高等学校 数学Tの水準
直線と放物線を取りあげます。座標系は直交、等目盛、Xを横座標で右方を正、Yを縦座標で上方を正と
します。
図の目次
直線1 基本例 Y=X+1
直線2 Y=A*X+B の形。位置と傾きが様々。
直線3 Y=A の形 または X=A の形。座標軸に平行。
直線4 Y-Q=M*(X-P) の形。1点(P,Q)を通る。
直線5 Y=A*X+B で Aが一定の場合。平行な直線。
(Bが一定で Aが動くときは、直線4において P=0,Q=B, M=Aとした場合に同じ。)
放物線1 放物線の基本型 Y=X2
放物線2 Y=A*X2, Aが変化。
放物線3 Y=A*X2+B*X+C の形。A,Cは固定、Bが変化。
放物線4 Y=A*X2+B*X+C の形。A,Bは固定、Cが変化。
放物線5 Y=A*X2+B*X+C の形。B,Cは固定、Aが変化。
放物線6 Y=A*(X-B)*(X-C) の形。B,Cは固定、Aが変化。
平面上に直線を描く原理
1.座標系を設定します。
例、直交、等目盛。
2.直線の方程式を決めます。
例、Y=X+1
3.Xの変域を定めます。
例、-7≦X≦7
4.Xに変域内の値を与え、方程式に基づく Yの値(この場合 X+1)を求め、座標(X,Y)を座標系の中に
点で印します。
5.Xを変域内で変化させると、4で印した点が動いて軌跡を描き、直線となります。
一般に、Y=F(X)の形の方程式は、この方法で軌跡が描けます。
直線の位置と方程式の形
1.縦軸と交わる直線は Y=A*X+Bの形で表わすことができます。
この場合 Aは直線の傾きの度合いを表わし、Bは直線が縦軸と交わる位置を表わします。
縦軸と交わらない直線、すなわち縦軸と平行な直線は Y=A*X+Bの形では表わせません。X=Aの形と
なります。
2.全ての直線は A*X+B*Y+C=0の形(ただし Aと Bは同時に 0でない)で表わすことができます。
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