音好のおもしろ本当の話

ニシンの梱包発送   new!
今回は仕事の話になってしまうが、わが社は東京港区に本社をもってさまざまなお客様企業のダイレクトメールおよびそれに付随するツールの保管・封入・発送作業などを代行することがメイン業務の会社です。
yahooで例えば「発送 安価」で検索すると、スポンサー登録しているので1ページの上位でわが社のホームページが紹介される。

そんなわけで「インターネットで見たのですが・・・こんなことを頼みたいのですが・・・」とお客さんから電話をいただくことがママある。

昨日もこんなことがあった。実は残念ながら私はその場には居あわせなかったのだが。


お客様「ニシンを梱包してほしい。そして東京から九州に送りたいのですが。頼めますか」

この電話を受けた若い女性社員は、ダイレクトメールやノベルティの梱包発送のことなら慣れているが、鰊(ニシン)となると・・・・ちょっと困って、わかる営業社員を探した。

周囲を見て大きな声で訴えるように

女性社員「ニシンを九州に送りたいんですって。営業さん、お願いします」

A「営業はほとんど外回り中。居る営業も電話中だよ」

B「何?え?ニシン?なんでウチに?そんな仕事受けたことないからわからない」

C「えっ?九州まで?そりゃ冷凍車もてる業者に相談しなきゃならんぞ」

B「大量なのかな、一匹なのかな」

C「一匹なわけねえだろ」

女性社員大きな声で
   「あの〜、だれかお願いできませんか?」

そうこうするうち、やっと電話途中の営業がつかまった。
でも、まだ電話の手があかない。しかし相談には乗ってくれた。

営業D「なに?ニシン?そりゃ、初めてだわ。いろいろ調べなきゃ。ちょっともっと詳しく聞いといてよ」

女性社員「あの〜。何を詳しくきけば?・・。お客様お待たせしてるんですけど〜」

営業D「う〜ん・・・。あのね。じゃぁ、申し訳ないが、うちでは、ナマモノは扱えないと言ってくれる?」

女性社員「大変お待たせしました。申し訳ありません。手前どもではナマモノの発送は承っておりませんので・・・・」

なにやらお客様としばらく会話していた女性社員は、
みんなに向って振り返って大きな声で

女性社員「ニシンじゃありませんでした。ミシンでした」

一同、床に転びました。

赤道は綺麗
3年前のこと。カミさんと2人でオーストラリアを旅した。
カミさんはこの時が始めての海外旅行だった。
その帰路、飛行機から見た朝のグレート・バリア・リーフのサンゴ礁はすばらしい広がりと色彩だった。

食事やドリンクを楽しみ、機内では皆さん睡魔に。うちのカミさんもすぐにウトウト寝はじめた。
2時間ほど経過しただろうか、目覚めたカミさんに冗談で、
「さっき、赤道を通過したんだ。ぐっすり寝てたから起こさなかったけれど、赤道の赤い線は、それはそれは実に綺麗だったぞ」と言ったら、怒った、怒った。
「何で起こしてくれなかったのよ!」 
それから半日も口を聞いてくれなかった。

まずい、ついこんなことを書いてしまった。カミサンに読まれたらどうしよう・・・・
そうだ、

この話は、うちのカミさんと旅行した時の話ではないですからね。
よその奥さんと旅行した時の話ですからね。


余計まずかったかな。
おい、おまえ山本じゃぁないか?
日曜にゆっくりくつろいでいる時の勧誘電話腹立つことありません?
これも、音好の実体験。(書くと、もうこの手は使えない)

カミサン「おとうさん! ●●商事の□□さんという方から電話よ」

音好「うん、記憶にないなぁ、・・・・はい電話変わりました、音好ですが」

勧誘員「音好さんですか。お休み中恐れ入ります。●●商事の□□ともうします」

音好 「はいはい」

勧誘員「本日お電話さしあげましたのは、ワンルームマンションの投資の話でございます。私ども●●商事では都内の港区に、○△・・・?!¥:::・・・・」

音好 「ふ〜ん、ふ〜ん、」

勧誘員「それで、ご主人さま、いかがですか、税金対策にいま○×・・・+:・・・・」

音好 「(しゃべり方を酔ってろれッた口調に変えてみて割り込んで)おい!おい!わかったぞ」

勧誘員「ご理解いただけましたですか」

音好 「(以後ずっとロレッた口調)そうじゃぁなくてさ、おい!・・・おまえは山本だろ!」

勧誘員「いえ、私は□□ですが」

音好 「・・・じゃないよな!、わかるよ、山本だ、おい、久しぶりだなぁ、わかるか俺。音好だよ。    ネ、コ、ウ! 日比谷高校でさ、一緒だったろ」

勧誘員「いえ私はそんな高校では」

音好 「とぼけたって、わかるよ、声変えたってだめだよ。ほらその口調さ、覚えてるぞ」

勧誘員「ちがいますってば、ご主人!でね、話を戻しますが、税金対策で、○△・・・」

音好 「(割り込んで)それでさ、あの時付き合ってた、サナエちゃんはどうしたんだよ}

勧誘員「いえ、私は●●商事の□□で」

音好 「俺さあ、俺もサナエちゃんが好きでさぁ」

勧誘員「ご主人!だいぶ酔ってらっしゃいますね?」

音好 「飲んでなんかいないよ!、酔って、ま、せ、ん、よ〜!」

こんな話が10分も続いたと思う。
そばで聞いていたカミさんは楽しんでいるのだと思っていたが、娘が、「おとうさん!いい加減にしなよ!」だって。おーっ?娘は敵側についたかな?
ちょっと冗談が過ぎたんかなぁ

勧誘員「話になりませんね。また今度、お酒の入ってない時にお電話さしあげます」

音好 「何を?いつ酒を飲もうと俺の勝手だぞ。バカ!」

電話は切れた。

その後、私は外出したが、外出中に家に報復電話があったそうだ。
カミさんが出たら、▲▲物産の☆☆さんという方からで、「ご主人が、とうもろこし相場に
150万円投資契約したのにまだ支払いいただいていない。本日15時までに振り込まな
ければ、ご主人がいなくてもお宅に取り立てに行く」と言っていたそうだ。
フリコメ詐欺が話題になる10年以上前の話なのである。
カミさんは嘘と思いながらあわてて、私の携帯に確認電話を入れてきた

カミさんもカミさんだ。俺を信じてないんか



痛てっ! 何てえ店だ! 
2005年11月5日土曜18時半ころゴルフ帰りに立寄った多摩地区の某有名ファミレスでの話し。
ファミレスは土曜の夕方ということもあって、席空きを待つ人が5、6グループとそれなりに混んでいた。席待ちの間に我々ゴルフご一行様の某社長がトイレに行き、そして戻ってきた。

某社長
『トイレで、洋式個室の中からお客さんの声がして「トイレットペーパーがないよ。店員さんでも呼んでくれないかな」って困ってたよ(笑)。トイレットペーパーくらい足りなくならんように店は毎日点検しとかなくちゃねぇ。土曜夕方で混んでいるのにウェイトレスが少ないし、ここでコスト削減はいかんなぁ」

音好
『それでトイレペーパーはどうなったんです?』

某社長
『あのウェイトレスに話しといたから大丈夫だろ』

それからしばし別の話がはずんで、5分経過して、私も小用に行きたくなった。
男性トイレの入り口前でトイレットペーパーを持った学生バイト風ウェイトレスがもじもじ。
それを横目で見て、今までかかっていたのかと思いながら殿方トイレに入ると
個室の中からおじさん声で大きな独り言。

孤立者
『一体どうなってるんだこの店は! ブツブツブツ・・・・

あれれっ?おじさんはまだトイレの中に居たんだ。

音好
『トイレットペーパー待ってるんですか?今トイレの前に店の人がいるからもう大丈夫ですよ』

孤立者
ブツブツブツ・・・・ えっ?何だって?何か言った?』

音好
『店の人がいるからもう大丈夫ですよ。』

孤立者
『なんだ、あんた店の人じゃないのか。なんてぇサービス悪い店なんだ!二度と来るもんか。二度とこんなトイレに入るもんか ブツブツブツ・・・・・・

音好は外に出て、トイレットペーパーを持った若いウェイトレスに

音好
『お客さんが待ってるから、さあ、入っていいよ』
(今になって考えると私がトイレットペーパを受け取り、引き継げばよかったんだ)
若いウェイトレスは恥ずかしそうに入ってきた。

ウェイレス
『あの〜、お客様ぁ! トイレットペーパーお持ちしました』

孤立者
『何やってたんだ!早くくれよ!』

音好
『ドアを開けてくれますか』

孤立者
『何言ってんだ、上から放ってくれよ』

ウェイトレス
『じゃぁ放ります』

そしてドア越しに上に放った
ゴツン!

孤立者
『あッ、痛て! なんてぇ店だ!』

孤立者は怒っていたが、音好は思わず吹き出してしまった。
こんな格好で失礼します! 
先週、かなり昔の部下と久しぶりにゴルフし、そこで、すっかり忘れていた私の面白本当話を話題にされ、また思い出したのであります。

今から20年数年前のことと思うのです。
当時の私は、システム製品の説明やコンピュータ関連の要員育成のための各種の講習会講演会の講師として、東京を本拠としながら、時々全国各地に回る仕事をしておりました。

それは静岡の支社から、県内のお客様向けのある製品の説明会を依頼されて出かけたときのことでした。

8時40分に支社に顔を出して、当日の受付担当の女性二人が紹介された。2人共に思わず胸がときめいてしまう超美人。私に嫁さんさえいなければ・・・・おっと、そんなことを考えている場合ではない。今日は80名ほどのお客様が来るそうだ。今日は支社では朝から重要会議が重なり、進行ほかすべて私自身にまかされたのです。よくあることなので気にせず、2人の美女とともに会場となるホテルに向かいました。

2人は1階のロビーで受付を担当してくれる。2人とはロビーで別れ、私は上層階の会場でプロジェクターなどをセッティングして一段落。会場でお客様をお迎えしながら、開始時間を待っていた。

開始10分前でもあるし、そろそろ用を済ませておこうと、TOILETに向かいました。
どうせならと、個室に入り、腰をかけてリキんだら、
・・・いきなり鼻からタラタラと! 何だ?、おいおい鼻血だよ!
美女2人に興奮してしまったんか。だとしても不思議ではないくらい美しかった。
思わず傍にあったトイレットペーパーをちぎって鼻につっこむ。

ここであわててはいけない。まず、便座に座りながら背をもたれて、天井を見上げて目をつむり、落ち着いて3分待つ。

「もう良し!」と、そうっとペーパーを抜いて、立ち上がる。
また、タラタラ〜! おおダメか。じゃあ、もう一回だ。

またペーパーをちぎって鼻に詰めた。
また、見上げて同じ体勢に。
私としたことが、女性に出会っただけでこんなlことになるなんて・・・・

待てよ。思い出したぞ。
昨日は、ビールのつまみとして、枝豆とクルミのむきみの大袋を買ったんだ。新幹線で食べ切れなかったが、ビジネスホテルでテレビみながら全部食べきってしまったんだ。
たらふくクルミを食った後にあの二人に会っちゃぁいけねえよな。
あぁあ、かき煎餅にしときゃよかった。今更そんなこと言っても。

また3分たったぞ。またそっと抜いて、ゆっくりゆっくり立ち上がる。タラタラ〜!
おいおい、ダメだよ〜。
ありゃ、もう開始時刻だよ。

でも、鼻血を流しながら講演するわけにはいかない。プロレスじゃないんだから。
仕方ない、もう少し休もう。今度はペーパーを入れないでしばらく上を見ておこう。
心に決めて、あわてずに心を静めて3分待つぞ。
さて、今度は大丈夫。・・・でも、タラタラ〜!

だめだこりゃ。
え〜い!もういいや。トイレットペーパーを鼻に突っ込んだまま出て行こう。
私、「音好のプロフィール」の最下欄で紹介したように人並み以上に鼻はデカいんです。それを強調するように、しかもティッシュペーパーではなくトイレットペーパーなんです。
もう開始時刻を5分以上越えているぞ。

会場後部扉から入り80人のお客様の席を抜け演台の前に立ち、
「皆さん、おはようございます! こんな格好で失礼します!」
会場からはクスクスという声にならないどよめきを感じたが、それをさえぎってご挨拶し、何もなかったように、今日の講演の趣旨内容などをいつものように説明して気持ちも一段落した。

でも音好の正直な本性が出て、「これはアラテの一人コントではないんですよ」と15分前からの経緯やクルミ一袋の1件をここで一気に話してしまった。

さて、講演は本題に進んで一時間半ほどしてホテルの係員たちが、そぉっとが各自の机にコーヒーを運び、私も話が一区切りついたので、
「では、コーヒーも用意されたようですので、この辺で10分ほど休憩にしましょう。
ここまでの話で、何かご質問あればお受けしますが」

2つ質問が続いたあと、
「他に、ご質問がないようでしたら休憩にしましょうか」
一番前の中年の男性が手を上げ、この方を指名すると
「先生!コーヒーはやめといた方がいいですよ。鼻血によくないと思います」

会場は爆笑。なんという質問なんだ。
事件です。ヘヤムース事件。
16,7年前にフランスのツールーズに仕事で出かけた時のこと。

往路の飛行機の気圧の関係なのか、ボストンバック内のヘアムースは全部出きってしまった。

ボストンバッグを開けると下着には強い香りがつき、バッグ全体がすごいことになっていた。

でも一番気になるのは、強い癖っ毛のネコの明日からの整髪だ。

これでは仕事も行けないぞ。

当時ムースを愛好していたネコは、日本語しか話せない友人を引き連れ夜の田舎街へ出た。

あちこち歩き回り、やっと、ドラッグストアらしき店を見つけたのだ。
暗い夜の街にポツンとある比較的大きな一軒でした。

ところが片言の英語が全くつうじないのだ。
都会では英語が通じても、田舎町では食事のメニューも英語表示はない。

この街では誰も英語を話さない。
というよりも話せないんだと感じた。

このドラッグストアで身振り手振りで買いたいものを説明すると、
愛想のいい女性店員はヘヤシャンプーを出してきたのです。

「違う!」と主張し、小さな容器の上部を親指で押すしぐさをすると、
次には何やら小さな小瓶が。そして手の甲を出せという。
そこにシューッ!香りをかぐとこれがまた良いにおいだ。
クラクラ!なんていう香水?
おいおい、違うんだよ。
これでは話にならない。

男3人でどう説明するか円陣を組んで作戦会議。

敵の美しい3人の女性側も何やら話が弾んでる。

作戦タイムが終了すると、やっとでてきたのはシェービングクリームだった。

ダメだ!

それからいろいろあったのだが、

やっと、ヘヤムースらしきものが出てきたのだ。

これで手を打とう。容器に簡単な説明があるが、
絵もなく、しかもフランス語だ。
わからないけど、もうこれしかない。これに違いない!

6人は問題解決に抱き合わんばかりに飛び跳ねる。

翌朝、ネコは早速これで整髪。
整髪力はあまり感じられないが、まぁいいや。
これから7日間ツールーズ滞在中は毎日これを使いました。

帰国の際にはバッグに詰めるのはとても恐ろしく感じ、
この整髪料はホテルのテーブルに置いておくことにしました。


あの時のあれは、整髪料だったのかそれとも何だったのか、
今でもわかっていないのです。
事件です。小田急線にて
まだインターネットのことなど想像もしなかったPC−VANのころのこと。
niftyとPC-VANの会員の中で募集した「ちゃっかりザウルス」という会員組織のフォーラムで
「面白本当話」というコーナーがあった。ネコさんのハンドルで投稿した話が
その後の投票で第一回の面白話大賞という名誉を受賞した。その時の原稿はもうないが、
概ね以下のような本当の話。


仕事でちょっと帰りが遅くなり、いつもと違う帰路ルート。
乗換駅の小田急線下北沢で満員電車のドアの上に手をかけながらお尻から乗り込んだ。
何とか乗車に成功し扉も閉まった。

あれっ?背広の前がドアにはさまったぞ。
急行電車は発車。そっと背広の胸を引っ張ると、どうもボタンが外に出ていて引き抜けない。
まずい。
そっと、引っ張るがとれない。

私の横にぴったりと張り付いて前の人の方がじゃまになって顔を斜めにしているオジさんが私の背広の状況に
気づいた模様。

オジさん 「(小声で)大丈夫?」
私     「ええ、なんとか」
 すると右となりのOLも気づいたようだ。

OL    「どちらでお降りですか?」
私     「登戸で乗り換えます。それまでにはなんとか」
 7分で成城学園に着いた。ドアはこっちじゃあない。
 満員電車はかなり楽になったので、いろいろ引っ張り方を変えてみた。ダメ。
 今度は登戸についた。降りたいんだけれど降りれない。

オジさん 「(小声で)俺、降りるけど、がっばってな」
私     「あぁ、どうも」

 車内はだいぶんゆったりしてきた。
 私は横のOLに痴漢と間違われない程度に礼儀正しくちょっと聞いてみた。

私    「こっちのドアってどこで開きます?」
OL    「さあ、私は新百合丘で降りるんですけど、こっちが開く駅は知りません」

 向ヶ丘遊園、新百合丘。

OL   「それじゃあ、また」
私    「どうも、お気をつけて」

 何が「じゃあまた」だ。
 それにしても何で私は「お気をつけて」なんて言ってしまったんだ。
 車内を見ると、すっかりすいて来た。空き座席もある。

 もう、誰も立っていない。それなのに私はドアにへばりついている。
 町田に着いた。
 向こう側のホームの酔っ払いが私を見て笑っているように見える!くそ〜っ!

 何で世の中は平和なんだ!
 もし、下北沢で俺の後にもう一人だけでも乗ってくれたら俺は
 今ごろ家で平和にテレビでも見ながらちょっと遅い晩酌でもしていたのに。

 そして、相模大野駅に着いたらやっとドアが開いて私は開放された。
 上りホームに渡ると、すでに人影はまばら。
 ガラガラの各駅停車新宿行きに乗りこんだ。
 車掌の車内放送がやたら響き、そろそろ薄手のコートもいいかなと思うような肌寒い相模大  野駅でした。
お尻の中に毛が生えた!
すごいタイトルですが、これも音好の実話なんです。
それは30年以上も前の25歳のときでした。
その前の1-2年、ちょうど尾てい骨のあたりに、時々、デキモノができて困っていました。
これができると座ると痛いんです。出張で盛岡に行くことの多かった音好は、デキモノができるたびに、自宅近くや、会社近くや、出張先近くの皮膚科に見せては、単におできの治療をしてもらっていた。
ある日、JR田町駅近くで仕事した帰りに、当時、駅前の国道沿いにあった菅沼診療所に駆け込んだ。(今は一本裏に移った) この意気のいい院長は「こりゃあ珍しい病気かも知れんぞ。前にねぁ、うちに同じような症状の人がきてさ。君ねえ僕が診たからよかったぞ。いい先生紹介するよ」っていうことで赤坂見附にある有名な前田外科に紹介状を書いてくれた。

前田院長の話によると、お尻の肉の中に毛が生えてるんだそうです。日本人には珍しい病気だそうだ。毛深い人に多かったりするんです。歩行によって長い間に毛が逆さまつげのように皮膚の中に入っていくんだそうです。床屋さんが長年 鋏を使って商売しているうちに親指と人差し指の間に毛が進入していくケースもあるとか。

前田外科は痔の手術でも有名な病院です。
先生が有名で、場所も良いところなので、私が入院していたころも、特別室には超有名スターが入院しておりました。

手術の前の日から、食事なし。
昨日は、看護婦さんとも冗談を言い合ったりしていたんですが、手術で背中に麻酔注射をする段になるとやたら緊張する。
もうどうにでもなれ。手術台にパンツも無しでスッ裸でうつぶせに。
一旦仰向けにさせられたら、看護婦さんが思わず「わぁ、かわいい!」だって。
年長の看護婦さんが小声で「そういうこと言わないの!」と制する。
フン、余計なお世話だ!小さくて悪かったね!
手術のために先生と看護婦さんが打ち合わてる。
看護婦さん「えっ!音好さんは痔じゃないの?なんだ、じゃあ、あんなに浣腸やることも無かったね」だって、おい、おい、おい!

前田外科の名誉のために書き加えますが、前田外科は尊敬できる名医です。ただ、看護婦さんと冗句言い合える仲だっただからですので、私を訴えたり、前田外科の看護婦さんを責めたりしないでください。

そして先生は尾てい骨のあたりから肉片とともに毛を取り出しました。
後日見せてもらいましたが、瞼のまつげという感じ。毛がいっぱい横に並んでるんです。

取り出せば、あとは縫い合わせて手術は終了なのですが、場所がお尻ですので、歩きすぎて縫い合わせが開いてしまってもまずいので2週間くらいは入院したと記憶しています。
手術を年末に行い、正月を病院で過ごしました。切れば、後は元気なので暇な毎日なんです。

仕事はじめの1月4日からは会社の仲間が次々に見舞いに来てくれました。

当時は仕事始めには晴れ着で出勤する女性も多かった。そんな仲間たちが次々見舞いに来てくれるんです。それも、会社でも人気の美人たちが。
3階の4人部屋で、窓側の患者Aさんは外から入ってくる見舞い人を観察しているのが好きだった。なにせ、有名スターが入院しているくらいだから、お見舞い人にも興味がある。
「きたきた。音好さん。美人ですよ!」なんていっていると、それらの女性が我々の病室に訪れるんです。音好は病室の中では尊敬の目でみられていました。

そして、見舞いに来ると、自分の病気がどういうものなのか、そして手術の過程や、看護婦の話、院内探訪記など、いつも面白おかしく時には尾ヒレもつけて話すんです。
病室のほかの3人はこの会話を楽しんでくれていました。
何度聞いても可笑しいと。
時には「音好さん、ここをこうするともっと面白いかも」「その意見、10円で買います」なんて
言ってまた話は広がるんです。

同室で先に退院したおじいさんは、「もっと入院していたかった、音好さん残念だよ」なんて言ってくれる。

見舞いに来てくれた友人は、次々に会社の別の人達に声をかけてくれるんです。「音好が入院したんだ。見舞いに行ってごらんよ。とにかく面白いからさ」
噂が噂を呼ぶし、リピート客まで出てくる始末。

おっと、もうこんな時間だ。出かける時間が来たんでこの話はおしまい。
大物どおしのすごい秋山違い
2003年11月22日の日刊スポーツのWEBサイト(http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-031122-0004.html)におもしろ本当話にぴったりのニュースがあったのです。

このコーナーは私の実話を中心にしてきましたが、新しいネタがないもんで、今回は私事からちょっとだけ離れてみました。

そのまま、転載するのが簡単なんですが、著作権違反なんていわれると困る。

そこで概要を。(小説などの場合、概要を書くことも著作権上問題だとかいう話も聞くが、これはニュースともいえる実話なのでかまわないでしょう)


福岡県椎田町立椎田中学校でのお話。

某所での秋山仁さんの講演に感銘を受けた椎田中学校の校長先生が中学の体育館落成記念講演をその秋山さんにお願いすることにした。

秋山さんとは、あの有名なよく頭にバンダナみたいなのを巻いて長髪ひげづらの数学者で昔よくTVに登場した東海大学の秋山仁教授(アキヤマジン・音好と同い年)のこと。

記念講演会の当日、先生方も生徒たちも秋山先生の講演をいまや遅しと楽しみに待った。

しかし、そこに現れたのは予定していた秋山仁先生ではなく、なんと、元西武&ダイエーの名球会入りした大打者秋山幸二氏だった。

学校側は、それはそれは大慌て。逆に生徒は大喜び。秋山氏は快く、代演を引き受け会場は大盛り上がりだったそうだ。

学校側が県を通じて秋山さんの連絡先を問い合わせた時に、県側は、秋山氏が野球解説をする地元放送局を紹介し、学校側も何度か話のやりとりを行い、どんどん話を具体化し、秋山幸二氏が登場することとなったらしい。この間に互いに思い込みで、苗字だけで話を進めていたので、当日まで間違いに気づかなかったんですね。


この記事をWEBで読んで音好は感動!

誰かに話したくなりますよね。

そこで、ここでつい取り上げてしまったのだ。

最後に、もうひとつ。

実は、秋山仁さんは、私の通った中学の同級生なのであります。でも友人関係にはありませんでした。
卒業後20年ほどたってマスメディアで人気が出た頃、中学時代の親友二人から同級生であることを聞かされた。でも私は3年間同じクラスになったこともなく秋山君を覚えていないんです。教えてくれた親友二人は3年のときに秋山君と同じクラスだったのです。
わが学年は8クラス400人いたので、同クラスでないと、よほど目立つ男しか覚えていないですね。(その後コメント追記 2006年の同期会で秋山君にやっと逢えて話もできました。)

私は中学時代、クラブ活動はなんと数学部で、親友の話だと秋山君も数学部だったのではないかと。人数のさして多くないクラブだったけれど、全く記憶にないんです。私がクラブ活動にいいかげんだったんでしょうね。

名前の由来 
今回のねたは余り面白くないなと思ってますが本当の話
私のホームページの「音好のプロフィール」内の名前の由来です。

【アーサン金子】
東南アジアで仕事するときの名前です。うそです。
生まれが日本ではないもんで。うそです。
実は、私は日本人です。
20数年前に社内の同じ部門に金子が二人いた。
金子明○と金子一○。両方とも立派な名前だ。
業務関連の小冊子で担当分野の問合せ先一覧があり、そこには担当者の苗字と内戦電話番号が掲載される。
金子は二名いるんで、私は「金子(明)」と記載した。
社外からの問い合わせでは「もしもし、カネコさんをお願いします」「二人おるんですが」「そうですか、じゃあアキラさんの方」
おい!俺はアキラなんて名前じゃない!との思いで、翌年の改版で(明)をやめ、「金子(あ)」としてみた。
すると、もうわかりますね!「もしもし、カネコ あーさんお願いします」と来るようになった。
ある男性社員がでかい声で「アーさ〜ん!電話ですよ〜!」。周りの女性群に大受け。当時居たその部門で、それ以来、あるグループから金子さんと呼ばれることはなくなり、管理職になってもずうっと「アーさん」と呼ばれ続けていました。
でも自分なりには気に入っています。
昔の仲間の女性と街でばったり会って、「あーら、アーさんお久しぶり!」なんていわれると周りを気にしてしまいます。

【今ぴ遊亭音好】
その世界では知られているある先輩から水酔亭珍麿という立派な芸名をいただいていたが、私はその先輩とは異なるコンピュータ関係の会社でコンピュータ関係の仕事に携わっていたので、コンピュータを使って「古今亭」と「三遊亭」をミックスしたら「今ぴ遊亭」という亭号が創造された。先輩の許可を貰って、まずは「今ぴ遊亭珍麿」と改名した。
当時のパソコンネットのマスタネットの落語のフォーラムでは時々「珍麿」で参加していました
早くからパソコンを使っていた三遊亭円窓師匠中心のフォーラムでした。
その後、そこに「金子」と「小さん」も加えてミックスしたら「今ぴ遊亭ネコさん」として、
地域の草の根ネットなどで、フォーラムに参加していた。
更にその後、BIGLOBEの前身であるPC−VANにも興味を持ち、ひょんなことから谷山浩子さんのマネジャーとも知り合い、PC-VANの「谷山浩子のネコ森ネットに参加してみると、そこにはハンドルネームとして猫関連のかわいい名前ばかり。ここではネコさんではうまく入り込めない。そこで音楽好きのネコさんは音好(ネコウ)と洒落てみました。このネコ森ネットにも一時しかくは書き込みをしなかったので印象ある存在ではないと思います。でもそれ以来、私は「今ぴ遊亭音好」で通しています。
10年数年前はこの名前で社内の仲間と、そしてある噺家を呼んで何度も社内落語会を行いました。今は落語をしゃべるには十分な準備期間が必要です。急に言われてもしゃべれません。古典落語を思い出せなくなりました。

【上野毛豊】
新作落語の神様・三遊亭円丈師匠がまだ二つ目でぬう生と名乗っていた若かりしころ、日本ボールペンクラブの名前で師匠が主宰で気心知れた仲間でみんなで新作落語を作っていました。髪の毛がフサフサになりたいと願望する音好は上野毛豊というペンネームをその時に使い始めました。
その名前が功を奏して、いまだに髪の毛は、何とか、かろうじて持ちこたえているのであります。
番外編:おもしろ嘘話 『「き」の字のつく言葉』
この話は取り上げようかどうしようか今も迷っている。
音好の品を疑われてもなぁ。
でも面白い話だから取り上げちまえ!
皆さんすでにご存知のネタかも
(実は、ネット検索したら結構とりあげられていたので)
さて、はじまりはじまり。

今から20年以上前のお話です。
NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」での出来事なんです。
(ネットではロンパールームでのことと書かれているものが多いがこれは間違い。しかも、うつみみどりがおねいいさん役だったという書き込みもあるがこれは絶対時期が違う)

おねえさん
「今日は「き」の字のつく言葉を考えてみようね。「き」の字のつく言葉を言ってみようね」
けん君(元気よく手を上げて、大きな声で)
「はい!はい!はい!!」
おねえさん
{じゃあ、けん君」
けん君
「はい! きんたま!」
おねえさん
「もっと、きれいなものをお願いね。はい、きの字のつくもの言ってみよう!」
けん君
「はい、きれいなきんたま!」

画面には「しばらくお待ちください」のテロップが出ました。

しばらくして、番組は戻り、おねえさんは何も無かったように番組は進行している。

先ほどまでけん君が座っていた席にはクマのぬいぐるみが置いてあった。



この話なんですが・・・書かなければよかったかなあ。
20数年前にあるお笑いタレントがこの話をさも本当そうに話し、数日後に別番組でタモリさんも笑いをこらえながらこの話を取り上げていた。この2人の話ですから、その頃に彼らの仲間内で作った本当風の嘘話だと思います。


「おかあさんといっしょ」といえば、数年前まで古今亭志ん輔さんが出ていましたが、音好は25年ほど前に、数年間の間、日立家電の落語サークルに外から加わっていた頃、講師が途中で円丈さん(当時ぬう生)から志ん輔さん(当時朝太)に代わったんです。そのサークルの仲間がいつの間にか志ん輔さんの奥さんになっていました。

落語のページがいっぱい
WWW pages about RAKUGO」というHPを見つけた。
管理者の”ちばけいすけさん”という人がどんな方なのか全く知らないが、よくもこんなにも情報をあつめたもんだ。敬意を表する。紹介されているたくさんの個人ホームページにも驚いた。

落語に一言もつ人は多いもんなんだなぁ。
最近ほとんどこの世界から足を洗った私にはとても追いつけそうもない。
私は、落語に関してはホームページウォッチングに徹しよう。

噺家さんも結構ホームページを持っている。
わが師匠円丈さんの「三遊亭円丈落語の世界」もすごいが、弟子で今や売れっ子でついこの間真打昇進した
白鳥(前名:新潟)の「三遊亭白鳥公式ホームページ」も忙しい中がんばってるね。
わが会社の友人高橋君と何度か社内で企画した素人寄席にその都度安いギャラでゲスト出演してもらった円
丈一番弟子のらん丈師匠(当時:乱丈)も先日の町田市会議員選で落選した後に「三遊亭らん丈全面開示」な
るホームページ作ったんだね。


先程紹介した、ちばさんとお知り合いらしいが井上恵司さんとかいう人形町のおそば屋さんの「客席放浪記」もすごい。

2つのホームページともに私とおんなじBIGLOBEなんだ。
ふふふ、ビッグローブは品ある会員が集まるのだな。

同じBIGLOBE会員で光栄だ。


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