい、その中から丸善紀伊国屋へ注文していた。その後、ロンドンに the Good Book Guideという「本を紹介する雑誌」があることを知り、以来ずっと購読しています。先般同誌の20周年記念特集をやっていたが、私も15年ぐらいはとっていると思うので、古株といえるでしょう。送金方法も、はじめは郵送でしたが、キャッシュカードが簡単で便利なことがわかり、活用しています。
 そして、近頃はインターネットの登場です。アマゾン社など本屋のホームページが充実している。また、東京時代にやっていたように古本屋のホームページも時々のぞいてみる。どちらもこれから、利用したいルートです。


一番好きな作家の一人 John le Carreの作品を紹介します。

ジョン・ル・カレ : 
 英国のみならず世界のスパイ小説界の旗手的存在。ジョージ=スマイリーを主人公とした三部作(Tinker Tailor〜、The Honourable〜、Smiley's People.)が最も気に入っている。作者の特徴は、007的なものと対局にあり、通信記録簿や支払伝票綴り、インタビューから二重スパイを追いつめていくところにあるといわれている。冒頭、全く無関係に見えるさまざまな出来事が、読み進めると後半で突然脈絡がつながり一斉にエネルギッシュに動き出す。ル=カレのファンは、この快感を味わいたくて、新刊を楽しみにしているともいえる。ただ同時に、前半部は些末で意味の取れない文が多く、かなり我慢が必要。私も、3部作の後は、The Secret Pilgrim.Our Game.は読んだが、最新作 The Tailor of Panama.は、まだページも開いていない。
 なお、作者自身が朗読をしているオーディオ=カセットがありますが、これが実にびっくり声優はだしのうまさです。英語の使い分けで、上流階級の高級官僚、その妻であるドイツ出身のユダヤ人、労働者層の自動車解体業のオヤジ等の声を日本人の私がわかるくらいにはっきりと演じていたのです。
 [注] 当然のことながら、英語の朗読テープがみんな素晴らしいというわけではなく、いつぞや買った、「ジュラシック・パーク」のテープは、声優がやっているらしいのだが、単なる棒読みでした。


★Michael Crichtonの作品について  

 なお、本棚を見たら、The Lost World.Five Patients. もありました。「5人の患者」というのは、医療関係のノンフィクションでテレビドラマの”ER”のもとになった作品です。
ただ、この2冊は全然読んでいません。

 マイケル・クライトンについては、個人的には初期の奇想天外なアイディアと視覚的な感覚に富む作品が好きです。
 

表紙写真をクリックするとAmazon.comへ行けます。


以上の内容は、長谷川ご本人の了解を得て掲載させていただいております。

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