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- ●1998年9月6日(日)〜10日(木)
- 土佐くろしお鉄道,伊予鉄道郊外線,広島電鉄,可部線,アストラムライン,スカイレールみどり坂線
・1998年9月6日(日)〜7日(月)
- 久喜(3)2205[3552M・快・ラビット・上野行]2245(9)上野
- 211-3000系5+5=10両。18時半頃に大宮駅構内で人身事故があり、宇都宮線が一時運転見合わせというニュースがあったので、ダイヤの乱れが出ているかと心配したが、列車は定時にやって来て、ひと安心。
- 上野(4)2246[2227A・京浜東北線・大船行]2253(6)東京
- 209系10両。山手線[2203G]と同時刻で併走し、こちらの方がやや先行して東京着。併走区間はダイヤをずらし、乗車タイミングを増やした方が絶対にいい。深夜帯にわざわざ並んで走る必要なんて全く無いだろうに。
- 東京(10)2343[375M・快・ムーンライトながら・大垣行]605(5)名古屋
- 373系3×3=9両。指定は9号車10番B席。臨時大垣夜行[9375M]の今夏運転最終日で、品川で見るとデッキまで満員状態。隣客は品川から乗車。東京発車時には5割程度だった乗車率は、横浜で約9割に増えた。小田原から4号車以降が自由席になり、デッキから通路にかけて立席客で埋まる。函南付近での徐行は、先日の集中豪雨被害の影響か。今夜も外は雨模様。通路の立客は静岡までに解消。浜松停車中の4:03、上り寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」が1分間の運転停車をして行った。豊橋停車中に、駅前のコンビニへ朝食の買い出しに出る。岡崎付近で夜明け。
- 名古屋(17)621[2181A・新・ひかり181号・広島行]649(11)米原
- 300系16両。名古屋駅乗換改札脇の自動券売機では名古屋までの乗車券投入を求められるので、青春18きっぷからの乗換には使えず、窓口にも列が出来ていた為、一旦改札を出て、特急券を買ってから再入場。下り始発なので、自由席車はサラリーマンでほぼ満席。ここで朝食をとる。
米原駅新幹線ホームで、上りエスカレーターを懸命に駆け下りるおじさんに遭遇。何を意図した行動かは分からないが、残念ながら乗り遅れてしまったようだ……(苦笑)。
- 米原(2)700[3605M・新快・姫路行]940(6)姫路
- 117系6+6=12両。何と117系新快速はまだ生き残っていた。前6両は米原始発で、6:50頃から乗車可能。6:58に長浜からの6両が到着、後ろに連結されて計12両となる。サラリーマンでほぼ満席になって発車。
彦根を出た辺りで居眠りを始め、大阪駅での乗客入れ替え時に目が覚めた後は、加古川まで熟睡。明石海峡大橋を見逃してしまった。天候が回復してきたのは助かる。
- 姫路(7)1003[1413M・三原行]1126(7)岡山
- 115系1200,1500番台、3両。折り返しとなる上り列車が6両で到着、2つに分割されて、岡山寄りの3両が三原行となる。乗車位置はホーム中程の△印6〜8番の位置。三原行編成は到着後すぐに乗車可。席を確保し、ホームで立ち食いそばを食う。この“そば”、そば粉を使った“そば”じゃないな……。
9:59着の新快速[3607M]は隣のホーム5番線に着くので、この列車への乗換は階段利用になって慌しそう。しかも、こちらは既に満席なので、まず座れない。立客多数で発車、途中駅で混雑はどんどん増していき、とうとう岡山まで空く事は無かった。
- 岡山(12)1202[2535M・琴平行]1335(1)琴平
- 115系1200,1500番台、3両。瀬戸大橋を渡る旅行客は殆ど快速マリンライナーに乗ってしまうので、この列車は空いている。瀬戸大橋線ホームの発車メロディは「瀬戸の花嫁」、なかなかいいね。車内で駅弁を食う。
児島で特急しおかぜ9号を待避待ちし、瀬戸大橋通過は12:50〜57。四国へ上陸して宇多津方面へ直進。日差しが戻り、琴平着。
- 琴平(2)1353[259D・阿波池田行]1458(4)阿波池田
- キハ58+キハ65、2両。シート更新車。車内は空いていて、ボックス席を占領。讃岐財田で特急しまんと11号通過待ちの為、16分停車。次の坪尻はスイッチバック駅で、今回初入線。鉄ちゃんが一人写真撮影をしていた。次の箸蔵で高校生大量乗車があり、そのまま終点まで混雑。
- 阿波池田(3)1528[4265D・高知行]1812(1)高知{泊}
- キハ54、1両。大歩危・小歩危の眺めを見せてなるものか!と言わんばかりのロングシート車で、しかも満席。立客までいる。懸命に首をねじって、ようやく大歩危峡を見る事が出来た。観光客にこのような疲労を強要するような車両運用は、全く理解に苦しむ。それとも、見物料(特急券)を払わないと見せてくれないつもりか?
大歩危で地元客がどっと降り、車内は観光客の比率がアップ。乗客は30人くらい。こまごまと特急通過待ちをするので、その度にホームへ降りたりして忙しい(笑)。新改はスイッチバック駅で、これも今回初入線。乗降客は皆無。土佐山田からは高知の通勤通学圏内で、後免で立客が多くなる。だいぶ日も傾き、そのまま終点までウトウト。
今日は未乗車区間が無かったので、結構居眠りしてしまった。
高知駅前のビジネスホテルにチェックイン後、はりまや橋まで歩き、夕食。帰ってから、ホテル内のコインランドリーでお洗濯。
・1998年9月8日(火)
- 高知(1)810[2071D・L特・あしずり1号・宿毛行]1013(2)宿毛
- 2000系3両。今日は「四万十・宇和海フリーきっぷ(片道タイプ)」での移動となる。上り「あしずり2号」の折り返しで、乗車率はなかなかいい。車内で駅弁を食う。天気は快晴で、海側席は日差しで眩しいが、我慢して車窓を眺める。窪川で乗務員交代、ここから土佐くろしお鉄道に入る。川奥信号所で、眼下にこれから通る線路を確認し、トンネル内のループ線を下る。中村で大半が下車し、最後尾3号車の乗客は6人になった。真新しい高架線を通り、終点宿毛。
- 宿毛駅(2)1046[宇和島自動車・バス]1236(1)宇和島駅前
- 宿毛駅前ではベスト電器宿毛店の新築工事が行われている。営業所を出たバスが2分ほど遅れて着き、客を乗せてすぐに発車。この時点で乗客6人。途中に点在する町の間を行き来するお年寄りの“足”になりながら進み、城辺バスターミナルで運転手交代。室手を出ると左手に海が広がる。以降、宇和島市街地までウトウト。宇和島駅は、以前来た時よりも立派な駅舎に生まれ変わっていた。
- 宇和島(1)1254[18D・L特・しおかぜ18号・岡山行]1326(1)八幡浜
- 2000系4両。折り返しとなる「宇和海7号」が到着し、車内整備が終わってからの改札なので、改札口前にずらりと行列が出来る。発車5分前に改札開始、席を確保してから弁当を買いに行く余裕は無く、ホームにも飲料の自販機しかないので、昼食を食いはぐれてしまった。約30分で八幡浜。禁煙車にもかかわらず喫煙を始めたおじさんに、ご注意申し上げた。
- 八幡浜(1)1343[4734D・伊予長浜経由伊予市行]1520(3)伊予市
- キハ32、1両。13:39入線。また出たオールロングシートワンマン。走行中の車内放送で『この列車にはトイレの設備が付いておりません。ご注意下さい。』って言われてもなぁ……、どう注意すりゃいいんだ?(苦笑)
乗客4人で発車。伊予大洲の先で、さり気なく内子方面と別れ、未乗区間に突入。伊予大洲から伊予長浜まではお年寄りの乗車が多い。伊予長浜からは海沿いを走行し、内子からの立派な線路が合流して向井原、これでJR四国完乗達成。伊予鉄道へ乗り換えの為、伊予市で下車し、向かいの郡中港駅へ。
- 郡中港1529[伊予鉄道・郡中線]1553(3)松山市
- 716+766、2両。元京王車。かぶりつき席を確保。横河原までは790円。途中で何度も列車交換しながら、それ程混雑もせずに松山市着。地下通路を通って乗り換え。
- 松山市(1)1606[伊予鉄道・横河原線]1636横河原
- 717+767、2両。下校時間にぶつかり、高校生などで混んでいる。年配女性が改札業務を行っている途中駅が多い。終点横河原駅も然り。
- 横河原1644[伊予鉄道・横河原線, 高浜線]1717大手町{泊}
- 767+717、2両。同じ車両での折り返しは、かぶりつき席確保。高浜線に入ってひと駅、市内線との平面交差がある大手町で下車。
大手町駅近くのビジネスホテルにチェックイン。7階の客室からは大手町駅が良く見える。松山市駅まで外出し、夕食をとってから、松山市電2系統に乗車。反時計回りに西堀端までほぼ1周。釣り掛け音にウットリ(笑)。
ホテルに戻り、コインランドリーでお洗濯。
・1998年9月9日(水)
- 大手町552[伊予鉄道・高浜線]611高浜
- 767+717+727、3両。高浜行初電。松山観光港行接続バスを含めた乗車券も買えるが、初電に接続するバスは無い。まぁ、歩いても10分程度なので、特に苦にはならないけど。梅津寺付近で海に出、単線になって高浜着。これで伊予鉄完乗と共に、四国内はケーブルを除いて完乗達成。
- 高浜駅…歩…松山観光港
- 海沿いの道を歩き、10分弱で松山観光港到着。古めのフェリーターミナルは、なかなか趣があって良い。
スーパージェットの発券は6:30から。予約番号と名前を告げ、片道料金5,800円を払って、乗船証明書とスーパージェット整理番号カードを受け取る。港の入場券は、13歳以上1回30円、とあった。
- 松山観光港700[1便・瀬戸内海汽船・スーパージェット・広島行]808広島港
- シーマックス道後。出航10分前に乗船開始。乗船時に整理番号カードを渡す。一般客室は自由席、右手窓側に席を取った為、朝日が眩しい。乗客は50人程度。エンジン音を大きくして加速、おぉ!こりゃ速いわ。ただ、船内のテレビ(BS)の音声が全く聞こえん……。
客室後部の売店で、アイスコーヒー購入。メニューには4〜8月販売とあったが、まだ売っていた。300円。後部ロビーに衛星利用の公衆電話がある。音声遅延が楽しめそうだが、この時間に電話をかける相手がおらず、断念。
音戸瀬戸を通過、呉港には立ち寄らずに、呉ポートピアランドの観覧車を眺め、予定より3分遅れで広島港に到着。
港の観光センターで、宮島観光船を含まない広電1日乗車券を購入。乗車年月日をスクラッチするタイプで、600円。路線図や広電車両一覧が載っていて便利だ。
- 宇品826[広島電鉄・市内線・3系統]854原爆ドーム前
- 1154、1両。元神戸市電の1100形。朝の通勤時間帯で、中心街の紙屋町まで車内は混む。これより先、広電区間の発着時刻は、自分の腕時計による時刻となるので、念の為。
相生橋を渡り、原爆ドームと爆心地を見てから、原爆資料館を見学。その後、再び相生橋を渡って、一つ先の電停、本川町まで歩く。
- 本川町1000[広島電鉄・市内線・宮島系統]1016広島駅前
- 3955、3両。宮島線の最新車両、VVVF連接車。前から、3955A+3955C+3955Bの3連。やはり紙屋町での乗降が一番多い。
広島駅のコインロッカーに荷物を預け、身軽になる。駅ビル4階のお好み焼き屋で腹ごしらえ。今まで広島には2回泊まった事があるのに、お好み焼きを食べるのは今回が始めて。とっても美味で、満足満足。
- 広島駅前1052[広島電鉄・市内線・宮島系統]1102八丁堀
- 3805、3両。VVVF連接車。かなり混んでいて、交通機関として市電がすっかり定着している様子が伺える。市電が“生きている”街は好きだ。広電の他、バス6社とアストラムライン,宮島松大観光船で共通に使えるプリペイドカード「パセオカード」の利用者が多い。
- 八丁堀1107[広島電鉄・市内線・9系統(白島線)]1113白島
- 910、1両。週末には元ドルトムント車の運行もある白島線、今日は平日なので一般車、元大阪市電の車両のみ。短い運転区間の割には、それなりに乗客はある。
- 白島1122[広島電鉄・市内線・9系統(白島線)]1128八丁堀
- 912、1両。往路の折り返し車両を見送り、1本後の電車で八丁堀に戻る。この区間は2両で往復しているようだ。
- 八丁堀1130[広島電鉄・市内線・宮島系統]1139十日市町
- 3801、3両。バスターミナルもある紙屋町では、交差点の手前と向こうの2箇所に停車。
- 十日市町1142[広島電鉄・市内線・8系統]1148横川
- 555、1両。ナイスタイミングで乗り換え。この時点で予定より約1時間早い。宮島での余裕時間が出来た。JR横川駅前を右に折れてすぐの位置が横川電停。
- 横川1150[広島電鉄・市内線・8系統]1212江波
- 555、1両。8系統は運転間隔が広めなので、同じ車両で折り返す。宮島方面と別れる土橋から先は、比較的信号が少なく、線形も直線なので、快調な走り。釣り掛けが唸る! 江波電停の先に、車庫がある。
- 江波1219[広島電鉄・市内線・6系統]1229土橋
- 土橋1232[広島電鉄・市内線・3系統]1241己斐
- 701、1両。観音町までは道幅が狭く、窮屈そう。太田川を渡って、JR西広島駅前の己斐(こい)に到着。隣接されている広電西広島駅のホームへは、改札を通っての乗り換え。
- 広電西広島(4)1246[広島電鉄・宮島線]1316(3)広電宮島
- 3808、3両。広島駅前からの直通車は、一旦己斐電停で客扱いをしてから、広電西広島駅側のホームにやって来る。3両連接車には車掌が乗務している。後方かぶりつき席を確保。ここからは専用軌道で、スピードが増す。高須からはJR山陽本線とほぼ併走。地御前で瀬戸内海が見えてきた。正面に宮島が見えてくれば、間もなく終点、広電宮島。
駅前すぐのところに宮島口桟橋。振り返ると、JR宮島口駅が結構近くに見える。自分の足なら、徒歩6分もかからないと思う。
- 宮島口1325[129便・JR宮島航路]1335宮島
- みせん丸。宮島への往路は、厳島神社の大鳥居沖を経由するJR宮島航路に乗船。これが、宮島観光船を含まない広電1日乗車券を購入した理由。乗船券(券売機で買う普通のJRきっぷとデザイン同じ)は、宮島に着いてから回収。
- 宮島桟橋…歩…厳島神社…歩…紅葉谷駅
- これより、足早に宮島観光。いきなり鹿がお出迎え。えさを売っている売店前で待機し、ついえさを買ってしまったおばさんに、群がる群がる!(笑)
厳島神社見学。潮が引いてきており、境内下の水深は浅め。宮島は日本三景の一つでもあり、外国人観光客の姿も目立つ。この時点で、予定より1時間半も早いペース。
紅葉谷公園内のロープウェイ乗り場まで歩く。予想以上の急坂が続き、汗だくになってしまった。
- 紅葉谷1413[広島観光開発・宮島ロープウェイ]1423榧谷
- 獅子岩まで往復1,500円。途中の榧谷までは、小さな8人乗りゴンドラの循環式ロープウェイ。随時運転。100円を入れると観光案内が流れる装置が付いていたが、一人のんびりと景色を眺める事にする。榧谷で乗り換え。途中下車して外へは出られないようだ。
- 榧谷1430[広島観光開発・宮島ロープウェイ]1433獅子岩
- 金波号。ここからは、30人乗り交走式ロープウェイ。15分間隔の運転。
今日はちょっと景色が霞んでいて、瀬戸内海の島々があまり見渡せず、残念。
- 獅子岩駅…歩…弥山山頂…歩…獅子岩駅
- 獅子岩駅には、荷物を猿に奪われないようにと、無料のロッカーが備えてある。カメラ以外を預け、いざ、弥山山頂へ。
まずは、野生の猿や鹿たちと出会いながら、坂を下る。ふもとからの登山道と合流すると、一転して上り坂が続く。観光ガイドには必ず載っている「霊火堂」を素通りしてしまうのは、いかにも自分らしい。炎天下で汗だくになりながら、14:55に山頂(標高529.8m)へ到着。ここでは缶飲料が200円になっており、ふもとでペットボトルでも買って来れば良かったと後悔。
売店屋上の展望台から景色を眺め、15:02に下山開始。一旦下ってからの最後の上り坂がキツい。猿の親子が目の前を横切る。15:22、獅子岩駅到着。
獅子岩駅横の獅子岩展望台で、某ゲームの舞台と同じ景色を確認し、満足。このように、TVゲーム等に登場した観光地を実際に旅行してまわるのを、“聖地巡礼”と言うらしい(笑)。
- 獅子岩1530[広島観光開発・宮島ロープウェイ]1533榧谷
- 銀波号。下山客でちょっと混雑。車内の案内板で、某ゲームの舞台と同じ景色にある瀬戸内海の小島は、小黒神島(こくろかみじま)という名前であることが判明。
- 榧谷1537[広島観光開発・宮島ロープウェイ]1547紅葉谷
- 小さなゴンドラに、外国人女性2人組と乗り合せてしまい、気まずい沈黙が続く。時折沈黙を破る2人の会話は、どうもフランス語っぽい感じで、何が何だかさっぱり分からん……。約10分、自分は硬直したままだった(苦笑)。
- 紅葉谷…歩…宮島桟橋
- 紅葉谷公園を抜けて厳島神社へ出ると、潮が完全に引いており、大鳥居下まで歩いて行く事が出来た。宮島の土産物屋街を通り、やまだ屋でもみじ饅頭をバラ買い。腹が減ったので、途中の食堂であなご丼を食う。乾いた喉に生ビール、超〜〜〜うまいっす!(嬉)
- 宮島1630[宮島松大観光船]1640宮島口
- 汽船宮島。復路は松大観光船で宮島口へ直行。風がやや強い。船の上で、さっき買ったもみじ饅頭を食う。おぉ!こりゃうまいっ!
- 広電宮島(2)1653[広島電鉄・宮島線, 市内線]1742紙屋町
- 3952、3両。駅の売店で、9月1日に開業したばかりの「JA広島病院前駅」を記念したパセオカードを購入、明日の移動に使う事にする。1,000円で100円分のおまけが付いていて、お得。
宮島線系統の3両連接車は、いつも混んでいる。路面電車の収益率は、広島が日本一だとか。
- 紙屋町…歩…本通
- 紙屋町で降り、近くのパソコンショップを少しうろついて、そのまま本通まで歩く。
- 本通1827[広島電鉄・市内線・1系統]1845広島駅前
- 502、1両。窓枠まで木製の釣り掛け車。夕方のラッシュ時間なので、車内も道路も混んでおり、広島駅前まで結構時間がかかった。
駅近くのビジネスホテルへチェックイン、少し休んでから、再び外出。もう外は暗い。
- 広島駅前1922[広島電鉄・市内線・5系統]1929比治山下
- 704、1両。電車を待っていたら、『(この電車は)三越の方へ行きますか?』と聞かれた。5系統は宇品へ直行してしまうので、正しい乗り場を教えてあげる。って、あたしゃ広電には今日始めて乗った埼玉の人間なんですが……(苦笑)。
意味ありげに、比治山下で下車。繁華街から離れているので、辺りはネオンも無く、暗い。
いわゆる“聖地巡礼”の為、富士見展望台を目指す。途中、現代美術館へ寄ったら道に迷い、そのまま電停の場所に戻ってしまった。リトライで、今度こそ展望台へ。途中の道はかなり暗く、女性一人では危ないと思う。何組かのカップルが車で来ている以外には、誰もいない富士見展望台。繁華街の夜景は綺麗だが、ネオンが明る過ぎて星空は見えず。20:10、展望台を後にして電停に戻る。
比治山には他に、放射線影響研究所や陸軍比治山墓地などもある。
- 比治山下2024[広島電鉄・市内線・5系統]2031広大附属学校前
- 814、1両。比治山線の未乗区間を踏破し、これで広電完乗!
- 広大附属学校前2036[広島電鉄・市内線・1系統]2055八丁堀
- 351、1両。中央通りへ行く為に、1系統に乗車。
八丁堀から中央通り経由でお好み村まで歩き、そこで夕食。一番高いヤツを頼んで、腹いっぱい。今朝、広島駅ビルで食ったところと、ソースの味が全然違ってて、面白い。
- 八丁堀2140[広島電鉄・市内線・宮島系統]2148広島駅前{泊}
- 3702、3両。広島駅のコンビニで、明日の朝食を買ってから、ホテルに戻る。
・1998年9月10日(木)
- 広島(7)729[4520M・安芸中野行]734(4)向洋
- 103系4両。安芸中野で可部行に折り返す列車にずーっと乗っていようと思ったのだが、ロングシートでは面白くないので、一駅で下車。
- 向洋(1)741[327M・小郡行]746(2)広島
- 113系4+4=8両。広島駅に引き返すが、ラッシュ時で超満員。でかい荷物で申し訳ない……。
- 広島(4)757[733M・可部行]846(2)可部
- 105系2+2=4両。予定より1本前の列車に乗るが、結局これもロングシート車。横川から右に反れ、可部線初入線。下祗園で高校生がどっと降り、車内はガラ〜ンとする。昨日の弥山登山の疲れで、体がだるい。満員の上り列車との交換を繰り返し、山が迫ってくると、可部終着。
- 可部(3)926[535D・三段峡行]1059三段峡
- キハ40、1両。9:08着の上り列車の折り返し。これから先は廃止が噂されている区間だが、三段峡へ行くお年寄りのグループ等で、乗客は予想以上に多い。安芸中野から予定通りの列車で来ていたら、空いているBOX席は無くなっていただろう。太田川沿いにクネクネと列車は進む。沿線には比較的大きな町が続いていて、可部線可部以遠の列車本数の少なさに疑問を持つ。筒賀からは22‰の坂を登ってトンネルへ。山に阻まれるように、三段峡着。駅前にSL(C11 189)が保存されていた。
- 三段峡1105[542D・可部行]1228(3)可部
- キハ40、1両。10人弱の客を乗せて発車、加計で高校生をはじめ多数の乗車があり、席が殆ど埋まる。隣席の地元役場の人たちの行政話がなかなか面白かった。こんなに乗ってるのに、何故廃止されてしまうのか?
- 可部(2)1229[758M・広島行]1242大町
- 105系2両。向かいに停車中の列車に乗り換える。座り疲れたので、立ったまま。
大町では、連絡通路を通っての乗り換え。
- 大町(1)1251[広島高速交通・アストラムライン・広域公園前行]1309(1)広域公園前
- 6000系6両。昨日買っておいたパセオカードで切付を買う。高架ホームに上がると、ホームドアがあるのに冷房は無く、扇風機が回ってるだけで、暑い。列車はコンクリート軌道上を60km/hまで加速、結構揺れがある。住宅地等が見渡せて、車窓の眺めはとても良い。
- 広域公園前(2)1321[広島高速交通・アストラムライン・本通行]1356(2)本通
- 6000系6両。先頭かぶりつき席で折り返し。白島を出ると高架から一転、地下区間に入る。突き当たって終着。
- 本通…歩…紙屋町
- 本屋に立ち寄るが、10日発売の各アニメ誌はまだ売っていなかった。小説「お嬢様特急」2巻を購入。
- 紙屋町1436[広島電鉄・市内線・宮島系統]1450広島駅前
- 3805、3両。今日はパセオカードでの乗車。乗降時にカードリーダーに通すだけ。
広島駅前では、乗車口の外に移動式の運賃箱が用意され、降車口として利用する。で、カード出口にカードを突っ込もうとして、係員のおじさんにツッコまれた。カード素人がバレバレ〜(苦笑)。
駅ビル内のお好み焼き屋で昼食。広島風お好み焼き、とてもおいしくて、気に入った。キャベツやシーフードなどの具が多く、ボリュームの割にはヘルシーな感じ。
- 広島(5)1536[1572M・白市行]1554(4)瀬野
- 115系4両。いよいよ広島とお別れ。予定より1本早い列車に乗る。坂が急になって、左手に怪しいレールが見えてくると、瀬野。
- みどり口1600[広島短距離交通瀬野線(スカイレールみどり坂線)]1605みどり中央
- 206、1両。8月28日に開業したばかりのスカイレール、殆どロープウェイそのものなのだが、レールがある為、モノレールの範疇に入るらしい。切付は乗車時の自動改札で回収。ゴンドラは思ったよりもスピードを出し、揺れもあるが、音はとても静か。JR瀬野駅が、見下ろす感じでどんどん遠ざかる。眼下には造成中の住宅地が広がっているが、実際に建っている住宅はまだまだ少ない。
- みどり中央1622[広島短距離交通瀬野線(スカイレールみどり坂線)]1627みどり口
- 202、1両。乗客は殆どおらず、住宅地完成までは空気運搬が続きそう。なかなか面白い乗り物ではあった。
- 瀬野(4)1633[1576M・白市行]1657(2)白市
- 115系4両。乗車したクハ115-165はシートピッチ改良車で、BOX席にゆったりと座れた。瀬野から次の八本松までは、22‰の上り坂が続く通称“セノハチ”。貨物列車の後ろに補助機関車をつないで押し上げ、坂を登り終えると、走行したまま補助機関車を切り離す、なんて事もやっている。2分ほど遅れて白市着。
- 白市駅1712[芸陽バス・広島空港行]1726広島空港
- 3列シートの空港連絡バス。パセオカードが使えたので、残り130円分を使い切る事が出来た。乗客は6人。乗りつぶし旅行中の飛行機利用は今回が初めて、通算でも2回目なので、ちょっとワクワク。
土産物を買ってからチェックインカウンターで荷物を預け、見学デッキ(1回100円)で3機ずつ離着陸を見学。その後レストランで夕食をとり、所持品検査をパスして搭乗口へ。ロビーで東京モノレールの乗車券を買っておく。
マイレージバンク会員カードを忘れてしまったので、後日搭乗半券を送らなくてはならない。出来れば半券は手元に残しておきたかっただけに、残念。搭乗口はB、搭乗ゲートは5。19:23、折り返しになるJAL175便が到着。やって来たB777-200のコクピット窓の横には「Vega」のマークが! 密かに期待していたので、思わずガッツポーズ! 19:50、搭乗開始。
- 広島空港(Gate5,RW10)2010[JAL176便・東京(羽田)行]2130(RW34L)羽田空港
- ボーイング777-246(JA8982)「Vega」。座席は前方右窓側の12K。ドアが閉まって、20:15にゆっくりと動き出す。ランウェイ10(※下記参照)で、20:24に離陸。
ドリンクサービスが始まり、コーヒーをもらう。20:45、大阪上空を通過。街の明かりがきれいだ。ここで機長のアナウンスがある。21:09、伊豆半島先端を通過。21:13、降下減速開始。空には月、眼下には東京の街がよく見える。東京湾アクアラインの海ほたる上空を通過し、21:31、ランウェイ34Lに着陸。
バスに乗り換えて到着ロビーへ。カウンター5で荷物を受け取り、モノレール乗り場へ直行。
(※ランウェイとは滑走路の事。その後に続く数字は滑走路の向き(方角)で、北を0として時計回りに何度の方角かを表している。その角度を十分の一にしたものがこの数字。ランウェイ10なら、北から時計回りに100度の方角へ離陸した事になる。この数字は滑走路の両端に書かれており、滑走路は直線なので、「10」の反対側は必然的に「28」。よって、ここに「88」と書かれている滑走路は本来あり得ない。尚、平行滑走路がある場合は、数字の後ろに、左側なら「L」、右側なら「R」を付け加える。――――って、言葉だけの説明では分かり難いか……。)
- 羽田空港(2)2159[東京モノレール・浜松町行]2222浜松町
- 1000系6両。今回の初乗りを締めくくるのは東京モノレール。結構混んでいる。夜なので景色がよく分からない。なかなかの走りを見せ、浜松町着。
- 浜松町(2)2228[2200G・山手線]2241(2)上野
- 205系11両。同時刻の京浜東北線と併走し、こちらがわずかにリードして上野着。何故ダイヤをずらさないのか?!
- 上野(6)2247[685M・小金井行]2333(2)久喜
- 115系、4+7=11両。いよいよ今回最後の列車。帰宅するサラリーマンで、立客もいっぱい。