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- ●1999年2月28日(日)〜3月3日(水)
- 宮崎空港線,高千穂鉄道,南阿蘇鉄道,三角線,熊本市交通局,熊本電気鉄道,鹿児島本線
・1999年2月28日(日)
珍しく日曜朝の出発。羽田発まで時間があるので、ちょいと寄り道。風が強くて寒い。
- 久喜(5)619[2504・東武伊勢崎線・準・浅草行]702(6)西新井
- 8000系6両。JR定期が期限切れになったので、東武経由。草加付近の高架から富士山がよく見えた。
西新井では中間改札を通っての乗り換え。大師前(だいしまえ)には改札が無いので、乗車券はここで渡してしまう。
- 西新井(1)712[703D・東武大師線・大師前行]714大師前
- 8000系2両。ぐぐっと左にカーブすると、右手に東京マリン(プール)が見える。高架になって到着した大師前駅は立派な建物。改札の無いのが不思議なくらいだ。
- 大師前716[704D・東武大師線・西新井行]718(1)西新井
- 8000系2両。すぐに折り返し。西新井の中間改札手前に券売機があり、大師前からの乗客はここで乗車券を買う。
トイレに寄っていたら、予定の電車に乗り遅れてしまった……。
- 西新井(5)727[・東武伊勢崎線・中目黒行]736(7)北千住
- 20000系8両。営団日比谷線直通列車に乗り、北千住高架ホームへのアプローチに初乗車。
- 北千住(4)741[・東武伊勢崎線・浅草行]756(2)業平橋
- 10000系6両。ローカル線並の遅い走り。工事の為、35km/h制限で業平橋へ到着。
ラッシュ時に使用される業平橋ホームを経由して押上駅へ。結構距離があり、乗り換えには10分くらい必要か。
- 押上(4)803[京成押上線・印西牧の原行]811(3)青砥
- 青砥(1)828[京成,都営,京急直通・急(京急内)・羽田空港行]928(1)羽田空港
- 都営5300系8両。冷たい強風の中、羽田空港行の直通列車を待って乗車したが、残念ながらロングシート車だった。平和島にて、快速特急の通過待ち。
チェックインを済ませて、空港展望デッキへ(無料)。日曜なので、航空ファンが多数、カメラを構えている。飛行機までの距離は少し遠いが、バックに富士山も良く見えていて、望遠レンズなら結構いい写真が撮れそう。
- 羽田空港(Gate8,RW34R)1115[JAL303便・宮崎行]1300(RW27,Gate6)宮崎空港
- DC-10(JA8540)。離陸後右旋回、眼下に大島空港が見えた頃にベルトサインが消える。座席は12A、機体の左側なので、到着間際まで海ばかり眺めることに。
12:38、降下開始でベルトサイン点灯。左手に青島・鬼の洗濯岩を望みつつ、12:56に宮崎空港着陸。東京での冷たい強風が嘘のように、晴天で暖か。
空港内で昼食の後、送迎デッキ(100円)で、しばし見物。
- 宮崎空港(2)1454[5022M・L特・にちりんシーガイア22号・博多行]1608(1)延岡{泊}
- 787系7両。発車10分前に改札開始。グリーン車利用はこれが初めて。宮崎を出るとつばめレディによる検札。グリーン車の客は10人、結構利用率は高い。
砂土原辺りでおしぼりサービス、そしてドリンクサービス。以前から良い評判を聞いていたけど、これはとても嬉しい。3号車のビュッフェに行ってホットケーキ(360円)を買い、席に戻って食う。ヘッドホンを持参しなかったので、オーディオサービスが聞けず、残念。
延岡到着前につばめレディからもうすぐ到着と案内を受け、降車時にドアの所でキャンディを2個貰う。こちらも『お世話になりました』と挨拶を。
駅からすぐのビジネスホテルへチェックイン。なんとシャワートイレ付き。買い物がてらに周辺を散歩して戻る。
・1999年3月1日(月)
4時半起床で6時前にはチェックアウト。外はまだ真っ暗。
- 延岡618[801・高千穂鉄道・高千穂行]742高千穂
- TR-105+TR-101、2両。1両で到着した列車に、もう1両増結しての折り返し(1分延発)。6時半頃、ようやく外が明るくなってくる。亀ヶ崎あたりから渓谷らしい風景が。日之影温泉で高校生がどっと増え、うるさい。通学列車の為か、観光案内放送がカットされてとても不満。高千穂橋梁も、徐行こそすれ、何のアナウンスも無かった。
のんびり歩いて約10分で宮崎交通高千穂営業所へ。
- 高千穂営業所850[宮崎交通・定期観光バス・高千穂Aコース]1150高千穂営業所
- 定期観光バスAコース(1,660円)の客は自分も入れて2名。運転手さんもガイドさんも、苗字が「興梠(こうろぎ)」。このあたりには多い名前らしい。
天岩戸神社と西本宮を見て、一旦営業所に戻る。ここでBコースの乗客を乗せるのだが、今日は誰もおらず。高千穂峡でバスを降り、歩いて観光。途中の茶屋で「かっぽ酒」を飲む。次は国見ケ丘、阿蘇五岳の頂上は雲の中。続く神楽宿で「かっぽ茶」を貰う。高千穂大橋を渡って高千穂神社へ。境内の夫婦杉を3回時計回りしておく、一応(笑)。
観光を終え、営業所には予定より早い11:42着。
- 高千穂営業所1210[宮崎交通バス・(バイパス経由)高森行]1320高森駅
- 遂に開業する事無く撤去された高森〜高千穂間の鉄道線の跡、一部は記念碑的に残されている。始めはたくさん乗っていたお年寄りも、奥阿蘇大橋を渡る頃には誰もいなくなり、以降、終点まで乗客は自分1人。大きなトンネルを抜け、眼下に高森の町が見えた。
- 高森1348[80??D・南阿蘇鉄道・立野行]1423立野
- MT-2001、1両。トロッコ運転日ではないので1時間以上待つつもりだったが、時刻表には掲載されていない列車があり、迷わず乗車。特急「あそ」を使わずに済み、金銭的に助かる。線内に乗車券は無く、運賃回収はバス方式。日本一長い「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅に鉄ちゃん発見。この駅名、無理やり長くした感じがして、日本一と言うに値しない気がする。どう見ても“水の生まれる里”は余計だと思うのだが……。
- 立野(1)1433[1436D・豊肥本線・熊本行]1526(4)熊本
- キハ200系、2両。ワンマンで、後部車両のドアは開かない駅もある。真っ赤な車体は正にJR九州って感じ。
熊本駅内の立ち食いで肉うどん(350円)を食う。美味い。
- 熊本(5)1551[541D・三角線・三角行]1638三角
- キハ31、2両。2+1の転換クロスシートは、気動車にしては珍しいと思う。シートの質は良くないが。日差しが眩しく、暑くて眠い。右手には雲仙。
- 三角1643[542D・三角線・熊本行]1733(5)熊本
- キハ31、2両。写真を撮る暇も無く、切符を買い直して急いで折り返し。
- 熊本駅前1747[熊本市電2系統・健軍町行]1756辛島町{泊}
- 8503、1両。市電でホテルの近くまで移動。
チェックイン後、すぐ外出。子飼橋までぐるりと散歩し、下通で買い物してからホテルに戻る。ホテル内のレストランで食事。
・1999年3月2日(火)
6時起床。今日は昼過ぎまで熊本観光。
- 辛島町7??[熊本市電2系統・熊本駅前行]7??熊本駅前
- 8501、1両。車内で一日乗車券を購入。寝ぼけてたのか、時刻の確認を忘れてしまった……。
熊本駅のコインロッカーに荷物を預け、始発の電停まで歩く。
- 田崎橋801[熊本市電2系統・健軍町行]837水前寺公園
- 9205、1両。水前寺公園で下車し、園内を見学。「出水(いずみ)神社」のおみくじは“吉”。
- 水前寺公園917[熊本市電2系統・健軍町行]925健軍町
- 9201、1両。ハイデルベルク号。超低床車のダイヤに合わせる為、健軍町へ先回りする。
- 健軍町935[熊本市電2系統・田崎橋行]1003辛島町
- 9701、2両。超低床LRT。女性車掌さんが乗務。さすがに床が低い! ただ、行先表示がLED方式なので、かなり見づらい(後日導入された第2編成では字幕式に戻された)。
- 辛島町1012[熊本市電3系統・上熊本行]1025上熊本駅前
- 8503、1両。この車両は昨日に引き続き2回目の乗車。洗馬橋から1区間は専用軌道になっていた。これで熊本市電は完乗。
- 上熊本1050[熊本電鉄・北熊本行]1059(3)北熊本
- 5104、1両。元東急5000系「青ガエル」。吊り手の広告は「渋谷109」のまま。乗車券は無く、バスのような整理券方式。
- 北熊本(2)1102[熊本電鉄・御代志行]1122御代志
- 6118+6111、2両。元都営車。吊り手広告には、さくら銀行の都内支店名がズラリ。御代志駅ホームの反対側は、そのままバス停になっている。
- 御代志1141[熊本電鉄・藤崎宮前行]1207藤崎宮前
- 6111+6118、2両。同じ車両で折り返し。9時〜15時は自転車の車内持ち込み可で、実際にその様子を見る事もできた。
藤崎八幡宮参拝。一応“恋みくじ”を引いてみる。結果は、ぼちぼち?(苦笑)
- 藤崎宮前????[熊本市営バス・交通センター行]????交通センター
- 1日乗車券利用の為、市営バスを待つ。正確な時刻を確認しなかったが、待ち時間5分くらいで乗車できた。
交通センターから熊本城まで歩き、城内見学(500円)。時間が無いので、約1時間で慌しく回る。
- 熊本城前1415[熊本市電2系統・田崎橋行]1424熊本駅前
- 1207、1両。電停で10分も待たされ、「つばめ13号」に間に合うか心配になったが、電車は順調に走り、何とか間に合う。
熊本駅みどりの窓口で、グリーン車指定を確保。1号車6番C席。
- 熊本(1)1440[13M・L特・つばめ13号・西鹿児島行]1714(6)西鹿児島
- 787系、7両。グリーン車の乗客は計4名、全員海側のC席。「にちりんシーガイア」では無かったヘッドホン貸出サービスを受ける。無料ドリンクサービスはホットコーヒーを。
八代から単線区間に入り、しばらくすると右手に海が広がる。ビュッフェへ行き、お好み焼きとビールを買う。隣のコンパートメント席が空いていたので、そこで食事をさせてもらえた。食べ終わって食器類を返しに行くと、カメラを持っているのに気付いたのか、写真を撮ってくれるというので、お願いする。こういうのは結構嬉しい。
西方付近で東シナ海の紹介アナウンスがある。伊集院17:01着、鹿児島交通廃線跡は、盛土が残る程度しか確認できなかった。鹿児島観光案内のアナウンスがあり、その後、つばめレディがヘッドホンの回収。これで鹿児島本線完乗。
西鹿児島駅を出る際、改札で切符を記念に貰えないか尋ねると、慣れたように「無効印」を押して渡してくれ、ありがたく頂戴する。甲突川沿いのサンライズ公園を通って、新屋敷電停まで歩く。
- 新屋敷1755[鹿児島市電1系統・鹿児島駅前行]1801いづろ通{泊}
- 614、1両。均一運賃の160円。ホテル近くの電停まで移動。
ホテルにチェックイン後、天文館通の「むじゃき」(1Fの「むじゃきっこ」)で夕食。寒い季節でもあり、名物「しろくま」(かき氷)はさすがに食えなかった。帰りに隣のゲーセンで初代「電車でGO!」(列車運転ゲーム)をプレイしてみるが、ハード設定の上級「京浜東北線」を、大井町50mショートでゲームオーバー。飲酒運転は止めよう(笑)。
・1999年3月3日(水)
5時起床。天気予報は雨が降るとか言っているが、空は曇り。7時にチェックアウトし、天文館通まで電停1区間分を歩く。
- 天文館711[鹿児島市電1系統・谷山行]720荒田八幡
- 2131、1両。女性運転士は、交通局前で交代した。
荒田八幡で降り、熱帯植物園まで約15分歩く。当然こんな朝早くから開園してはいないので、外から見るだけ。道端に、ゴミ集積所ならぬ「火山灰集積所」が設けられているのは鹿児島らしい。帰りは西鹿児島駅前まで歩く。ちょっと疲れた……。
- 西鹿児島駅前844[鹿児島市電2系統・鹿児島駅前行]902鹿児島駅前
- 9504、1両。市電で鹿児島駅前へ移動し、その後市役所前まで歩いて戻る。予定の空港リムジンバスにはタッチの差で間に合わず……。
- 市役所前924[南国バス・鹿児島空港行]1014鹿児島空港
- 結構混んでいて、窓側席には座れず。空港までは1,200円。薩摩吉田ICから鹿児島空港ICまでは高速道を通過。
ナゼかチョット手間取ったチェックイン手続き後、送迎デッキ(50円)へ。日差しが出てきたが、正面の霧島の山並みは雲の中。ビル内のレストランで飛行機を見ながら昼食をとり、搭乗待合室へ。歩数計「電車でPO!」は、セキュリティゲートをクリアした。
- 鹿児島空港(Gate11,RW16)1255[JAC164便・福岡行]1350(RW34,Gate13)福岡空港
- YS-11A(JA8766)。念願の国産プロペラ機に乗る。折り返し機材遅延で、出発が10分遅れるとのアナウンス。飛行機の場所まで歩いて、エプロン(地べた)からの直接搭乗。席は5A、やや前方にプロペラが見える位置。
13:10、やんわりと離陸。飛行高度が低いので、地上が良く見える。何よりプロペラの音がいい。客室乗務員がルートマップ・キャンディ・ポストカードを配って回る。13:40降下開始、気流の乱れで結構縦揺れが大きい。RW16の予定で一旦日本海側に抜けたが、風向きが変わってRW34に変更。海ノ中道・博多駅上空を通過して左旋回、14:00に着陸。バスに乗り換えてGate13(第1ターミナル)へ。
荷物を受け取ると第2ターミナルへ移動し、JALのチェックインを済ませてから、地下鉄で天神へ。
- 福岡空港(2)1445[465C・福岡地下鉄・筑前前原行]1456(2)天神
- 市営1000系、6両。
天神・中州・川端界隈を歩き、キャナルシティへ。のんびりし過ぎて飛行機に間に合わなくなりそうになり、大慌て。
- 祗園(1)1618[466C・福岡地下鉄・福岡空港行]1625(2)福岡空港
- 市営1000系、6両。博多駅にも寄る予定をキャンセル、空港へ直行する。
すぐに搭乗待合室に入り、土産を買って待つ。
- 福岡空港(Gate7,RW16)1710[JAL368便・東京(羽田)行]1835(RW16L,Gate7)羽田空港
- B747-146B(JA8164)。B747-400のハズが、機材変更されたようだ。席は44A、後方席は空いている。客室乗務員がジャンプシートを使っている間は、モニター画面が隠れてよく見えない……。機長のアナウンスも、エンジン音にかき消された。
空いてて隣に誰も乗っていない時は、ついラバトリー見学に行ってしまう(笑)。トイレから戻ると、空は夕焼け、地上は既に闇の中で街明かりがチラホラ。上空からならではの景色。
海ほたるを左手にして左旋回、18:26に無事着陸。
- 羽田空港(1)1854[東京モノレール・浜松町行]1859天空橋
- 2000系、6両。交通費をケチる為、2駅で乗り換え。
乗り換え改札手前の窓口で京急の乗車券を購入する。
- 天空橋(2)1907[京急空港線・京急蒲田行]1913(1)京急蒲田
- 600系、8両。600系には初めての乗車。やはりロングシートよりクロスシートの方がいい。京急蒲田では階段を使う乗り換えを強いられる。大きな荷物を持つ空港利用者にとって、この乗り換えはかなりの苦痛だ。駅も手狭でキツい。
- 京急蒲田(3)1918[京急本線・特・青砥行]1927(2)品川
- 600系、8両。品川まで特急で、快調な走り。
品川の乗り換え改札は、京急の乗車券&JRイオカードの2枚通しで難なく通過。
- 品川(1)1932[????G・山手線]1950(2)上野
- 205系11両。大きな荷物を持っている時は、比較的空いている1号車に乗る事にしている。
- 上野(8)2030[3621M・ホームライナー古河1号・古河行]2017(2)久喜
- 183系9両。3月から500円に値上がりしたホームライナー、やはり客足は鈍い。開放されてるグリーン車に乗るが、未更新車で2+2シート、グリーン車の価値が無い……。客室扉も手動なので開放状態になってしまい、隣の喫煙車からの煙害がひどくてたまらん。最後の最後でひどい列車に乗ってしまったものだ。