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●1998年4月9日(木)〜10日(金) 大井川鉄道
- 東京(10)2343[375M・快・ムーンライトながら・大垣行]435(8)豊橋
- 373系、3×3=9両。初電で出掛けても金谷に7時には着けないので、「ながら」で時間調整。小田原から4〜9号車は自由席に。
豊橋発は4:55なので、しばらく車内に居る。豊橋駅改札を出て右手、東口駅前にコンビニ(ローソン)有り。市内電車の駅前乗り入れはつい先日のこと。ここで夜明け。
- 豊橋(5)542[2430M・熱海行]656(2)金谷
- 5:25入線。211-5000系、3両。浜松で前に3両増結、計6両。で、その増結車両の方が熱海行きで、豊橋から来た後ろ3両は沼津止まり。何てややこしい運用なんだ!?
- 金谷732[大井川鉄道・本線]843(3)千頭
- 7:20入線。6011+6061、2両。元北陸鉄道車。金谷から井川までの日帰り往復用割引きっぷ「ピクニッククーポン 井川大仏コース」が5560円、途中下車は千頭のみ可。
車窓には茶畑が続き、大井川は右手から左手に移る。先日までの雨の影響か、水量が多く、かなり濁っている。結局、千頭まで乗り通したのは自分一人だけ。
千頭での待ち時間に、帰りのSL急行券を買っておく。今日は空いていそうだ。
- 千頭(6)945[201・大井川鉄道・井川線]1129井川
- DD202+スロフ313+スロフ302+クハ601、客車計3両。先頭のクハが禁煙車。機関車は最後尾。乗客は全部で10人程。見習い車掌さんの観光案内を聞きながら、崖っぷちの坂をゆっくりと登る。
アプトいちしろ〜長島ダム間は、90‰のアプト区間。おぉ、これはかなりの角度だ!
終点井川は標高686m。駅から徒歩数分のところに中部電力の井川展示館がある。しかし、金曜は休館で入れなかった。
- 井川1225[204・大井川鉄道・井川線]1414(6)千頭
- クハ601+スロフ302+スロフ313+DD202、客車計3両。一時間弱で折り返し。乗客も往路とほぼ同じ顔ぶれ。機関車が先頭になるので、窓を開けていると排ガスを浴びる形になり、チト臭い。長島ダム完成後は周囲が水没する奥大井湖上駅、川の対岸に旧井川線の廃線跡が見える。
千頭に着くとSLが待っていた。先発の急行を見送る。
- 千頭(3)1450[102・大井川鉄道・本線・SL急・かわね路]1609金谷
- スハフ42+オハ47+スハフ42+C11 312、客車計3両。転車台が無い為、蒸機は後ろ向き。1号車4番D席は蒸機のすぐ後ろ、進行方向右側の窓側前向き席。なかなかいい席を指定してくれた。乗車率は、各ボックスに1〜2人程度。
発車時の汽笛が谷間に響く。じぃ〜ん(感涙)。さすが、環境庁が定めた日本の音風景百選に選ばれただけのことはある。燃えてくるような感動で、涙が出そうになった。いいよ、この汽笛! 思わず“機械のからだ”が欲しくなるぜ!(笑)。地元では時報代わりになっているという、この汽笛を聞けただけで、今日の旅行は大成功である。車掌さんの観光案内放送も、唄混じりでとってもGOOD! これはお薦め出来る列車だ。
新金谷で最後尾に電気機関車を連結、金谷到着後はすぐに引き返していった。
- 金谷(2)1618[774M・沼津行]1743(6)沼津
- 113系、4両。下校の高校生でやや混んでいる。藤枝で座れ、後は寝る。
- 沼津(4)1757[466M・熱海行]1821(3)熱海
- 211-5000系、3+3=6両。下校時間で混む。三島で特急「東海」を先発させる為、6分停車。熱海でそろそろ日没。乗り換え客で階段大混雑。
- 熱海(4)1823[896M・東京行]2008(7)東京
- 113系、11両。人ごみの中をダッシュで乗り換え中に、発車ベルが鳴り始める。たった2分の接続なんだから、同一ホームで乗り換えられるようにして欲しい。例によって小田原から混んでくる。平塚で5分停車、前に4両増結して、計15両。この間に下り「はやぶさ」が通過していった。東京に1分延着。