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「軍隊が、頑強に抵抗する農民たちによって抑えられている家畜やその他のものを差し押さえる必要があるとき、この目的の為に軍隊を動かすることができる。」 ちょっとぎこちない感じの訳ですが、だいたいこういう意味でしょう。 単語をいっておきましょう。 livestock=家畜、withhold=抑える、使わせない、mobilize=動員する、hoard=貯蔵する、蓄える、ぐらいですね。 で、正解は(c) rebelliousになります。 さて、問題です。
SERRATED (a)dull (b)thick (c)gleaming (d)saw-toothed
「物に本末有り。事に終始有り。先後する所を知れば、則ち道に近し。」 本文は、注釈とは違って、比較的読みやすく簡単な感じがしますね。ただ、内容は難しいですよ。「格物致知」の解釈が、朱子と王陽明の説では全く異なっていることは、特に有名ですからね。深入りはしませんが、興味のある方は、是非読んでみてください。 注目の漢字をいきましょう。「斉(トトノ)う」「格(イタ)る」ぐらいでしょう。 それでは、今回も島田虔次著「大学・中庸」(朝日新聞社)の「大学 経」からです。 「物格而后知至。知至而后意誠。意誠而后心正。心正而后身修。身修而后家斉。家斉而后国治。国治而后天下平。」
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さて、今回は、プトレマイオスについてです。 プトレマイオスが活動した時代は、140-160年頃とされています。平面幾何学でエウクレイデス(ユークリッド)が、円錐曲線でアポロニウスが、算術でニコマコスが成したのと同様のことを、天文学で成し遂げたと言われています。つまり、先人の人々の発見を一つのものにまとめ、資料を体系的に配置し、その後、何世紀にもわたって優れた基準となるものを作り上げたのです。 彼の生涯については、アテネとアレクサンドリアで教えていたということしか知られていません。彼の最も偉大な著作は、一般にアルマゲストと呼ばれているもので、古代天文学の歴史について多くの情報を含んでいます。 この書のもともとのタイトルは、Μαθηματικηs συνταξεωs βιβλιον πρωτον(数学(学問)体系の最初の書)というのですが、もう一つσυνταξιsという書物を書いたので、アラビア人たちは、大きい方の著作を al μεγαληと呼び、その後、al μεγιστηと呼んだように思えます。アラビア語の al(定冠詞のthe)をともなったμεγιστηから、アラビア人は、私たちに Almagestとして伝わっている言葉を作ったのだと考えられています。それで、その意味は「最も偉大な書」になります。 純粋な数学者とはいえませんが、数学の天文学や地理学への応用においては、ギリシアの学者たちの間で群を抜いていました。
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