2000年問題を考える
Windows95の2000年対策が必要らしいとの噂を聞いてコンピューター屋さんに相談したら
Windows98にしておいたら? と言われ
若干のためらいがあったが、アップグレードした
気のせいかブラウザの動きが早くなったようで
明るい2000年に胸ふくらませてネットサーフをしていた
が
・・・フォ○○○8の、あるソフトを使おうとしたら、
入力値の変更が出来なくなった(T_T)
(計算してあったものの数値を変更したかった、これを確認しないと、今日中に図面が完成出来ない)
フォ○○○8のホームページを見たら、新バージョンが出ていたので
とりあえずバージョンアップをやってから問い合わせてみようと思い
差分ファイルをダウンロードして上書きしてみた。
そしたら
・・・・起動さえしなくなってしまった(T_T)
こうなったら、元請けさんにデーターを送って計算をしてもらおうと思った時、
電話が鳴った
・・・「今日、持ってきていただけるんですか?」
そういえば、先週、「来週中に仕上げます」なんて言ったような・・・
「すみません、まだ、やってます」m(_ _)m (心の中は(^^)/)
他に頼みたい仕事があると言うので、
フォ○○○8に問い合わせのメールを送ってご依頼主様の元へ飛んでいった
今の仕事は急がなくても良いとのこと(役所との工期は来週なのに)だったが
頼みたいという仕事は、益々頭がハゲてきそうな、検討業務だった
でも、この節、仕事はありがたいので、喜んでお受けして事務所に帰ってきた
(副作用をおそれず リ○ップを続けようと決意しながら)
そしたら
・・フォ○○○8から返事のメールが届いていて
最初からインストールしてみてくれ、というのでやって見た
そしたら
・・・もとにもどった、良かった良かった(^^)
数日後、ファックスモデムでファクスを送ろうとしたら
「モデムが見つかりません」のメッセージが出て受け付けてくれない
モデムのスイッチは入っている、配線は?・・どれとそれが繋がっていればよいのか分からない(;_;)
コンピューター屋さんに問い合わせたら
「あのソフトはもう古いからWin98には対応してないかも」との返事が帰ってきた。
確かこのソフトを入れたのは3年前、この世界3年前は、もう古いのか?
このソフト屋さんのホームページを見てみたら、このバージョンはWin98ではダメと、はっきり書いてあった。
やっぱ、ユーザー登録をしておけば良かったと反省しながら見ていった
そしたら
・・無料のダウンロードで何とかなるらしい。よかったよかった。
ダウンロードに時間はかかったが、幸か不幸か、時間はたっぷりあったため(/_;)
この問題も解決した。
2000年問題、こんなのは銀行の金利計算だけのことで、大して預金の無い自分には関係ない事と思っていた
しかし、最近マスコミがやたら騒がしい。
メーカーからも、2000年対策の案内がよく来る。
どれも皆、「当社の試験では大丈夫」とは書いてあるが
「どうぞ安心して2000年をお迎え下さい」とは書いてない。
先日の新聞には"2000年危機”という表現が使われており、
飲料水や食料の備蓄、懐中電灯、ラジオ、乾電池、救急箱等々
まるで、大地震でも来るかのように書かれていた。
ほんとに、そんな事が起こるのだろうか?
子供の頃、鉄腕アトムの"電子頭脳"という言葉に衝撃を受けてから、関数電卓を手にするまでには
随分時間があったように思う、
空調完備の電算室からコンピューターが出てきて人間と同じ部屋で仕事をするようになってから
コンピューターは、いつの間にか、人間の良きパートナーとなり、
何でも頼れる頼もしいヤツと、誰もが思っていただろうに
案外、頼りないところがあったようだ
我々の仕事でも、コンピューターが基準や指針を覚えていてくれるので、
計算の流れなど知らなくても構造計算が出来てしまう。
"製図用の鉛筆の削り方"など、聞いたこともない技術者達が図面を書いている。
「最近の図面はメリハリが無い」などと嘆くと
何で、「そんなのが必要なのか?」と返ってくる。
確かに、CELSが始まれば、図面の線は色で認識されるから無意味になるのかもしれない
しかし、おじさんは
「一本一本の線にも意味がある」「図面は設計者から施工者へのメッセージを書く物」
と教えられ、心を込めて図面を描いていた時代が忘れられない。
もしも、2000年を迎えて、全てのコンピューターが止まってしまったら
手計算、手書図面のかけるオジサン事務所が活躍する時が来るかもしれない。
コンサルさんにとって、もっとも重要な2000年対策は、
「一お連」との業務提携の締結では無いか?
後記:タイトルと内容があわないか?
最近、人と話をしていても、自分が何を言いたかったのか分からなくなるときがある。
やっぱ、年のせいだろうか?
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