ラジオたんぱ杯2歳Sほか

                                    04年12月25日(阪神競馬場)

 阪神競馬場は何年ぶりだったろうか? だいぶ久しぶりな気がするけれども・・・
 今回は、愛馬出走のため急遽遠征したわけだけれども、来年あたりは関西入厩の愛馬がデビュー出来そうで、
 もう少し関西への遠征も増えるかもしれませんが・・・

一瞬の脚 シーザリオ

 6R 新馬戦 シーザリオ
          父スペシャルウィーク 母キロフプリミエール   栗東 角居勝彦厩舎   


 兄弟馬を調べてみると、軒並みサンデー系ばかり しかしそれほどクラシックでの活躍もない
 これまでは社台、サンデーレーシングでの募集だったのですが、シーザリオはキャロットファームでの募集
 直線に向いてからの抜け出す脚は、なかなかのものがありました
 唯一、返し馬のあたりでもうるさかったように、気性的にカッとなるようなところがあるように見受けられる
 ところが、気分を損ねた時に心配になるのかと。


愛馬 ビーナスライン

 8R 1000万下(牝馬限定戦) ビーナスライン
          父フジキセキ 母ホクトペンダント   美浦 堀宣行厩舎   


 正直 前走の鳥羽特別を見る限り、このクラスでもそれなりのレースを見せてくれそうだと
 ある意味確信めいたものを抱いていただけに、今回のレース振りは残念な結果でした

 クラブの話では、隣の馬がゲートを蹴ったことに驚き、なかばパニックになっていた・・・ とのこと
 精神的なものが残らなければ良いけれども、ひとまずは次走に期待というところでしょうか?
 しかしこれからの季節、関東では芝の6ハロン戦はしばらくないことを考えると、案外放牧も考えられそうで


ベテルギウスS 4コーナー

 10R ベテルギウスS 4コーナーを回っていざ直線

 圧倒的な人気は母クラフテイワイフ、兄弟馬が軒並みダートで出世したサンデー産駒で
 ダート6戦6勝のスパイキュール 兄弟を見てもビッグショウリやキョウエイフォルテなどダートでオープンまで
 勝ち上がった馬が名を連ねていました
 他ではダート4戦4勝のエンシェントヒルで、こちらは終いの脚が魅力の3歳の牝馬
 他にもイサオヒートやビッグウルフ、そして初ダートとなったローマンエンパイアなど比較的好メンバーの
 集まったレースとなりました

 写真のほうは、正直デジタルならではとも言えるものでして、阪神のダートを4コーナーでこんな感じで
 撮るのは正直かなり難しいのかと。300mmF2.8のレンズに×2のテレコンをつけ、さらにデジカメの
 ほうで1.6倍・・・ 掛け算をすると960mm換算というなんとも無謀な撮り方をしてみました

 撮れた感じとしては、まぁまぁ思っていた感じそのものというところで、ちょうど4コーナーで各馬が
 スパートしていく雰囲気を撮れたように思います。ちなみに大外のピンクの勝負服がローマンエンパイア
 その内の白い帽子がスパイキュールです。
 
 終わって見れば4コーナーでこの位置取りから5馬身ちぎるスパイキュールはこれからのダート戦でもかなり
 のレースを見せてくれるのではないでしょうか? 個人的には年明けのフェブラリーSでの大本命なのかとも。


11R ラジオたんぱ杯2歳S 返し馬

 1番人気 ローゼンクロイツ
   父サンデーサイレンス 母ロゼカラー


 前走となった京都2歳Sで鮮やかな差しきりを見せ
 血統的な背景もあってか、圧倒的な1番人気
 
11R ラジオたんぱ杯2歳S 返し馬

 2番人気 ヴァーミリアン
   父エルコンドルパサー 母スカーレットレディ


 オープン特別を2着続きとはいえ、ともに差のない内容で
 このレースを迎えました
 
11R ラジオたんぱ杯2歳S 返し馬

 3番人気 アドマイヤジャパン
   父サンデーサイレンス 母ビワハイジ


 母は言わずと知れた阪神3歳牝馬S(G1)で
 エアグルーヴを下したG1ホース
 
11R ラジオたんぱ杯2歳S 返し馬

 4番人気 シックスセンス
   父サンデーサイレンス 母デインスカヤ


 夏の函館でデビューした中では結構評判になっていた
 1頭だと思います ちぐはぐな競馬も前走の京都2歳S
 での直線の脚は見所がありました
11R ラジオたんぱ杯2歳S 返し馬

 5番人気 グランロワイヤル
   父サンデーサイレンス 母ガゼルロワイヤル


 デビュー戦の直線の脚は結構インパクトがありました
 −10キロの馬体重とはいえ細くは映りませんでした
ラジオたんぱ杯2歳S 直線

 11R ラジオたんぱ杯2歳S 直線

 9頭立ての中でサンデーサイレンスの産駒が5頭と、さすがに毎年クラシックでの活躍馬が多く出ている
 レースだけあって、今年のメンバーも2005年のクラシック戦線での活躍が期待されます

 1000mを65秒近いスローペースの中、番手から鮮やかに直線抜け出したのはヴァーミリアン 鞍上は武豊騎手
 残り100mのあたりで完全に抜け出して完勝とも言える内容

 正直かなり暗い中での撮影となり、加えて黒鹿毛の馬体は最悪の条件
 何とか撮れていたというのが実感


 ウイナーズサークル
   ヴァーミリアン


 実はエルコンドルパサー産駒初の重賞勝ち馬となった
 ヴァーミリアンですが、実は母の系統からも
 昨年の皐月賞馬 ダイワメジャーや
 クラシックでも上位を争ったダイワルージュなど
 が出ていて血統背景はすばらしいものがあります

 これで2005年のクラシックでいい成績を
 残すことが出来れば
 エルコンドルパサーの後継主牡馬としても
 道が開かれるのではないでしょうか?


 戻る

 iwaki_hのホームぺージへ