番外!VN−5バックライト交換.

 ノートパソコン入手

 2005年9月のとある日、末広町付近のジャンク屋をうろうろしていると、一軒の部品屋さんだか、 ジャンク屋さんだかよくわからないお店にノートパソコンが箱にいれてどっさりありました。
 家にも一台欲しいなぁと物色していると、PV933MHz、メモリ256M、HDマウントはあるがHDなしで、 \12800-.というのを見つけました。
 「名前はEPSONのVN5か、ジャンクで保証無しだからなぁ・・・」と迷いましたが、 天気の良い日だったので??買うことにしました。結構重い、持って帰るのがちょい大変!!
 早速こいつの素性は何者か調べると、「EPSONダイレクト」の「VN5」、 「あれ、ダイレクトか、ドライバなんか手にはいるんかいな???」ん、ん、高い買い物してしまったかな?  電源の仕様、電圧,電流,プラスマイナスもわからないしなぁ。
 ACアダプターの名前は[ADP-50SB]はわかっているので、なんとかならんかなとYAHOOオークションを探索、 売ってましたね。その写真を見ると19V,2.64A,プラグの真ん中端子が[+]、直径は実測4.7mmくらい、 これだけわかれば安定化電源繋いで動作確認できるかも知れない。
 早速それらしいプラグのついたACアダプタをちょん切り安定化電源に繋いでスイッチを入れると、うごきそう。
 画面を見るとありゃりゃ、文字が真っ赤「バックライトが疲れてるなぁ」ちょいとまずい。 それでもフロッピィでMS-DOSを立ち上げると見事立ち上がりました。
 EPSONDIRECTのHPからPDFマニュアルとXP用ドライバも入手でき、 それを参考に手元にあった30Gの2.5インチハードディスクを接続、前に買ったディスクトップ用に 買ったWindowsXPをインストール、無事に出来ました。ここで一安心。
 バックライトも5分ほどで白色が出るようになることがわかりました。
 となると、ACアダプターも仕入れたほうがいいなぁ、というので秋月の19V3AのACアダプターを通販で購入、 プラグが合わないので交換、なんとか格好がついて動かせるようになりました。ACアダプター\1900-.だったか。 トータルしてやっぱり結構高い買い物だったかな・・・。
 年も明けて2006年、やはりバックライトの赤色が気になりはじめ、一大決心をし失敗覚悟で交換することにしました、 失敗したらディスプレイを繋いでデスクトップ機と使用することにして。
 で、またしてもYAHOOオークション、探すとありましたね、バックライトの蛍光管が、早速注文。
 14インチ用直径2mm、292mmを\2080-.ほどで入手、失敗覚悟なのであまり高いのは遠慮。

以下その顛末、蛍光管の交換は済み無事に点灯しましたが、光りムラが出て結局は半分失敗と言えるかもしれないですねぇ。


1.
まずはパネルの枠を外す。5カ所ゴムの栓がしてあるのをダイソーの時計ドライバセットの[−]ドライバでえぐり取る、 その中に見えるネジ5本を[+]ドライバで外し、枠の隙間に爪を入れていくと枠が外れてきます。
外観1  外観2


2.
本体両脇のヒンジカバー(と言う名前かは不明)ははめ込みなので、これを裾をちょっと広げて外す。
cover1  cover2


3.
カバーの下のネジ両脇2本とLCDの上の金具とカバーを止めているネジ2本、ヒンジとカバーを止めている太めのネジ2本、 計6本をはずし、カバーをそっと外す。
ヒンジから上に伸びている両脇の腕と、LCDユニットを止めているネジ4本を外す。このネジはちょっと力のいれ具合を 間違うとあっという間にネジの頭をなめてしまいそうでした。
cover1  cover2  cover1


4.
キーボードにクッションになるものをおいてLCDユニットを置き、信号用コネクタを止めているテープをそっとはがし、 コネクタをはずす。全面の厚手のアルミホイル状板でおおわれているので、丁寧にはがしていく。 その下のLCD上下の銅テープもはがす。基板の上に絶縁用?のプラスチックのシートがあるので、 その金属との間だけはがしておく。

panel1  panel2


5.
LCDユニット四隅の4本のネジでプラスチック部分と枠を止めているネジ4本を外す。四角の金属枠と上下の 金属枠に分かれるが、LCD上側の金属枠は簡単に外れるが、問題は下側。下側の金属枠は蛍光管の黒線側に 反射板とのあいだにブチルテープ状の物でくっついておりこれが剥がれないせいで上手く枠が外れない。
ここで失敗し古い蛍光管を破損してしまい、反射板を曲げてしまったのでありました。これでもう後にひけません。
これには水銀ガスが入っていると言う、なんと家のなかにまき散らしてしまった・・・。

panel3  panel4  panel5


6.
なんとか外せたところで古い蛍光管の半田を外し、新品の蛍光管を半田付け、余分な電極の線をカットする。 蛍光管にはリングが付いていたのでこれを忘れずに付ける。半田付けの前に絶縁用チューブを入れておき、 半田付けの後蛍光管が割れないように押し込む。

panel1  panel6  panel6


7.
コの字型の反射板に蛍光管を入れてLCDユニットに入れる。黒い側に電線をきっちりミゾにいれないと 金属枠が入らないので丁寧に入れる。


8.
バラした逆の順序で組み立てていく。


9.
蛍光管はとりついたが、光具合は画面右下に若干のムラがでてしまった、使用にそう大きな支障はないのでよしとする、 まぁ素人がやるとこんなものか。 蛍光管の色のせいか画面が青っぽくなってしまった、色温度が違うんでしょうね。これもよしとしよう。
仕上がり


以上バックライト交換の話しでした。
(このページは交換の記録です、参考にされても結構ですが、ご自身で交換する場合は全て自己責任で行ってくださいね。 失敗しても当方は一切関知しません。)


頼りにしたページ バックライト交換方法・・・・・


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