コラム&予想のぺージ



仕事をやめて、多少は時間があるということで、数年ぶりにこのページを更新しようかと。
正直それほど予想上手ということでもありませんので、自分の撮影した画像と併せて、何らかの文章を書けたら良いなと・・・
お約束のお断りですが、ここを見て馬券を買って大損をしても責任は取れませんので悪しからずご了承ください。

第12回 テレビ東京杯 青葉賞 2005年4月30日 G2 芝2400m
馬番 馬名 騎手 斤量 厩舎 母の父
1 ダンツキッチョウ  藤田伸二 56 山内研二 サンデーサイレンス レイホーソロン パーソロン
2 ワールドアベニュー 松岡正海 56 奥平真治 Indian Charlie Miriams Jewel Cozzene
3 マイネルアルクス  北村宏司 56 藤沢和雄 ブライアンズタイム スリーキャッスル マルゼンスキー
4 チョウサン     横山典弘 56 清水利章 ダンスインザダーク ステイヤング サツカーボーイ
5 ニューヨークカフェ 蛯名正義 56 小島太  サンデーサイレンス サトルチェンジ Law Society
6 アフリカンビート  ボス   56 森秀行  サンデーサイレンス レディオブチャド Last Tycoon
7 ブレーヴハート   柴田善臣 56 加藤征弘 サンデーサイレンス カーリング Garde Royale
8 ウインストライダー 秋山真一 56 北橋修二 グラスワンダー サクラサク2 デインヒル
9 シルクタイガー   本田優  56 昆貢   エルコンドルパサー ルビータイガー Ahonoora
10 ニシノドコマデモ  田中勝春 56 萱野浩二 キングヘイロー ニシノチャペル サツカーボーイ
11 サトノケンシロウ  デザーモ 56 藤沢和雄 Singspiel Aim For The Top Irish River
12 アウトオブサイト  松永幹夫 56 山本正司 サンデーサイレンス シスターソノ ナスルエルアラブ
13 リアルコンコルド  勝浦正樹 56 音無秀孝 フサイチコンコルド ブリリアントベリー ノーザンテースト
14 エイシンサリヴァン 吉田豊  56 大久保洋 El Prado Swimmingly Nashwan
15 コスモオースティン 後藤浩輝 56 高橋裕  オース ビューティスカット コマンダーインチーフ
16 グランロワイヤル  江田照男 56 松田国英 サンデーサイレンス ガゼルロワイヤル Garde Royale
17 イブキレボルシオン 幸英明  56 橋口弘次 サンデーサイレンス イブキニュースター Nijinsky

【過去10年】
ダービーと同じ競馬場・距離で行われるダービートライアルということもあって、それなりに関西からの遠征馬も多く、後の菊花賞馬なども多く輩出するものの、この10年での出走馬の中からダービー馬となる馬は出ていない。
しかし、後の菊花賞馬デルタブルース(当時は未勝利勝ちの後で13着)もいるし、ダービーで2着したエアダブリン、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイなど、全くダービーと結びつかないレースとも言いがたかったりするわけで。
例年、ペースはまちまちで、スローペースになる年もあれば、平均ペースのレースになる年もある。
ただ、直線に向いた時点で全くの後方から一気に差して来るというシーンは、ほとんどお目にかかれない

【騎手】
1着 2着 3着 4着 5着 着外 全体 勝率 連対率 複勝率
蛯名正義 5 3 2 3 0 11 24 20.8 33.3 41.7
柴田善臣 3 3 2 3 3 16 30 10 20 26.7
後藤浩輝 2 4 2 1 0 14 23 8.7 26.1 34.8
横山典弘 2 4 0 3 0 15 24 8.3 25 25
田中勝春 2 1 0 0 3 16 22 9.1 13.6 13.6
北村宏司 2 0 0 0 1 5 8 25 25 25
吉田豊  2 0 0 0 0 12 14 14.3 14.3 14.3
幸英明  1 0 0 0 0 1 2 50 50 50
江田照男 0 1 2 2 0 14 19 0 5.3 15.8
藤田伸二 0 1 1 1 2 8 13 0 7.7 15.4
デザーモ 0 1 0 0 1 3 5 0 20 20
勝浦正樹 0 0 2 1 3 8 14 0 0 14.3
松永幹夫 0 0 0 1 0 2 3 0 0 0
松岡正海 0 0 0 0 0 5 5 0 0 0
本田優  0 0 0 0 0 1 1 0 0 0
青葉賞として行われたデータと、単に府中の2400m戦としてレースを統計的にあらってみると、大きく傾向が変わったりするものだが、ここからはひとまず、03年以降の府中2400mでの戦績から考えてみようと思う。
ジョッキーとして全体的にこのコース向きと思えるのが蛯名正義、後藤浩輝騎手あたりか。
一発ありそうだけれども、単でしか狙えないのが吉田豊・北村宏司騎手。そして連では柴田善臣・横山典弘騎手といったところ。
一方で不振なのが江田照男・勝浦正樹騎手あたりは、どうにか複勝圏内と言うあたりで、馬券としてはかなり手を出しづらいところ。

【調教師】
1着 2着 3着 4着 5着 着外 全体 勝率 連対率 複勝率
藤沢和雄 3 5 4 2 1 6 21 14.3 38.1 57.1
大久保洋 3 0 1 1 0 2 7 42.9 42.9 57.1
松田国英 2 1 0 0 1 1 5 40 60 60
橋口弘次 0 2 1 4 0 2 9 0 22.2 33.3
音無秀孝 0 1 1 0 1 4 7 0 14.3 28.6
高橋裕  0 1 0 0 0 1 2 0 50 50
小島太  0 0 1 2 0 5 8 0 0 12.5
萱野浩二 0 0 1 0 1 1 3 0 0 33.3
森秀行  0 0 0 1 0 2 3 0 0 0
山内研二 0 0 0 0 1 4 5 0 0 0
清水利章 0 0 0 0 1 2 3 0 0 0
奥平真治 0 0 0 0 0 4 4 0 0 0
加藤征弘 0 0 0 0 0 2 2 0 0 0
北橋修二 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0
02年シンボリクリスエス、03年ゼンノロブロイでこの青葉賞を勝っている藤沢和雄調教師は、このコースなかなか勝ちきれないというデータはあっても、複勝の圏内にはかなりの確率で来ている。
一方で驚異的な数字は大久保洋吉調教師か? 昨年の勝ち馬でもあるハイアーゲームでの影響が大きく出てはいるものの、他のクラスでも勝ち鞍があり、やはりこのコースを得意にしている部類だろう。
関西の調教師では、松田国英調教師だ。何より2勝は昨年のオークスのダイワエルシエーロ、ダービーのキングカメハメハの2頭だから。
普段であればリーディング上位に顔を出してくる美浦の小島太調教師、栗東の森秀行調教師、山内研二調教師あたりは今ひとつ成績が良くないところだが、
青葉賞に限ってみてみると、山内調教師は人気になるような馬であれば、きっちり結果を残してきている。

【種牡馬】
正直なところ表を載せるまでもなく、ここはサンデーサイレンスの独壇場である。青葉賞では過去5頭の勝ち馬を出し、2着も1頭いることを考えると明らかに優劣の差があるように思える。
他でがんばっているかと思えるのは、サンデー系のダンスインザダークあたりだろうか? それでも青葉賞では全く実績はないのだけれども。

【見解】
毎年あまり皐月賞からの出走馬はいないのがこのレースの特徴ではあるが、今年も皐月賞出走馬はいない。
昨年のハイアーゲームのように、弥生賞惜敗という馬も見当たらず、正直なところ小粒といっても過言ではないメンバー構成の中、注目してみたいのがダンツキッチョウ。
故障してしまったストーミーカフェと昨年の札幌で接戦を演じ、前走すみれSを勝ってきた。さすがに相手関係からは負けられないレースだったが、多少馬体重を増やしてのものだから、
ここで大きく体調でも崩していなければ、連は確保できると思っている。
ちなみにすみれS直線でのダンツキッチョウの画像が下のもの。
すみれステークス 直線 番手の競馬からあっさりと抜け出す ダンツキッチョウ


相手には、個人的に好レースだったと思っている東京スポーツ杯の出走メンバーからニシノドコマデモとコスモオースティン。
ニシノドコマデモは後方からの競馬が多いものの、府中ではそれなりの脚を見せているし、コスモオースティンは2000m前後の距離で比較的安定して先行して、大きく崩れない成績を残しているあたりに期待。
 東京スポーツ杯返し馬
   ニシノドコマデモ
    
 東京スポーツ杯直線
   画面上左の緑色の帽子がコスモオースティン
   勝ったスムースバリトンとは0.5秒差でゴール
   実はこのときデビュー2戦目

他で印をつけるとするなら、血統と鞍上が魅力のニューヨークカフェ、鞍上の成績に目をつぶればグランロワイヤルあたりまでかと。



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