私はガメラを許さない
長峰=中山忍の復活がうれしい第3作。しかしガメラが人類と一線を引いてしまって、がんばれガメラ、ガメラはこどもの味方なんだ、という入り方ができませんでした。
と言いつつ、やっぱり2回見に行ってしまったのだ。
・山咲千里は何だったのか?
巫女の末裔らしい。超能力があるのかないのか、前田愛を拉致して何をしようとしていたのか、よくわからないままだった。
・手塚まことは何だったのか?
解説者としていろいろ推論を述べていた嫌みなキャラだが、いったい彼は何だったのか?やはり解説者なのか?彼の語るガメラ像−MANA(超自然エネルギー)の「よりしろ」としてたくさんのプロトタイプが作られ、ひとつだけ成功した個体−という説を聞くとどうしてもエヴァ零号機を思い出してしまう。海底のガメラの墓は個人的には歴代ガメラの墓場と思いたい。
・「ガメラが僕を助けてくれたよ」
渋谷を破壊しながらギャオスと戦うガメラだが、なぜか取り残された子供をかばうようにギャオスの超音波メスを体に受けて血を流す。やはりガメラは子供の味方なのか。ここは泣きどころです。
・痛いぞガメラ
旧作でも串刺しにされたガメラですが、今回もイリスの触手でグサグサ突き刺されてとても痛そうです。
・それでもガメラは行く
ある雑誌のインタビューで「収集つかなくなっていきなり終わるのが伊藤さんらしいとスタッフに言われて・・・」と伊藤氏が語るように、これからいったどうなってしまうんだ、というラストシーン。炎上する京都の街を、傷だらけになりながら、それでもガメラは行く。
きっと火災のエネルギーを吸収して傷を治し、ギャオスの群に立ち向かうのだろう、と私は思いたい。仙台でガメラの復活を願ったのは人だから。ガメラは一人ではないのだから・・・。