97年 ユニコーンS(G3)

                                    1997.10.4(東京競馬場)

4歳馬限定のダート重賞。地方からも2頭が参戦してなかなか興味深いレースになりました。迎え撃つ中央勢はどちらかというとダート専門というよりは芝のレースでの弱点を補う意味でダートのレースに方向転換してきた馬が多いようにも思えますが・・・ 何よりも雨になってしまったのは残念でしたけれど。

パドック タイキシャトル ここまで4戦3勝でダート戦は2戦2勝のタイキシャトル。ダート戦では派手な活躍こそないものの、持っている能力はかなり高そうな印象。何よりもトウショウファルコにも似た派手ないでたちが目に付きますね。
パドック ワシントンカラー 前走のギャラクシーSで古馬のダートの猛者を一蹴したワシントンカラー。割とパドックでは落ち着いている馬ですね。
パドック  サプライズパワー 地方から参戦してきたサプライズパワー。パドックでは結構応援している人も多かったようです。東京王冠賞と東京ダービー、アフターファイブ賞とこのところ強いところを見せているだけにこのメンバーで4番人気も仕方のないところでしょうか
パドック  テイエムメガトン
ワシントンカラーの勝ったギャラクシーSで一番人気だったテイエムメガトン。まくって1.1秒の差を付けて勝った函館戦の印象がとても強く、私にとってはかなり気になる存在でした。
パドック ショウナンナンバー こちらは以前からダートなら・・・ と言われつづけていたショウナンナンバー。当然のようにここでも一番人気でした。しかしあまりにも気合がなかったような気がします。個人的にはミナモトマリノスあたりと印象がダブるんですが・・・
直線ラスト100m 画像としては雨ということもありかなり暗いです(泣)。直線に向いたところでは結構タイキシャトルの手応えは怪しく見えたんですが、結局はあっさりとワシントンカラーを交わす勢いでした。もしかするとダート戦では相当に強いかもしれない・・・
勝ったタイキシャトルの横顔 やっぱりこの馬体はウイナーズサークルでも一段と映えますね。このタイキシャトル、今回は馬場が軽かったこともあって、スピードのあるこの馬にとってはかなり有利なレースだったようにも思えます。今度は中山あたりでの深いダートでのレースを見てみたいです。