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年代は確かではありませんが、恐らく3世紀に活躍していただろうと思われる、ギリシア後期の幾何学者に、アレクサンドリアのパッポスがいます。彼の大著「数学大全(Mathematical Collection, Μαθηματικων συναγωγων βιβλια)は、本来8書からなっていたのですが、私たちには、後の6書しか伝わっていません。彼の名の付いた定理がありますね。 前回述べた、アレクサンドリアのテオンの娘、アレクサンドリアのヒュパティアは、数学史上、何らかの注目すべき地位にあった最初の女性です。伝承によれば、彼女の学識は、アレクサンドリアの新プラトン学派を統轄するよう求められるほどであったといいますが、女性であるためでしょうか、歴史上、様々なロマンスめいた話が語られ、その多くはフィクションだと考えられています。 プロクロスは、哲学の分野で、プラトンの後継者だと見なされていましたので、「継承者(Succesor,Διαδοχοs)」とあだ名されていたと言われています。彼は、多作の著述家で、プトレマイオスについての著作やユークリッド第一の書の注釈などの著作があり、その著作は、ギリシアの幾何学についての貴重な情報源となっています。
「康誥(コウコウ)に曰(イワ)く「克(ヨ)く徳を明らかにす。」と。」 「伝」というのは、様々な経典を引いて説明しているものです。ここで出てくる「康誥」「大甲」「帝典」は、すべて書経に含まれている篇の名で、「康誥に曰く」というのは、「書経康誥篇」にはこう書いてあるということですね。解釈は、自分で書物を読んでもらうことにして、大切なことは、「自らの徳を明らかにする、かがやかすこと」であるということになるでしょう。 今回は、島田虔次著「大学・中庸」(朝日新聞社)の「大学 伝第ニ章」です。
「湯之盤銘曰。苟日新。日日新。又日新。」
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「生活費が暴騰しているのに、政府の厳命によって賃金が押さえられているので、労働者たちは、ますます反抗的になっている。」 単語としては、wage=賃金、soar=舞い上がる、(物価が)高騰する、increasingly=ますます、いよいよ、restive=御し難い、手に負えない、反抗的な、を挙げておけばよいでしょうか。 現在、日本は不況で(世界的にもでしょうが)なかなか困難な時代ではあるようですが、物価が安定というかデフレ状態なので、ある程度の我慢はできるのかも知れません。不況かで、物価だけが上昇するようになれば、それこそ大変な時代になるのでしょうね。 Fiatというのは、「厳命」とか「勝手な布告」とかいう意味です。 さて、今回の問題です。
ARTIFACTS 特に、コメントもないのですが、Professor Campというのは、考古学者か何かでしょうかね。
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