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フィボナッチは、大学を出ていませんでしたが、自らの師をオックスフ ォードとパリの大学で学んだ人と語っています。その人というのは、マイ ケル・スコットで、トレドで天体観測を行ったりもしています。後に、フ ェデリコ2世に占星術師として任命されたようです。 この時代(13世紀)の他のイタリアの数学と関わった人の中に、1261 年から1264年まで教皇であったウルバヌス4世の礼拝堂付き司祭(chaplain) であったヨハネス・カンパヌスがいます。 彼のユークリッド(エウクレイデス) の「幾何学原論」の翻訳は、初期 に印刷された版のほとんどに用いられていますが、その翻訳は、少なくと もそれ以前の3つのアラビア語の翻訳からのもののように思えます。 生涯についてはほとんど知られていません。ユークリッ ドの彼の翻訳の 付表には、星形図形の角の総和を求める計算式が書かれています。また、 三分割の問題(trisection problem)や黄金分割の無理数性などを深く考え、 純粋に幾何学に関心のあった人のように思えます。
「惟(タ)だ仁者のみ宜(ヨロ)
しく高位に在るべし。」 今回、ここで取り上げるのは、「宜」「当」「将」と いった動詞を補語 とする助動詞的な助辞です。 「宜」は「ヨロシク・・・ベシ」と訓読し、「するのが
よい」「するは
ずだ」「どうも・・・のようだ」の意味で、単独で述語として用いられる
と「ウベナリ」と訓読し、「道理のあることだ」という意味になります。 で、今回はこれです。 「王子□(執の下に土)問曰士何事孟子曰尚志」 |
「プリーストリーさんは、強い倫理
的信念と異なる分野で等しく物事を成
し遂げる能力を持つプロテウスのような(変幻自在の)文学者である。」 ということで、(b), (a), (c)が解答になります。 さて、今回からは少し形式を変えましょう。先ずは問題 文です。 「ACADEMIC academicという言葉は、アテネのプラトンの学 園「アカデメイア」から 来ている言葉で、文字通りには、アカデメイアあるいはその学問に関する という意味なのですが、時代とともに、その学識が現実生活から離れてい くことになり、academicという言葉は、「実際的な価値のない」というよ うな意味で用いられるようになります。 この意味での academicの同意語は、theoreticalや speculativeになり ますね。 ということで、訳をつけてみてください。
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