99年 小倉大賞典 (99.4.17 中京競馬場)


昨年はサイレンススズカのレコード決着となったレースですが、今夏からは小倉開催もあることですし、恐らく中京競馬場で行なわれる小倉大賞典はしばらくはないはず。結構メンバー的にもいいメンバーが揃っていたここ2年でしたが、さて来年以降はどうなることか・・・


 
 シンカイウン (牡8)
         栗 
二分久男厩舎

   父:シンチェスト
   母:シンミスブラウン

 長期休養明けから、中京コースで
 コース巧者ぶりを見せて、先日行われた
 中日新聞杯で約1年半ぶりの重賞制覇 
 
 2度の長期休養明けを挟んで
 今年8歳の同馬ですが、四白流星の
 見栄えのする馬体は、もうしばらく見ていたい
 そんな気持ちです

 
 トゥナンテ (牡5)
         栗 松元省一厩舎

 シンカイウンが見事な流星だとすれば
 こちらも負けず劣らずの立派な流星
 
 強い世代と俗にいわれる5歳馬の
 中でもハンデは52キロと恵まれました

 母ダイナサルーンといえば
 兄弟馬はダイナマイトダディと
 キュリオスレディーですね
 特にダイナマイトダディとは
 全弟にあたる血統馬ですし
 大きな期待をされているのでしょう

 
 サンプレイス (牡5)
         栗 池江泰郎厩舎

 中日新聞杯で2着、そして中山記念
 で3着と、地道に重賞で上位争いを
 している同馬。

 勢いを買われてか、このレースでは
 1番人気に支持されておりました。

 父がサンデーサイレンス、そして
 母の父がトニービンといえば、
 大抵は人気も仕方のない血統馬

 
 マルカコマチ (牝5)
         栗 北橋修二厩舎

 切れ味を身上とする、こちらも
 サンデーサイレンス産駒の牝馬
 京都牝馬特別の勝ち馬です。

 この画像の間は、まだにこやかな
 福永祐一騎手が鞍上ですが
 本馬場入場後、振り落とされて
 肋骨を折り、内臓まで傷つける
 大怪我を負ってしまいました

 レースは武幸四郎騎手が手綱を取り
 結果3着までは追い込んできたのですが
 何より怪我を負った福永祐一騎手の
 一日も早い復帰を願いたいところです

 ツルマルガイセン (牡6)
         栗 北橋修二厩舎

 昨年の同レースを使った頃は
 勢いが一番あった頃なのかと

 今年は休み明けの中日新聞杯で
 2着と健闘したものの、
 人気のほうは今一つで
 5番人気でした

 今回のレースではパドックから
 ちょっと入れ込みがきつかったかな

 ハナ争い

 内からシンカイウン、サンプレイス
 更にはトウショウオリオン、アマロと
 揃って先行争い。

 ちょうど画像にあるように
 外から一気に来たアマロが
 先頭に立つのですが、トウショウ
 オリオンも終始牽制する形

 前半1000mのラップもさる事ながら
 残り1000mのラップがすべて
 11秒台というのも珍しいくらいの
 レースラップとなりました。

 

 まさにハンデ戦

 一旦は、サンプレイスが先頭に立ち
 さらに後方からスエヒロコマンダー
 追ってトゥナンテといった感じで
 まさに大混戦のハンデ戦といった
 感じでした

 画像のほうは、ちょうどゴール直前
 というところです

 ちょうど昨年も小倉大賞典は
 観戦しており、スズカのレコードに
 驚かされたのですが、
 終わってみればスズカのレコードを
 上回る1分46秒4のレコードタイム
 での決着でした

 第33回小倉大賞典覇者
 スエヒロコマンダー(牡6)

         栗 松元茂樹厩舎

 前走は阪神大賞典で
 スペシャルウイーク、メジロブライトの
 3着。

 比較的、早熟の感のある
 コマンダーインチーフ産駒ですが
 同馬の産駒らしい立派な流星を
 受け継いでいるようですね

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