Sindy50の購入後の注意点
−Sindy50オーナーズクラブ作成−
●セルモーターが回らない。
→ブレーキを握ってからセルボタンを押しましょう。ブレーキを握らないと電源が入らないようになっています。もし、握ってもセルが回らない場合はバッテリーが上がっている事が考えられます。このバイクはどうも、バッテリーが上がりやすいようです。
●キックペダルでエンジンをかけられない。(キックペダルが柔らか過ぎる)
→後ブレーキを握ってからキックペダルをキックしましょう。このバイクは、キックでエンジンをかけるときに、後ブレーキ〈左のレバー〉を握らないとキックが出来ないようになっています。
なお、このレバーと連動して、エンジン下のブレーキワイヤーに繋がっている部品が動くようになっていますが、新車購入時にこの部分の調整がうまく出来ていない物が多いようです。購入店で調整してもらいましょう。なお、この部分はブレーキの調整をするたびに再調整をしなくてはなりません。調整の方法を教えてもらい、理解しておいた方が良いと思います。バッテリーが上がった時にキックでもエンジンがかけられないと、バイクを押して帰らないとならなくなります。
●朝や、しばらく乗らなかった時、エンジンのかかりが悪い。
→このバイクの前ブレーキ(右レバー)の上に小さなレバーがついています。それがチョークレバーですので、そのレバーを引いてからエンジンをかけて下さい。エンジンがかかった後は引いたレバーを元に戻してください。それでもかからなかったり、すぐにエンジンが止まるようでしたら、調整の必要があります。バイク修理店で調べてもらってください。
●ブレーキレバーがかたい。
→このオートバイは部品を組みたてる時に必要な部分にオイルやグリース(粘性のあるオイル)を塗ってありません。この作業はブレーキ自体にグリースがついてしまうとブレーキが利かなくなり、危険なので、専門知識のある人にしてもらってください。なお、この国では、販売店の人は整備を知らない人がいますので、修理設備の整った販売店もしくは修理店に持っていった方が無難です。
●シート後ろの荷台が割れてしまう。
・ このバイクの荷台は金属製ですが、質が悪いので、負荷をかけると100%割れます。この部品はステンレス、もしくは鉄パイプで作られた部品に交換しなくてはなりません。私の場合は、販売店に言って買って来てもらいました。ただし、手作りですし、販売店の者はステンレスと言っていましたが、どうも鉄のようで、すでに錆びが発生しています。18万ドンでした。
●キーを回し、電源を入れるとピーピー音が鳴る。
・ この音は、シート下のオイルタンク(乳白色のプラスチック容器)のオイル量が減ってきた時の警告音です。オイルを入れてください。このオートバイは2ストロークエンジンです。2ストローク専用オイル(2T)を入れましょう。
●バックミラーで後ろがよく見えない。
・ このバイクの純正ミラーは、品質が良くありません。普通の鏡がついています。もっと品質の高い、球面鏡のついたミラーに交換しましょう。
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