「その答えは自分で見つけるんだ」


スピードレーサーを見てきました。


 マッハGoGoGoの実写版が作られると聞いてびっくり。しかも「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟5年振りの監督作品。
 想像していた以上によかった。
 多くの人がブログで書いているが、オートジャッキの効果音がオリジナルと同じで、もうそれでOK。
 マッハ号自体は、レース用の4号、おなじみの5号、そしてGPX用の6号が登場するが、この出し方がうまい。
 レースシーンはある人のブログで「ミニ四駆」とかかれていたが、なるほど、その世代にはぐっと来るだろう。
 映像はわざとマンガちっくで、オリジナルに対する並々ならぬ愛情が感じられる。
 ちょっとサイバーフォーミュラー的な要素もあるし、本当に日本アニメのつぼを心得た作りだ。
 テーマ曲の入り方もいいんだ、これが。英語版の歌詞にかぶせて「マッハゴーゴー」と日本語が聞こえる当たりも。 

 ではネタばれでお気に入りのシーンを

・授業中、空想の中でマッハ号を走らせるスピード。その後ろに流れるのはおなじみのテーマ曲。

・終業のチャイムとともに教室を駆け出すスピード。道路には尊敬する兄レックスが、マッハ5号で迎えに来ている。
 (マッハ号初登場シーン。かっこいい!)

・成長したスピード。地元のサーキットでトップを独走。兄レックスのラインをトレースする。レックスの運転するマッハ4号と併走するスピード。兄の記録を確実に超える直前、ブレーキを踏んでゴール。サーキットに兄の名前を残すスピード。

・子供の頃のトリクシー。スピードの悪口を言うクラスメイトの女子をグーで殴る。
 スピードとトリクシーの初めての出会い。舞い散る花びらがなぜかハート型に。

・家を出て行くレックス。スピードにマッハ5号のキーを渡す。
 「マッハ号は兄さんのものだ!」「もうお前のものだ」
 「スピード、これから大勢の人が兄さんのことを悪く言うだろう。でもお前だけは、・・・信じないでくれ」

・グランプリへの出場が可能になったが、車がない。一家総出でマッハ6号を組み立てるレーサー家。
 サイバーフォーミュラー第36話、あるいは「紅の豚」

・グランプリレースのゴールシーンは、ほとんどサイバーフォーミュラー第36話+第15話
 激突したマシンの残骸をオートジャッキのジャンプでかわすマッハ号。炎をくぐり抜けてフロントから着地、そのまま転倒しそうになるが、かろうじて持ちこたえ、ゴール地点に斜めに着地。同時に後輪がバースト。前輪も高熱で溶け出している。

・表彰台でトリクシーとのキスシーンでは、後ろに輝く観客席のライトがさりげなくハート型に変わっている。

 細かいところにいろいろ仕込まれている。レースシーンは超高速なので、DVDを買ってスローで見てみたい。


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