高血糖の話

糖のとり過ぎが気になる方に!「糖」のバランスを整え肥満解消!

■「自分はだいじょうぶ」と思っていませんか?

12項目のチェックで心当たりがあれば○をつけてください。

1 体がだるく疲れやすくなった  
2 のどがよくかわき、夜間でも水分を摂ることがある  
3 尿の量が多く、トイレに行く回数が増えた  
4 最近、視力が落ちて物が見えにくくなった  
5 歩くと足がつったり、しびれを感じる  
6 顔や手、足がむくむことがある  
7 キズが治りにくく、化膿しやすい  
8 最近、性欲が落ちてきた  
9 いつもお腹いっぱい食べてしまう  
10 しっかり食べているのにやせてきた  
11 妊娠したときに血糖値が上がった  
12 両親や兄弟に糖尿病の人がいる  

○が2個以上ある方は、糖尿病発病の危険信号点滅中!

糖尿病は、血液中のブドウ糖値が高い状態(高血糖)が続き血管に障害を起こす病気です。
現在わが国の糖尿病患者数は690万人+予備軍(糖尿病の疑いがある人)680万人=1,370万人といわれています。

■糖尿病は放置すると高血糖の状態が体をむしばみ合併症の危険度も高い生活習慣病です。

糖尿病の3大合併症

合併症の進行

●糖尿病発症から

5年後 神経障害(手足のしびれ、感覚麻痺)
10年後 目の障害(黒い点が見えたり、目がかすむ)
15年後 腎臓の障害(タンパク尿がおりる、など)
20年後 失明、腎不全(人工透析)、壊疽[エソ](足の切断など)
※紹介した合併症の進行年表は、あくまで自覚症状がないままに糖尿病が進行してしまった典型的な例です。個人差や生活条件によって進行状況は変化します。

■糖尿病予防に大切なのは血糖値をできるだけ正常な値に近づけること(血糖コントロール)です。

血糖コントロール

毎日の食事面

毎日の運動面

毎日の生活面

■食事と運動が高血糖対策のかなめ!・・・でも忙しい現代人をサポートするサプリメントが登場!「糖」の摂り過ぎや、食事のカロリーが気になる方、「糖」のバランスを整えるサプリメントです!

コロソリン酸 Corosolic acid

コロソリン酸は血液中のブドウ糖を細胞内に取り込んで血糖値を低下(グルコーストランスポーターの活性を高める)させるインスリン様の作用があると言われています。
また、その由来は熱帯植物LSP(オオバナサルスベリ)で近年アメリカ等において「糖」の健康維持に役立つ成分として注目を集めています。

DHA Docosahexaenoic acid (ドコサヘキサエン酸)

DHAは背中の青っぽい魚(マグロ、ブリ、サバ、サンマ、イワシ等)に多く含まれる多価不飽和脂肪酸で、人間の体内で合成しにくいため食事等から摂る必要のある必須脂肪酸の一種です。
抗動脈硬化作用、抗酸化作用、細胞膜の材料、神経細胞・網膜の重要な構成要素、抗炎症、抗アレルギー作用等重要な働きをしています。
最近では衰弱したインスリンの感受性を回復させる機能で注目されています。

■知っていますか?糖尿病と診断される基準値・・・

▼下記基準は、日本糖尿病学会の診断基準(日本で最も一般的に取り入れられている基準)です。

空腹時血糖値(mg/dl) 126mg/dl以上 糖尿病(型) 糖尿病(型) 糖尿病(型)
110mg/dl以上 境界(型) 境界(型) 糖尿病(型)
110mg/dl未満 正常(型) 境界(型) 糖尿病(型)

70mg/dl

140mg/dl未満

140mg/dl以上 200mg/dl以上
  ブドウ糖負荷試験2時間値(mg/dl)
※境界型も糖尿病とみなされます。
※糖尿病の診断基準はWHOのものなど様々ですので、医師または薬剤師にご相談ください。

 

資料提供:マルピー薬品 (2001.8作成)

監修:日本医科大学 第二内科 助教授 福生 吉裕


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