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キュレネのテオドルスは、ピタゴラス派の哲学者でした。直観的な数学と区別された科学的な数学への道を準備するのに忘れてはいけない人です。アップレイオス(c.150)とディオゲネス・ラエルティウス(2世紀)によれば、プラトンはキュレネに行って、テオドルスの下で幾何学を学んだそうです。 アテネのテアエテトスは、テオドルスとソクラテスの弟子で、プラトンによって、非凡な才能の人物として描かれています。彼の著作は失われてしまいましたが、古代の歴史家の著作の中で言及されていて、初等幾何学のかなりの部分が彼によるものであることが分かります。ユークリッドが「幾何学原論」を著す際に用いたいくつかの資料は、テアエテトスとエウドクソスによるものであっただろうと思われます。 ピタゴラスに始まる、プラトンとプラトン学派への道を準備した時代は、ここで終わったと言うことができるでしょう。こうして、プラトンが登場するわけです。
「黒南風(クロハエ)」「蛞蝓(ナメクジ)」「俎板(マナイタ)」「翡翠(カワセミ)」「朱欒(ザボン)」 今回も、稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』(三省堂)から「夏、七月」です。 「團扇--円いもの、楕円のもの、四角なものなど形は様々である。絵を描いてある絵團扇、絹張りの絹團扇、漆または耐水性の塗料を塗り、水を注いで使う水團扇、渋を引いた渋團扇などがあるが、近年は扇風機や冷房の普及で昔ほど用いられなくなった。 山寺にうき世の團扇見ゆるかな 高浜虚子」 「羅--盛夏に用いる絽、紗などの薄絹を用いて作った単衣をいう。男も用いるが、婦人が外出に着る場合が多く、透けた羅をきりりと身につけた姿は涼しげである。近年は化繊の羅も多い。 羅にすはまの紋のうすうすと 高浜虚子」
「仙人掌の花が真っ赤で島は夏 山本孕江」 から「團扇」「羅」「仙人掌」「病葉」を取り上げます。
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『 Participating farmers will receive oxen on credit after they have identified the animals to be purchased and negotiated the price. ActionAid agricultural workers will provide veterinary and marketing advice. ActionAid Ethiopia will then cover the transportion and provide follow-up advice to ensure that the oxen are being used productively. Credit repayments are made to a revolving fund to be used to purchase further oxen. Sixty oxen will be bought and distributed within the first year. 』
今回も『The New Cambridge English Course 4』からです。 participate=参加する、on credit=信用貸しで、identify=鑑定、確認する、veterinary=獣医学の、repayments=返済、revolving fund=回転資金、です。 訳しておきますか。 「家畜を買うことになった農民たちは、飼う動物を鑑定し、値段の交渉をした後、信用貸しで雄牛を受け取ることになります。救援隊の農業担当者は、獣医学的な、また市場での売買の忠告をするでしょう。その後、エチオピア救援隊は、雄牛が生産的に使われるようにするために、交通輸送機関を整えたり、忠告をし続けたりするでしょう。返済金は、更に雄牛を買うための回転資金として使われます。一年目には、六十頭の雄牛が買われ、分配される予定です。」
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