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さて、今回はプラトンの直弟子とも言うべき人たちについてお話しします。 先ずは、プラトンの甥のスペウシッポス(Speusippus)です。彼はプラトンのシラクサへの三度目の旅に随伴し、プラトンの後を継いでアカデメイアの学頭になっています。彼はピタゴラスの数(1,2,3のような整数)や比について書きました。彼のことは、テオログメナ(Theologumena)という年代不詳、著者不明の著作から得ています。 他にタソスのレオダマス(Leodamas)がいます。彼はプロクロス(c.460)とディオゲネス・ラエルティウス(2世紀)に言及されていて、分析的な証明法を用いたと言われています。 また、マグナ・グレキアのメドマ(Medma)あるいはメスマ(Mesma)の天文学者で幾何学者であったフィリップス・メドマエオス(Pilippus Medomaeus)という人は、プラトンの指導の下、数学の研究に取り組みましたし、トュマリダス(Tymaridas)という連立一次方程式の解法を工夫した人も、この時代に生きていたように思えます。
「芒(ススキ)」「蚯蚓(ミミズ)」「螻蛄(ケラ)」「芋莖(ズイキ)」「鯊(ハゼ)」です。 今回も、稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』(三省堂)から「秋、十月」です。 「蝗―「ばった」の仲間だが、ばったより小さく三センチくらいの昆虫。稲の害虫で黄緑色のものが主であるが、褐色のものもいる。古くから食用として、蝗捕りをし、炒ってつけ焼きにしたり、佃煮にして食べた。 ふみ外づす蝗の顔の見ゆるかな 高浜虚子」 「通草―実は楕円形で10センチ近くになり、数個が固まってつく。熟れると黒褐色になって厚い皮が縦に割れ、中に白い果肉が見え、真っ黒な種子が一杯つまっている。野趣豊かで、盆栽に仕立てたり垣に育てたりもする。 鳥飛んでそこに通草のありにけり 高浜虚子」
「谷水を踏まえて刈りし木賊かな 高浜虚子」 から「蝗」「通草」「木賊」「酢橘」を取り上げます。
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『 After I had rested and written my report I flew to another part of planet. Detecting a high level of radioactivity, I did not land; but I flew over the area several times. It was a place of deep valleys with vertical walls; in them regular square or rectangular openings had been made, whose purpose I was not able to guess. There was little vegetation, but my instruments showed a good deal of metal. Not far away there was a great expanse of water containing various chemicals...』 今回も『The New Cambridge English Course 4』の「Extracts from the report of Zargon, a space explorer, written in the year 2050」からです。 放射能が検知され、水には様々な化学物質が含まれている。東海村の臨界事故があったばかりなので、何か人類の未来の姿がそこにだぶって見えてくるような気がするのですが、とりあえず単語から行きましょう。 radioactivity=放射能、vertical=垂直の、regular square=正方形、rectangular=方形の、矩形の、vegetation=草木、expanse=広大な広がり 訳しておきましょう。 「休息をし報告書を書いた後、私は惑星の別のところに飛行した。高いレベルの放射能が検出されたので、私は着陸しなかった。しかし、その地域上空を数回飛行した。切り立った崖のある深い渓谷のある所であった。そこには正方形や長方形の口が開いていたが、何の目的で作られたのか推測できなかった。ほとんど草木は生えていなかった。しかし、私の検知器は多くの金属があることを示していた。遠くないところには、水が広大な広がりを見せていたが、様々な化学物質を含んでいた。
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