小原 信利 さんのサイト
Macintoshでロシア語Internet」より
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プロの翻訳家、小原(こはら)信利さんからメールをいただきました。コンピュータ関連の多くの著書や翻訳書を出版されています。開設されているWebSiteはとても専門的ですが、中にはビジネス関連の洋書や、趣味で読まれているSFなどの洋書紹介があり貴重な情報を得ることができます。その一部を紹介します。

The Snow Crash
Neal Stephenson著

Bantam Books刊
ハードカバー初版は1992年
定価$5.99 ISBN0-553-56261-4

 黒人を父に、韓国系日本人?を母にもつ、マフィア経営ピザチェーンの配達人ヒロと、偶然彼の配達を助けたクーリエ(ローラーコースターによる速配便)の少女Y.T.が、近未来の現実社会とバーチャル社会で、強力な団体を相手に戦いを繰り広げます。漫画風というかアニメ風というか、映画のトロンを思い出しました。いつか映画で見たいもの。
 日本のソフト生産を痛烈に皮肉ったりすると思えば、オーウェルの1984を思わせる役所の滑稽なトイレットペーパ利用規則(清水義範風?)、テレコミュニケーションの潮流、神話、言語の起源、宗教と薬物にいたるまでが、うまく編みこまれていて飽きさせません。この著者、雑誌Wiredに、KDDの海底ケーブル敷設のレポートを書いているというのもうなずけます。Diamond Ageより、ずっと読みやすく思えました。エージェント、ミュータント犬などが脇役として出てきます。原子力機関銃というすごいものも出てきますが、これに対抗するのは、敵のガラスナイフ。
 ロシア旅行をしながら読んでいたので、オウムも連想したり。(富士山麓には飛ばないヘリコプターがありましたが、ここでは戦闘シーンでは、ロシア軍用ヘリコプターが活躍します。)実際にロシア正教の重要な宗教行事であるパスハ(=イースター)の最中、ロシア正教まででてきたのには驚きました。そもそも主人公が一緒に暮らしている友人の名前がヴィタリー・チェルノブィリ。彼がメルトダウンの歌を歌ったりします。4月26日は、チェルノブィリ爆発記念日、ロシアのテレビは、当時の映像や、生き残った消防士の集いなどが報道していました。
 この本の前にかいたのがZodiacという本で、SFというよりも現代の環境問題がテーマだというのは偶然ではないようです。470ページもありますが苦痛にはならないと思います。Cynthia Roseに、関連記事があります。(1997.5.8記 )

1998年10月、日本語訳がアスキー出版局から刊行されました。


小原さんはNeal Stephensonのファンでおられるということで、同作家の著書Diamond Ageなど、多くの洋書の紹介を読むことができます。紹介されている洋書はAmazon.comにリンクされていて、すぐ購入できるようになっていて便利です。

いただいたメールによれば、小原さんのホームページは、「シベリアに抑留され現在北海道におられる方に、ロシア語を見るための設定を説明したくて作ったのもの」だそうです。「設定方法などでご相談をうけることがあります。ロシアにも行ってMacユーザーにインターネット設定をしてあげたり、Windows 日本語メールを設定をしてさしあげたりしています。」とのことです。



小原信利 さんの主な共著書、翻訳書

上記「成功するためのインターネットビジネスバイブル」の原書オンライン版付録「書店とインターネット」のところには、洋書ファン必見の情報があります。

表紙写真をクリックするとAmazon.comへ行けます。


以上の内容は、小原信利さんのサイトから、ご本人の了解を得て掲載させていただいております。

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  詳しくは小原さんのホームページ「Macintoshでロシア語Internet」でご覧ください。 こちらへ 

このホームページ全体に関するお便り、おすすめペーパーバックの情報は tkhs@msi.biglobe.ne.jp まで



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