これまでほんの少数の人に「落書き帖」なるものを送付してきたのですが、今回、ホームページを作って一般の人にも読んでもらおうと思いました。不特定多数の人に読んでもらうのには、若干の抵抗もあったのですが、中には興味を持っていただける人もいるのではないかと期待しています。私の関心の赴くままに書いていきますので、興味を持たれた方は、是非メールをください。
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何年かの放浪の後、再び姿を現したピタゴラスは、イタリアの南東海岸の町、クロトナ に定住します。そこは、マグナ・グレキアと呼ばれる地域で、そこで彼は300人ほどの高貴で豊かな若者を集め、共同体を設立します。それ以来、その共同体はヨーロッパやアメリカのあらゆる秘密結社のモデルとなりました。彼は弟子たちを、仲仕(労働者)と数学者とに分けています。
ピタゴラスは、自らの教義を何かの論に具体化したことは一度としてありませんでした。ターレスや彼が恐らく学んだであろう東洋の師と同じように。自らの理論を、それにふさわしい者たちには自由に口伝したのですが、この方法は、神秘主義の精神によるのではなく、書き留めるにふさわしいものがなかったからでした。
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『 1. Yar needs clean water; many babies die because of dirty water. You can bring in Western volunteers and drill a well quickly for 300 crowns; the well will have to be serviced and repaired by outside people. Or you can do most of the work on the well yourselves, and learn to service and repair it; this will take longer and cost 500 crowns.』
今回も『The New Cambridge English Course 4』からです。
第一の計画案は、井戸を掘ることです。きれいな水がいかに重要であるかということは、誰にでも分かりますね。
単語をいきましょう。bring in=(援助などを)引き入れる。drill a well=井戸を掘る。service =修理保存をする。repair=修理修繕をする。ぐらいでしょうか。
訳です。
「 Yarには、きれいな水が必要です。多くの赤ん坊が死んでいるからです。西洋のボランティアを招き入れて、素早く井戸を掘ることができます。費用は300クラウンです。井戸は外部の人々によって維持管理されなければなりません。あるいは、あなた方自身が中心になって、井戸を掘ることもできますし、維持管理の方法を学ぶこともできます。これだと時間が余計にかかりますし、費用も500クラウンかかります。」
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前回の解答からです。「規矩準縄(キクジュンジョウ)」「唾棄(ダキ)」「口舌の徒(コウゼツノト)」です。
今回も今井淳・小澤富夫編『日本思想論争史』(ぺりかん社)からです。
「たとえば主君に対する前述の藤樹の「諫言」や道徳性の要求などは、主君の絶対的権威を否定することにもなりかねない危険性をもっている。」
「それでは法と道徳、どちらを優先するのかというと、「二者同じからずと雖も、並び行われて相悖らず」と言葉をにごすだけで答えは出ていない。」
「『国歌八論』は、歌源・翫歌・択詞・避詞・正過・官家・古学・準則の八論から構成されている。」
「第一の歌源論では、『古今集』仮名序(和歌の本義)の「世中にある人ことわざしげきものなれば、心に思うことを見るものきく物につけて、いひいだせるなり」とあるのを批判して、歌は本来「ことばを永うして心を遣る(気を晴らす)もの」であり、声をあげて「歌う」ものであったという。その起源を『記紀』の歌謡に求め、「げにうたはざれば心を遣るべからず、うたふにはことばを永うすべし」と規定する。しかし、そのごわが国では歌うことがやみ、もっぱら「詞花言葉を翫ぶ」こととなり、その結果『古今集』では、「詞花既に隆盛の時に至り、専ら巧拙を論じてその優なる」歌が択ばれている。」
から「諫言」「相悖らず」「翫歌」「翫ぶ」を取り上げます。
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