97年 毎日王冠(G2)

                                    1997.10.5(東京競馬場)

夏を使ってここに望む馬、そして夏を休養に当ててここから秋に望む馬、これからのG1戦線を占う意味でも重要な一戦。G1ホースも2頭が参戦して、下馬評ではこのG1ホース2頭と、4歳馬ながら果敢に挑戦してきたスピードワールドの3頭の争いのように言われていたんですが

パドック ジェニュイン
皐月賞・マイルCSとG1を2勝しているジェニュイン。しかし休み明けを嫌われてか、それともこの土日全く調子のでない武騎手が鞍上のためか、人気は3番人気。
本馬場入場 シンカイウン
夏を使ってきたシンカイウン。関東にはNHK杯以来の登場です。前脚の2本は、まるでルーズソックスのような特徴があり、ヤエノムテキを彷彿とさせる、馬場で映える馬ですね。
直線 残り100m
バブルガムフェローが外から交わしにかかり、この時点で勝負あり。休み明けで昨年は3着に敗れたこのレース。今年は59キロと決して楽なレースではなかったように思えるんですが、内容的にはほぼ満点のレース。今年の主役はこの馬かな?
ウイナーズサークル バブルガムフェロー
ちょっと画像が暗いので何なんですけど、やっぱりかなり賢そうな顔してますね。あくまで狙いは天皇賞なんでしょうけど、今回の毎日王冠は余裕すらあるようにも見えました。実は馬体重16キロも増えていたんですね。パドック、本馬場と見ていたけど、決して太くは見えませんでした。何よりレースが終わってから馬体重を聞いたもので・・・