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「ここでも、ナイトカフェや病院でと同じように、彼[ヴァン・ゴッホ]は、現実の光景を描くだけではなく、人をそうした野蛮な行為へと押しやる社会を告発もしている。」 というわけで、limnは「(絵を)描く、絵に描く」という意味です。 さて、問題です。再び四択になります。
ALLUVIAL (a)fertile (b)densely populated (c)distant (d)deposited by running water 多少、単語をいっておきましょう。silt=シルト(砂より細かく粘土より粗い沈積土)、meander=曲がりくねって流れる、曲流する、deposit=沈殿(沈積)する、ぐらいですか。 バングラデシュの国土を思い起こせばよいでしょう。
「詩に云う。「邦畿(ホウキ)千里、惟(コ)れ民の止(トド)まる所。」 と」 注目の漢字をいきましょう。「邦畿(ホウキ)」「緡蛮(メンバン)」「丘隅(キュウグウ)」「穆穆(ボクボク)」「於(アア)」「緝(ツギ)て」「煕(アキラ)かにす」 長くなってしまいましたが、島田虔次著「大学・中庸」(朝日新聞社)の「大学 伝第三章」から続きをいきましょう。 「詩云。瞻彼淇澳。緑竹猗猗。有斐君子。如切如磋。如琢如磨。瑟兮<にんべんに間>兮。赫兮喧兮。有斐君子。終不可諠」
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さて、今回は、漢代の数学史に関連する人物を取り上げてみましょう。 AD25年頃、劉向(リュウキョウ)という有名な哲学者、天文学者がいました。その息子の劉<音欠>(リュウキン)は、新しい暦(三統暦)を考案し、優れた業績を残しています。張衡(AD78-139)は、渾天儀を作成し、天文学と幾何学とについて著述しています。彼は、πの値として√10(ルート10)をあげており、√10を近似値として用いた最も初期の例の一つです。恐らく、その頃、年代は確かではありませんが、周髀算経の注釈を書いた趙君卿がいたでしょう。 西暦紀元のはじめ頃、年代は非常に不確かで、数世紀の範囲内でも年代を定めることは難しいのですが、五曹算経が書かれたように思えます。D.E.Smithによれば、最も有名なものの一つであるが、最も価値の少ない数学に関する中国の古典ということです。著者は、孫子という伝承もあるようですが、これも確かなことはわかりません。(孫子算経という別の書もありますね。) その例として、次のような問題があります。 「東側が35歩、西側が45歩、南側が25歩で北側が15歩の四角形の畑がある。畑の面積を求めよ。」 この条件では作図もできませんね。(どれか一つの角度が分かればできるのですが)これに対して、著者は、二つの対辺の合計の積の1/4になるとしているそうです。こんな(いい加減な)近似の仕方は、初期の時代、東洋全体を見回してもまれなことのようです。
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