中心極限定理の例
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例1 矩形分布からの生成
20面のサイコロに0,0,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,11,11,12,12,13,13,14,14,15,15,16,16,17,17,
18,18,19,19 と0〜9の数字が2個ずつ記されている。
このサイコロを、1回振る場合、2回振る場合、3回振る場合、4回振る場合、について、各場合の目の平均の確率分布
を調べる。3回以上で正規分布らしく見えることが分かる。
原分布の平均4.5、 分散8.25 赤線は同じ平均、分散の正規分布。
A図:1回振り、平均4.5、 B図:2回振り、平均4.5、 C図:3回振り、平均4.5 D図:4回振り、平均4.5
分散8.25(原分布に同じ) 分散4.125 分散2.75 分散2.0625
例2 任意の分布例からの標本平均
30 枚のカードがあり、それには次の数字が記されている。
16,18,20,20,22,22,22,23,23,23,23,23,24,24,24,
24,24,25,25,25,25,26,26,26,27,27,29,32,33,35
これより、1枚ずつ独立に1回引く場合、2回引く場合、3回引く場合、4回引く場合、について、各場合の数字の
平均の確率分布を調べる。
引く回数が増えるに従って、正規分布に近づくことが分かる。
原分布の平均 =24.53', 分散 =15.515', 赤線は同じ平均、分散の正規分布。
A 図:1回引き、平均 =24.53', 分散 =15.515'(原分布に同じ) B 図:2回引き、平均 =24.53', 分散 =7.757'
C 図:3回引き、平均 =24.53', 分散 =5.17185 D 図:4回引き、平均 =24.53', 分散 =3.878'
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