97年 オールカマー(G2)

                                    1997.9.14(中山競馬場)

4歳牝馬・そしてオークス馬のメジロドーベルの参戦で、見に来た人は多かったが、メンバー的には「本当にG2か?」と疑うくらいのメンバー構成。唯一の話題は地方から参戦してきたアブクマポーロだけだったような・・・

パドック バーボンカントリー
パドック アブクマポーロ
展開の鍵を握るバーボンカントリー。
地方からの参戦アブクマポーロ。
大井記念まで7連勝、堅実ぶりを
買われて単勝3.4倍の2番人気。


ゴール前、後ろを振り返る余裕のあるドーベル鞍上吉田騎手

典型的スローペースから上がりの勝負。
一旦は危ないところを見せつつも、
結果的には「後ろからは何も来ない」
鞍上の吉田騎手は最後には後ろを
状態振り返る余裕すらありました。

取り敢えず掛かっても動じずに、
そのまま行かせた吉田騎手の度胸には
マルをあげたいです。
装鞍所へ戻るメジロドーベル

ゴール後、装鞍所へ戻るドーベル。
さすがオークス馬と言うよりは、
このメンバーだけに勝って当然か。

馬場を考慮しても2分16秒6は
決して誉められる時計ではないはず。
内容的にも相変わらず折り合いに
不安のあるところを見せてましたし・・・
メジロドーベルの横顔

口取りへ向かうメジロドーベル。
多くの観衆の中でも動じないあたりは
さすがG1ホースと言う感じですね。