豊川用水幹線水路に架けた小さな農道橋です。水路を管理している水資源公団との協議で、通水を止める事が出来ないため既設護岸を壊さずに施工すること、及び管理用道路の線形を変えないようにとの条件が出され、検討の結果、写真のようにパイル式の橋台を管理用道路内に設ける設計としました。

現在、この水路の改修が計画されており、工事用道路内にパイプを布設し、これを仮設水路として利用しながら既設の改修を行い、最終的に水路の二連化をする工法が予定されているようですが、そのときにはこの橋台が邪魔になるでしょう。ここの設計を担当するコンサルさんは「何でこんな所に橋台を造ったんだ!」とボヤキながら線形計画をする事でしょう。